11話 冒険者ギルド・ミナート支部
ブックマークの追加ありがとうございます!
(*´꒳`*)
宿に泊まり朝食を食べた僕とチロは早速、獣人国行きの船に向かった…
「獣人国行きの船なら1番早くて3日後だな。だが、その船は金のある商人が利用していてな、金は大丈夫か?」
「うん。大丈夫!」
「それならチケット1枚120万ゴールドだ。その肩に乗っている蛇は…ちょっと重さだけ計らせて貰ってもいいか?」
お兄さんは後ろにあった体重計を寄せて指をさした
「分かった! チロここに乗って貰ってもいい?」
「キュ!」
ピョン
チロが体重計に乗ると針が1kgも行かなかった
「まぁ、予想通りだな。1kg以内ならば1万ゴールドだ」
「重さで値段が変わるの?」
「ああ、そうだ。船といっても安全に行くなら決まった重量を守らなくちゃいけないからな。
それでここで払うか?」
「うん!」
僕はバックの中に手を入れアイテムボックスを開いて金貨12枚と大銀貨1枚を渡した
「…あんまり大金を持ち歩くのは危ないぞ?どっかのギルドのカードに金を入れておけば、それで支払いができる。カードは登録した魔力でしか、買い物や支払いが出来ないから便利だぞ?」
へぇ〜そうなんだ! 知らなかった!
「分かったー。ありがとう! お兄さん!」
「ああ、これがチケットだ。くれぐれも無くすなよ?」
「はーい!」
僕が素直に返事をすると、お兄さんは腕を組んでうなづいていた…どうしたんだろう?
「…後3日間どうしよう?…そうだ!ギルドカードにお金を入れるついでに依頼を受けようっと!」
僕は人に道を聞きながら無事に冒険者ギルドに着いた
ギィィ…
2つに分かれた木のドアを押し中に入ると僕が最初に入ったギルドと違い、どちらかと言うと成人した時にお父さんに連れて行ってもらった酒場に似ていた…。
左半分はお酒やご飯などの場所になっていて、ここで食べる人も多いみたい。実際に今食べている人もいるみたいだし…
ゴクリッ…
僕は後で食べると決意し受付にならんだ…ここでは空いている受付が無くて残念…。早く終わって楽なのに…
しばらくして、やっと僕の番がきた
「あんっら〜ん♡いらっしゃい♡始めて見る顔ね〜ようこそ冒険者ギルド、ミナーク支部へ♡」
「キュ〜〜……」
何故かチロが肩から僕の服の中に隠れた…あはは!くすぐったいよ〜
そして正面の人に目を向ければ筋肉ムキムキで顔に口紅を塗り、水着?を着ている男の人?女の人?がいた…。
いや、女性の水着を着ているから女の人なんだね!
「こんにちは! お姉さん!」
「!? も〜う♡可愛いお嬢ちゃんね! 好きになっちゃいそうだわ♡」
「ギュ!」
「く、苦しいよお姉さん…」
いきなり筋肉ムキムキのお姉さんに抱きしめられてとても苦しい…
「あら! ごめんなさい…つい可愛くてね? ごめんなさい♡ それで今日はどうしたの?」
「フ〜。今日はねギルドカードにお金を入れに来たんだ! そして、ついでに依頼も受ける!」
「あら! 貴女も冒険者なの〜♡ しかもその若さでDランク! 可愛くて強いってもう最強じゃないの〜♡
あと、後入金だったわね! 分かったわよ〜いくら入れる?」
そんなに体をクネクネさせてどうしたんだろう…痒いのかな?
「えっと、じゃあとりあえず、金貨100枚…1000万ゴールドお願いしてもいい?」
「!? ええ勿論よ♡ じゃあちょっと待っててね♡」
お姉さんは僕のカードの金貨を同じ機会に入れてしばらく経つとカードが出てきた…
「はい♡ これで入金完了よ♡ 後は依頼だったわね…そうね〜♡ じゃあこれなんてどうかしら?」
*グランドシャーク討伐
「船に乗って釣り上げて仕留めるのもいいわね〜♡ 後…雷魔法が使えるならそれで仕留めてもいいわよ?♡最後に…オススメはしないけど、泳いで仕留めるのもいいわよ♡」
う〜ん、いまいちやる気が…
「あっそうそう♡グランドシャークの肉やヒレは美味し…「その依頼を受けるよ!!」わ! も〜う♡ びっくりしたじゃないの〜♡」
僕頭の中にはお肉とヒレの事しか頭に無くパパっと依頼にサインをして外に出た…
「ちょっと〜、って…行っちゃったわね。はぁ〜悲しいわ〜♡」
「オネエさん、依頼完了だ報酬を頼む。」
「はぁ〜他の人はお姉さんって呼んでくれなくて悲しいわ〜」
………
「ふぅ〜大量大量♪ でも…」
「キュ〜?」
グゥ〜
「お腹空いたなぁ〜ギルドに報告したら今日は中の酒場で食べようっと!」
「キュ〜♪」
結局僕は風魔法【フライ】を使って次に無属性魔法【サーチ】を使いグランドシャークの群れを見つけ最後に雷魔法【スタン】を強めに打って浮かんできたグランドシャークや他の魚も浮かんできたから、ついでに回収し浜辺に降りると、武装した数人の男達がいた
「お、おい!あいつ【フライ】が使えるって事はやばい魔法使いなんじゃないか!?」
「落ち着け! よく見ろあのガキ足元がふらついているだろ? 魔力がもうほとんど残ってないんじゃないか?」
「ヘッヘッヘ…そうだなぁ〜あいつバックの中から大金出していたし…それに金持ちが乗る船のチケット持っていたから金になるぞ」
あ〜お腹空いたな〜早くご飯が食べたい…
「ギュ〜〜!」
肩に乗っているチロが威嚇しているが今の僕はそんな事に気付かず、どんどん冒険者ギルドに向かって足を進めていく…
「おい! 待てガキ! お前の荷物を置いてって貰おうか…。大人しくしてれば命だけは勘弁してやるぜ?」
ゲッヘッヘ…と汚い笑みを浮かべ近づいてくる…
…だが男達はレアルの禁句を言ってしまった事は知らない…
…僕の荷物…僕の食べ物?僕のご飯を奪う…?…………許さない…
僕は音速を超え食料を奪う敵に襲いかかった…
《へっ?》
……後に残ったのは浜辺に異常な程膨れ上がり体は埋まり身動きが取れず、次の日の朝まで『助けてくれぇ…』などの声が響いたのだった…
「冒険者ギルドのご飯もなかなか美味しいねー!」
「キュ〜♪」
僕は無事に美味しいご飯にありつけた…




