協会にて:残業
サービスも付け足せば良かった?
社会人が聞きたくもないワード上位だよな
てか流石に前回ふざけすぎた
ちょっと深夜テンションだっから、
まあ…温度差的なやつならアリなのか…?
あと総合ポイント3000きた
「そう。彼女、生きてたのね。」
「うん。そうらしい。良かった。」
「あの後に数日姿を現さなかったら死んだかと思ったものね。」
「流石にあれで死なれるのも嫌だし。」
そこまで関わってなく、情自体も薄いとはいえ、彼女の様な幼い少女が死ぬのは普通にきついしエト自身の罪悪感も出るだろうから。
「にしても、考える事が一気に増えたわね…。」
「ええ、それにあの力を使えるなら奴らも取りに来るはず。」
「魔女会ね。本当に厄介だわ。」
何度も探ってるんだけど。
まさか拠点すら掴めないとは。
全く面倒ごとばかり増えてく。
今回のスタンピードの後始末も終わってないのに。
「復旧作業はどうなったの?」
「まだ半分しか。いくら“復元者”と“記憶書庫”がいても5つの大都市が半壊、そして2つは全壊だというのなら流石にね…。」
「まだまだ時間が掛かりそうね。仕方無いか。」
過去最大クラスの規模、それにいつもより早期発生。
流石に追いつかないな。
そう話してたらその二人が帰ってきた。
「戻ったよぉ〜…もう限界…。」
「あ、お帰り。進捗は?」
だいぶ疲れてそうだがまず先にこれは聞いておかないと。
「小都市3つと中都市2つの復元は終了した。全体は65%ぐらい?」
「中々進んだね?」
「おかげでもうヘトヘトなんだけど。てか人手が足りないんですけど。」
「貴方ぐらいしかこれが出来ないから仕方無いわよ。」
都市をたった一人で復元する。
それが出来る怪物なんだから。
「私も苦労してるんだけど。」
「あなたは魔力も労働力も使ってないでしょ!私だけじゃん!」
「指示を出して貴方用の復元マップを作ってるのは私。それに普段から全ての都市構造を記憶する為に動かされてる。おかげで昔はひたすら働かされた。もっと労え。」
「それも持ってる能力が悪いのよ。」
彼女ともう一人、“記憶書庫”と呼ばれる魔法少女がいれば例え都市そのものが消滅しても元に戻せてしまうのだから。
なのでこういう時は二人ともずっとあちこち引っ張りだこなのだ。
「今日も明日もノルマが終わらない。残業つらい。」
「…流石に終わったら休みは取らせるわよ。」
「今有給365日と…?」
「幻聴ね。それに休みを取りたいなら早く終わらせる事ね。」
「欲しけりゃくれてやる。働け!この世の全てをそこに置いてきた。っていう事?」
「…こう言う時だけ昔のネタを引用して使わないでくれるかしら。でも合ってるわ。」
それもう100年以上は前のネタよね?
いや、にしても流石に働かさせすぎたかな…?
「…まあともかく今日はもう遅いし帰ってなさい。」
「珍しい。もっとやらされるかと思ってた。」
「…そういう時もあるのよ。」
「そのかわり明日からもっと働かされるんです…。きっとそうなんです…。苦しいです。辛いです。人生もう終わりです…。」
「気が早いわ。そんな鬼じゃないわよ。」
「なら休みください。」
「終わったらね。」
「意味が分かりません。終わりなんてないのです。」
「落ち着きなさい。」
「じゃあ可愛い女の子ください。精神安定剤です。愛でたいです。」
「その情緒が解らないわ。」
どうしてこう…
優秀な人材は皆性格と人格に難があるのか…。
「取り敢えず今日は帰りなさい。てか帰って。貴方達と会話するのは疲れるのよ。」
「ひどっ。」
「うん。正解ではある。」
「ひどっ!?裏切るのか!?」
「取り敢えず帰るよ。休みたいんでしょ?」
「…分かったさ。それじゃ帰りますね。」
「ええ。」
…行ったか。
「…全く。向こうも大変なのは分かるんだけど、それでもやっぱり面倒ね。」
「私や監督ちゃん、あと貴方ぐらいしかまともな常識人がいないもの。」
「…貴方。自分が本当に常識人だと思ってるの?」
「失礼な。妹が絡まなければ普通よ。」
そこがまともじゃないんだけどこのシスコンバカ。
「てか私も帰りたいんだけど。そろそろ詩織に会いたいんだけど。」
「貴方は私と残業よ。魔女やアリウスの件が終わってないわ。」
「どうして…。」
こっちも仕事は終わらない。
協会は今日もいつも通りだ。
断章なのでいつもより文章力皆無。
だいぶゆる〜としてるので数少ないほのぼの回として見るのが良いのか…?
あとセミブルー広ちゃん当てました。(学マス)
ついでに広ちゃんの好感度10も行きました。
‥‥流石に好きすぎて死ぬんだが。