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自分に正直に  作者: 魚類
1/10

7回目の朝

うまく書けなかったですがどぅか読んでください。

「う〜ん………10時?………10時!!!!」


遅刻だ。今の時点で既に1時間半、遅刻してる。家族には起こしてもらえず、アラームには無視された。


「なんで起こしてくれなかったんだ!あぁ〜。」

と、呟きながら急いで着替えている。


ドタドタドタドタ……。

「階段は静かに降りてくれない?」

「静かに降りてきてもらいたいなら起こしてよ!…っとゆか、なんでまだ姉ちゃんが家にいるの?」

 姉はテレビを見ながら煎餅を食べていた。ただのオバさんだ。

「文化祭の振り返り休日。」

「あぁ…。なるへそ。」

「とゆうか急げば?時間あれだよ。」

「わっわかってるよ!ってか、起こしてくれなかったんじゃん!」

「起きなかったのが悪いんでしょ。今、井戸端会議してる場合じゃないんじゃなくて。」

「……ムカつくな。」


朝シャン、ならぬ、朝井戸端会議。大体、この家での朝の儀式的光景。ほぼ毎日行われている。

「いってきます!」

バタン。

 思いっきり扉を閉めて自転車にまたがり、学校に向かった。


 着いたとき、丁度チャイムがなっていた。3時間目の。


ガラガラガラ。

「起立!礼!着席。」

 日直の女の子が号令をした。

「はいっ。じゃぁ、出席を採るぞ。あら……」

「おくれましたぁぁぁ!」

「……………」

 教室中から、一瞬、音が消えた。

「………今、来たのか?」

「えっ。

はい!今来まし……じゃぶぁ!」

殴られた。しかも、ペンを持っていた方で。

「『えっはい!』じゃない!何やってるんだ!」

「しゅいましぇん。」


遅刻は、今年7回目。殴られたのは2回目だ。前もこいつだったような…。

「……もぅいい。座れ!」

「ひゃい…。」

ゆっくり起き上がり、先生について行くようにして席についた。

「はぁ…。出席をとるぞ。」


僕は、今日は3時間目からの出席。今までで一番遅れてきた。出席では返事を飛ばされ、授業が始まった。たった7回だが、もぅ既に遅刻野郎だと思われているみたいだ。

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