死至生者
そうそう、ついこの前アイマスこと学マスを始めました。
絶対ハマりすぎるって分かってたから今まで手付けなかったんだけどね。
全部コントラスト広ちゃんが悪い
あんなん脳焼かれるに決まってる
解析、完了。
対象、命中効果有。
目標は中心部。
核を、狙え。
さて、厨二プレイをしたくなってきた。
やるか。
ゆっくりと歩き出す。
優雅に、そして圧倒させるように。
迫る攻撃は全て消失し、当たらない。
この場の支配者はボクだ。
ーー
奴にある程度近付いたら魔法を発動。
魔力をそのまま出しただけの魔力弾だが、ここに死滅力を混ぜる。
はい、掠っただけで即死の理不尽魔法完成です。
発射！
やってきたレーザー諸共消滅させながらコアに向かう。
まあ当然コアは当たらないのだが。
しかし問題では無い。
「“固定化”」
エトの技をパクる。
視て覚えた。
やり方は分かったからね。
彼女ほど上手く出来ないとは言え、僅か少し、物理的に、多少でも攻撃が当たる様になればいい。
“当てる”ことさえすれば勝ちだから。
そのお陰で魔力もそこまで使ってない。
案外適当である。
にしても結構抵抗するね。
確かに手加減してるのにそれでも魔力がゴリゴリ減ってく。
幾らボクの魔力量でも多分数分で尽きてしまうかも。
そりゃボクより魔力は少ない彼女は一回で魔力切れるよな。
元々かなり消耗してた様だったし。
閑話休題。
では…ってアイツ性懲りも無く衝撃波出そうとしてる。
まあ、今度は発動前に潰させて貰うけどね。
「“死滅砲”」
広域範囲型高速弾速系統殲滅即死攻撃(長ぇわ)。
外側の無駄に硬い結晶体諸共砲撃する。
直撃。
一瞬、なんともないように見えた。
しかし、直撃した箇所から塵になりながら崩れて消えていく。
そこそこ効いてるのか攻撃は中断された。
フフ、これこそ死の力。滅びのバーストストr…キャノンである。
これを内部コアに当てれば勝ちってこと。
さて、決着をつけようか。
「“魔法陣展開”」
前もやった弾幕。
しかしそれだけではない。
大幅に追加、総数は千。
そして、
「死よ。」
死滅力を含める。
この時、死滅力を大幅に使ったからなのかボクの背から白い羽根が生えていた。
天使の翼っぽいな、成程神の眷属らしく、かねぇ。
でもなんで片翼だけなん？
まだこの肉体は人間だから、か？
でもあれだな、うん。
黒かったら危なかった。
片翼の天s…ゲフンゲフン。
ま、まあ良い。
では、死ぬがよい。
「“発射”」
大量の死の概念が込められた魔力弾が奴を蹂躙する。
向こうもやばいと感じ取ったのか空間遮断の結界を出して防御するが、当たった部位から消滅していくのでもはや意味が無い。
でもその攻撃自体は止められてしまうので耐えられちゃってる。
ホントにしぶとい。
まだ凌ぎきって耐えるか。
しかも反撃も少しして来てる。
良いだろう、ならば数を増加！
更に倍、二千の魔法陣を展開。
魔力が無くなる前に押し切る！
数を増やした影響か背中の翼がなんか輝く。
それは今はいい。
オラオラオラオラー！！！
死ねぇぇぇーーーー！！！！！
よし！このまま押し切る！
ーー
僅か十数秒、長いようで短い弾幕による攻防の末。
ついに内部コアに一発、一瞬だけ攻撃が当たった。
刹那、気味の悪い不協和音の断末魔と共にライフクリスタルは消滅していく。
…………。
これは。
ああ、そうだ。
勝利だね。
S+ランク討伐成功だ。
これを次回エト視点で出すかな
