その日人類は思い出した…訳じゃ無いけど
遅れて申し訳ない!!!
間に合わなかったよ…
後ちょっとした小話2です
ブルアカをやっている人、最新ストーリーはもう見たか?
見てない…?今直ぐ見て来るべし!!
見た…?嗚呼、もう言葉は要らないな。
同士よ…ガチャを…引け…。
あ、わたしはシロコ*テラー70連お出迎えとホシノ(臨戦)は天井でした。
石が少し足りなくて途中でストーリー読み始めたんだけど
結局ストーリー読み終わるまで来てくれなかったよ…
日常。
それは割と簡単に崩れる。
そうだな…。
例えば魔物がいつもの数倍現れただけで。
これはきっと良い例だろう。
スタンピード。
魔物の同時大量発生。
突如起きたそれに魔法少女協会は騒然とした。
『スタンピード発生!繰り返す!スタンピード発生!動ける魔法少女は直ちに討伐と住民の避難を急いでください!』
「ええっ!?いつもよりだいぶ早くない!?」
「毎年10月ぐらいだったからね〜。」
「いやそんな能天気な事言ってられないでしょ。」
「は、早く行かないと…。」
「そうじゃん。この数ならスコアもそれなりに稼げるし遅れるわけにはいかないよ!」
「そ、そっち…?」
「相変わらずね〜。」
魔法少女達は一斉に動き出す。
そこに多少の私情があろうと彼女らは仕事をこなす。
無関係では無いのだから。
そして外。
「きゃあぁぁ!!」
「に、逃げろぉぉ!!」
「助けて…!!」
人々が逃げ惑う。
「こっちに逃げてください!!」
「む〜!!人手が足りないよぉ〜!!」
「こんな状況じゃ仕方ないとはいえきっつい…。」
慌ただしい状況は協会内と変わらず。
寧ろ魔物が暴れているからこっちの方が切羽詰まっている。
別の場所。
「う、うわぁぁ!!」
逃げる人々の中、一人が魔物に轢き潰されそうになっている。
「“流突”!」
水の魔法が魔物を貫く。
「た、助かった。」
「ここは危険だよ!避難区域まで退避して!」
そう言うのは水を纏う剣を持つ魔法少女、フローアクア。
「こんなに早くスタンピードなんて…。しかも思ったより数が多い…。」
そう声を溢す。
姉から聞いていたとは言え驚くは驚くから。
その時、誰かが走ってくる音がした。
「あ、アクアちゃんまってよ〜…!」
「ラミちゃん遅いよ。」
「急に飛び出して行っちゃったんだから…。」
彼女にラミちゃんと呼ばれた淡い栗色の少女はそう言う。
「それに私はアクアちゃんより早く動けないし…。」
「理論上はあなた方が速いって。」
「それはフルバフ状態だからでしょー。常時その速さは無理なんだから。」
かなり親しげに話している。
古い仲なのだろう。
「とにかく、私達のやることは単純。」
「雑魚狩りだね〜。…っ!わわっ、これは…。」
突如、付近に魔力反応。
新しい魔物が現れた。
巨大な虎と言ったところか。
所々青い炎を纏っている。
「推定A…多分妖魔虎ね…良かったわ二人でいて。」
「一人じゃまだ倒せないもんね。」
戦闘に入る。
「ラミリア!支援魔法頂戴!」
「了解〜支援行くよ。“速度強化”“魔力補正上昇”」
淡い栗色髪の魔法少女、ラミリアは合わせて詠唱する。
するとフローアクアに薄く光が纏われる。
支援魔法だ。
「よし!“流水剣舞”」
流れる様に動き回り、凄まじい速さで剣を振って斬り刻む。
この一瞬でかなり深手を負わせた。
妖魔虎が苦し紛れに青い炎を放つ。
しかしラミリアによって速度が強化されたフローアクアに当たる筈が無く。
「ラミちゃん!今!」
「任せて〜!発射!」
隙を突き彼女が出現させた大砲が直撃。
そのまま撃破。
「本当にその支援魔法も火力も凄いよね。一人だったらコイツ倒せないのに私。」
「その分結構溜めがいるし難しいし、寧ろ私こそアクアちゃんみたいに一人で自由に動けないから凄いと思うけどなぁ…。」
お互い魔法少女としてはまだまだ日が浅い。
しかし二人での連携は格上のAランクすら軽く倒せてしまうシナジーがある。
「さてと、この調子で行くよ!」
「張り切ってるね〜。」
「最近あんまりいいとこなかったから。」
割とそれなりに気にしているのだ。
ここらで一回しっかり活躍しないと。
二人は再び魔物を探しに行った。
ラミちゃんは多分ほんわかした天然系かな?
しれっと人気が出そうな子