1話で既に死んでたのに4話目にしてようやく転生するんかい
んー展開が難しい
いやぁー時間かかりましたなぁ。
我々の界隈ではよくある事だけど。
とは言え申し訳無い。
待たせちゃってごめんね。
「いえ、中々見てて面白かったですよ?」
あ、そう?
「それに神の時間感覚はこの程度数分ぐらいにしか思ってませんし。」
なら良かったけど。
じゃ、これからどうするの?
「私が向こうに転移させます。その時に先程貴方が設定した体に移します。」
ほうほう。
「座標は…一応先に貴方用の拠点を用意しましたけど其処で良いですか?」
至れり尽くせりだね。
「とは言え最低限の設備しか有りませんしなんなら廃墟ですけど。」
一応生活自体の不便さとかは無いの?
別にあってもそれはそれで面白そうだけど。
「貴方の魔法なら大丈夫だと思いますよ。」
あ、そうだボクの魔法少女の能力聞いてなかったけど。
「向こうで説明書を置いとくのでそれを読んでください。」
らじゃ。
にしても随分色々してくれるじゃん。
「私にとって史上初の存在です。貴方には色々と興味が湧いていますからね。」
ほー、そうなのか。
「なのでガッカリさせないでくださいね。」
いや圧よ。
「さて今の内に他に質問が無いなら送りますよ。暫く観察する都合上連絡は取らないでおくので。」
うーん。何か質問…。
あ、向こうで何をすれば良いのか聞いてなかったけど。
「別に。なんでも良いですよ?好きに動いて構いません。悪でも正義でも。」
良いんだ。
「これは試験的な試みですので。本人に選択させる方がいいと言う事です。」
おけ。
じゃ他には無いかな。
「では送りますね。良き第二の人生を。」
サリエルさんがそう言って指を鳴らした。
そしてボクは光に包まれた。
多分次回も説明回になりそうかも知れない