やっぱ銃火器は偉大だった
今回はなるべく多めにしたつもり(当社比)
準備完了!
早速行こうではないか。
因みに今回も隠密は全開でございます。
正直そこまで長く探索も出来ないだろうし、まぁ今度ゆっくりここ来た時に堂々と観光しようかと思ってるよ。
さてさて、取り敢えずは…。
なんかやばそうなところから行くか!
転移や飛行を多用しながら適当に見て回る。
てか普通に遠くから見ると割とちゃんとした都市に見えるよね。
ま、細部はスラムって感じのとこもあったり色々銃撃戦してるのとかは仕方ないけど。
てか街中で発砲すな。
銃を持つのは良いとしてさ。
だってその方が裏の都市っぽいし。
でもちょい物騒すぎじゃね?
…いやまあ何処かの学園都市は平然としてたか…。
でもこっちは銃弾一発で死ねるんだから程々にしときなよな〜。
それはともかく。
なんかあの銃変じゃなね?
あれ〜?
ん?
え、魔力纏ってる?
ほわ?あれ使ってるの魔法少女じゃないよな?
てかなんなら普通の一般人よな?
あれはどゆことや…。
取り敢えずコッソリ解析。
……ん〜ん?…ほうほう、そんな事だったか。
分かりやすく言うなら魔道具ってとこかな?
空気中の魔力を自動的に吸収して使ってると。
それを弾丸に纏って強化してる感じか。
まさかこんなものがあるなんてねぇ…。
おや、こっちは防弾ベストにも魔力が。
え、防いでるんだけど。
確かにあれ自体がslickレベルの強固なアーマーってものあるだろうけど。
それでも弾丸に魔力を纏って強度、貫通力、威力か上がってるのに凄いな。
まぁ魔法少女が使うなら普通に自前の武器魔法あたりを使った方が明らかに良いからバランスは取れてるのかな?
魔法少女なら銃弾を自力で防ぐ事もできるだろうし。
一般人のちょっとした対抗手段ぐらいの感覚で良さそう。
一応魔物って魔力乗ってないと倒せないからさ。
多分C以下ならあれで何とか倒せるぐらいだし。
いやまあこの都市限定だろ。
だって入手手段がブラックマーケットからぐらいしか無いんだぞ。
確かにこれは裏世界の都市してる。
てか当然の様にグレまで…。
あぶな。流れて破片が飛んで来た。
…キミら一応破片でも死ねるんだぞ?
成程無法と言うには相応しいのか?
まぁ、なんか…うん。もういいか()
新しい文明の発展を見たところで次行こう。
次は…
おや、随分いい装飾の服装。
てか多分アレ魔法少女じゃね?
あの子は…なんだろ。
金髪に青の瞳。
なんか、お嬢様感あるな。
所作めっちゃ綺麗だし。
え、このスラムみたいなとこで?
誰かと話してるけど…。
「だーかーらー!何度も言ってますのに!」
「分かってる分かってる、でも一応こっちも事情があるからさ?悪いけどちょっと無理だよ。」
銀髪と翠眼。
こっちはアレだ。
お姉様って呼ばれそうなタイプ。
高身長かつスタイル良しで中々に低音効いたイケボ。
しかもめっちゃ顔が美人。
絶対夢女子生産してきたやつだ。
「私だってそれなりに強くなったのに?そろそろ…。」
「だーめ。一応君のお姉さんからのお願いでさ。それにまだ成ってから1ヶ月もたってないでしょ?」
「あの過保護なお姉様は知りません!それに、普通は直ぐに実践に移せるって。」
「ここのやつらは特殊だからさ、今回は諦めてよ。後で何か奢ろうか?」
「むむ、この私を物で釣ろうとするとは…。ちゃんと約束は守るのですよ。」
和むねぇ。
是非とも何かあって欲しいっすね。
恐らくこの都市でも相当良いところの人達だよね。
多分トップ層。
せっかくだしもうちょい情報が欲しいけど…。
「…ん〜?なんだか変な…うーん…。」
「あれ?どうかした?」
「いえ、誰かが見てるような感覚がして…。」
うぇ?バレた!?
いや、バレてはない?
勘的なやつか?
「…ふむ。確かになんだか気配が不自然。いや、隠蔽が自然すぎるから、か?」
「やっぱり気のせいではなかったですの?」
「少なくとも隠れてはいるかな。よく気づいたね。」
「視線や気配の察知は私の特技ですから!…でもどうしますの?ヤるんですの?」
「まったく血の気が多いなぁ…まぁ、敵意は感じないし…単に見ているだけ?でもそれはそれで怪しいし…どのみちこのまま隠れてるならあたしが暴いてやるかな。」
あー…これは…。
潮時っすね。
そろそろ逃げよ。
そうしてコッソリその場を離れた。
さてさて、今回はこんな所で良いかな。
ではそろそろあの子の様子でも見るとしますかね?
なんか呼ばれた気もしたし。
変な展開にしたせいでなんかよく分かんないことになってきた。