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DX3rdリプレイ「Sparking Moonlight」  作者: 雉里ほろろ
リプレイパート
7/29

ミドルフェイズ3

GM「情報収集が一周回ったので、イベントが発生します。ええと、PC2のジバシは必ず参加してほしい。他の二人は任意参加です。調査を進める合間で、何か昼休憩で何か食べようかとお店を探しているシーンです」

双葉&ノハラ「参加しません」

GM「はい、分かりました。それじゃあジバシが一人でお昼ご飯を食べようと町中でお店を探し歩いているシーンです。シーンインどうぞ」


侵蝕率上昇

 ジバシ:52→59


ジバシ「俺、侵蝕率がもうそろそろ60に届きそうなんだが(笑)」

ノハラ「ヤバいな」

GM「ホントに出目高いな」

ジバシ「もうダイスボーナスが目の前だぁ」

GM「ではシーン始めましょう。ジバシは聞き込み調査を進める合間、少し遅めの昼食を摂ろうと店を探しています」

ジバシ「トマト料理……ナポリタン?(笑)」

GM「ジバシがパスタの店を探していると、正面から偶然にも稲見月子さんが歩いてきます」

ジバシ「あれ、お久しぶりです」

GM「あっ、貴方はこの間の。あのときはありがとうございました」

ジバシ「あぁ、いえいえお気になさらず」

GM「お買い物ですか?」

ジバシ「美味しいナポリタンがある店を探していて」

GM「あら、そうなんですか? ちょうど私もお昼ご飯を食べようと思っていたところだったんです。良かったら一緒にいかがですか?」

ジバシ「ああ、是非」

GM「この少し先に美味しいと口コミで評判のパスタ屋があるんですよ」

ジバシ「良いですね、行きましょう」


GM「では月子さんに案内されて、ジバシはパスタの店にやってきました。店内は落ち着いた雰囲気で、少し遅い時間だったからか待ち時間もなく席に案内されました。月子さんはメニューを見てすぐに注文を決めたみたいです。『私はこのクリームパスタを』」

ジバシ「あー……同じものをもう一つ」

GM「ナポリタンじゃないのかよ!(笑)」

全員「(笑)」

GM「あ、あれ? 赫枝さんはナポリタンじゃなくて良いんですか? 確かにクリームパスタも美味しそうですが……」

ジバシ「ナポリタンは口が汚れそうなので……」

GM「クリームパスタもそんなに変わらない気がする(笑)」


GM「しばらくしてパスタが運ばれてきました。『わぁ、美味しそう。早速頂きましょうか』」

ジバシ「そうですね、頂きます」

GM「では二人はモグモグと食事を始めました。それじゃあそうだなぁ……。月子さんは食事をしながらジバシに世間話を振ってきますね。『ジバシさんはこの町に住んでいらっしゃるんですか? ……以前、家がないみたいなことを仰っていた気がしますが』」

全員「(笑)」

ノハラ「いつから家がないんだろう(笑)」

GM「ホントにジバシはどうやって生活しているんですかね」

ジバシ「今は支部長の――いや店長の、隣町にある喫茶店で住み込みで働いています」

GM「喫茶店で住み込みですか」

ジバシ「ええ、ちょっと屋根裏で」

双葉「ペル○ナ5かよ(笑)」

ジバシ「屋根裏のゴミ扱いは嫌だ(笑)」

GM「まだ若いのに苦労していらっしゃるんですね」

ジバシ「いやぁ、今のご時世に住み込みで働かせてもらえるだけありがたいですよ」

GM「へぇー、赫枝さんは立派ですねぇ」

ジバシ「せやろ?(笑)」

全員「(笑)」

ジバシ「と、頭の中で胸を張っておきます(笑)」


双葉「これは色々と月子さんから情報を聞き出すチャンスなのかな?」

ジバシ「月子さんって何歳くらいに見える?」

GM「二十代前半から中頃かな」

ジバシ「稲見さんは、お仕事は何をされているんですか?」

GM「仕事か……どうしようかな。『仕事はもう辞めてしまったんですよ。以前は会社勤めをしていたんですが、結婚を考えていてそれを機に』」

ジバシ「あー、そうなんですね。この町には長いんですか?」

GM「いえ、私はこの町に引っ越してきたばかりなんです」

ノハラ「なるほど……」

ジバシ「その前はどちらに?」

GM「以前は東北の方に」

ジバシ「あぁー、東北に。東北は良いところですよね」

GM「ええ、空気も美味しくて住みやすい町でした」

ジバシ「最近、何か困ったこととかあったりしました?」

GM「困ったことですか? うーん、やっぱり今だと雷の話ですかね? 怖いですよねぇ」

ジバシ「あー、やっぱりそうですか。何か雷について、詳しい噂とかあったりします?」

GM「噂ですか……? いえ、私はそういうのに疎くて。消防の人とかが、対策とかしているんでしょうか?」

ジバシ「そうですねぇ。ウチの店長も色々と調べてくれれば良いんですけどねぇ?」(双葉に視線を送る)

双葉「いやいやいや(笑)」

ノハラ「ここぞとばかりに圧をかけていく(笑)」

GM「へっ? 喫茶店の店長さんは、消防団か何かをされているんですか?」

ジバシ「あー、まぁそんなところです」

双葉「俺の知らないところで情報が流されている(笑)」


GM「ではこの辺りで、会話も弾み食事が終わったということにしましょう。『では、私はそろそろ夕食の買い物があるので失礼しますね。一緒に食事が出来て楽しかったです』」

ジバシ「いえいえ、こちらこそわざわざありがとうございました」

GM「また機会があれば一緒にお食事しましょう」

ジバシ「そうですね、是非!」(食い気味)

双葉「食い気味だ(笑)」

GM「月子さんは会計を済ませてお店を出て行きます。ではここでジバシは〈知覚〉で判定をお願いします」

ジバシ「〈知覚〉? どこだどこだ」

GM「【感覚】のダイスだね。難易度は7で」


ジバシの〈知覚〉:2D(C値10)→7


GM「良かったねぇ。成功です」

ジバシ「良かったぁ!」

GM「ジバシは店を出て行く月子さんの歩き方に違和感を覚えます。彼女は怪我をしているようには見えませんが、何故か歩き方が不自然でぎこちないです。それがジバシには妙に気になりました」

ジバシ「むむ……?」

GM「ではこれにより情報収集項目に『稲見月子について』が追加されます」

全員「あら」

ジバシ「……ちょっと待って? これもしも俺が判定に成功してなかったら、永遠に月子さんとパスタ食べに行く予定だった?」

GM「無限パスタコースありえました」

全員「(笑)」

ノハラ「助かったな(笑)」

双葉「月子さんの情報って、何で取れるの?」

GM「ええと、〈情報:噂話〉もしくは〈情報:UGN〉で難易度が8」


情報収集項目追加

・稲見月子について:〈情報:噂話〉or〈情報:UGN〉8


GM「それじゃあこれでイベントシーンは終了です。次は情報収集に戻ったり、さっきのラウンドで手に入れたイベントを起こしたり出来ます」


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