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DX3rdリプレイ「Sparking Moonlight」  作者: 雉里ほろろ
リプレイパート
4/29

オープニングフェイズ3

PC2、ジバシのオープニングです。

GM「次でラスト、PC2のオープニングだね。シーンインどうぞ」


侵蝕率上昇

 ジバシ:31→40


GM「ジバシは現在、上司である双葉から任務を受けて隣町のS市へ赴き、街中で雷の目撃者を探すなど、聞き込み調査をしているシーンです」

ジバシ「失礼、少し良いですか? 最近、晴れた日に雷が落ちる、なんていうのを見たりしませんでしたかね?」

GM「ではそんな感じで聞き込みをしていると、『あー、アレだろ? 最近SNSとかで見かける噂の奴』と、SNSに親しんでいる若者を中心に噂が広まっているようですね。『それはデマだろ?』と言う人もいれば、『でも俺、実際に雷を見たぜ!』という人もいます」

ジバシ「なら、携帯とモバイルPCを駆使してネット上の情報とか、動画があったりしないかを探してみます。適当に公園のベンチとかに座って、カタカタと」

GM「なるほど、それならそうだなぁ……。動画を撮っている人とかもいたかもしれませんが、そこはUGNが手を回して、噂が町の外にまで広がったりしないように情報統制をしています。なのでネットでも噂の域を出ない感じで話が収まっているみたいです」

ジバシ「情報統制してるならUGN、ちゃんと教えてくれよ(笑)」

GM「も、もし何か情報が出回ってたらまたUGNに報告して根回しして貰わないといけないから、それを確認していたということで!(笑)」

全員「(笑)」


GM「そうしてジバシが公園のベンチでPCを弄っていると、目の前の……公園の外の道路を一人の女性が通りかかります。その女性はジバシの前を歩いている時に、何かにつまずいてしまったのかバランスを崩して転倒してしまいます」

ジバシ「あ、ああ。大丈夫ですか?」

GM「女性はその拍子に手提げ袋を落としてしまい、中からは夕食の買い物帰りだったのでしょうか、食材が幾つか転がってしまいます」

ジバシ「トマトとかトマトとか(笑)」

GM「リンゴとか、お肉とか、あとトマトもつけましょう(笑)」

ジバシ「『大丈夫ですか?』と声をかけつつ、そのトマトとかトマトとかを拾いましょう」

GM「『ありがとう、助かりました。私、ドジですぐに転んじゃうんです。まだ慣れなくて……』と、女性は照れくさそうに笑います。その女性は二十代中頃といった年齢です」

全員「あらー」

GM「ありがとう、親切な方。私の名前は稲見月子。あなたの名前は?」

ジバシ「赫枝飛波飛(ジバシ)です」

GM「赫枝さん、と言うんですか。素敵な名前ですね!」

ジバシ「そうでしょう?(笑)」

GM「ええ、とても素敵!」

双葉「めっちゃ素直な人だ(笑)」

GM「『何かお礼がしたいけど……そうだ、良かったおひとつどうぞ!』とトマトを差し出してきます(笑)」

全員「(笑)」

GM「いや、だってジバシが凄くトマトを欲しがるから(笑)」

ジバシ「ありがとうございます、大好物なんです」

GM「ふふ、喜んでもらえて嬉しいわ」


ジバシ「そうだ、少し伺ってもいいですか? 最近、この辺りで晴れた日に雷が鳴るという噂を聞いたことはありますか?」

GM「雷の噂ですか? あぁ、最近はその噂で持ちきりですよね。もし自分のお家に雷が落ちたらどうしようって思いますよ。怖いですよね」

ジバシ「なるほど、そうですよねぇ。僕の家も……いや、もう家はないんですけど(笑)」

GM「えっ、お家ないんですか!? 大丈夫なんですか?」

双葉「ジバシ、住所不定なの?(笑)」

ジバシ「いやー、給料を愛する姉妹達に仕送りしていたら住む家がなくなっちゃって」

GM「え、ええと……それは大変ですね。お仕事、頑張ってくださいね……?」

ノハラ「引かれてるぞ(笑)」

GM「それじゃあ、私はそろそろ行きますね。最近は物騒な噂もありますし、気をつけてお仕事頑張ってくださいね」

ジバシ「はい、ありがとうございます」

GM「そうして女性はその場を立ち去ります。こんな風にジバシがS市の調査に乗り出したところでシーン終了です」


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