おまけ ゴブリン
本日2度目の更新
こちらはおまけ
某ウォーハンマーや混沌の渦風にデーター表
ゴブリン
クリスは、近隣の丘や森に潜んでいる醜悪な亜人を思い浮かべた。
ゴブリンは、性質の悪い亜人である。人間やオークに比べて体格で劣り、身長は4尺(120センチ)から5尺(150センチ)。農耕や採取、狩猟などで暮らしているが、旅人や巡礼への追いはぎを生業とする者も多く、子供をさらって奴隷にすることもある。
街道をゆく旅人にとっては、狼や盗賊に並ぶ大きな脅威の一つであり、邪悪なものが多く、自分のほうが有利と踏めば、強盗を躊躇う性質ではない。とは言え、基本的には臆病であり、家畜泥棒などはしても、よほど人数に勝ってなければ、防備の整っている村への襲撃などへは及び腰であろう。
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ゴブリン 種別・亜人
体長4尺(120センチ)から5尺(150センチ)程の体躯を持つ醜悪な亜人である。
肌の色は、灰色、緑、茶など。
意地が悪く、邪悪な性質で、弱い者いじめを好んでいるとされる。
大概は、自分たちだけの集落で暮らしているが、森や丘にひっそりと暮らしていることもある。
好奇心の強いものや追放されたものの中には、人間やドワーフに混じって都市や村、農場などで雑用や労役、手先仕事をして暮らしている者もいる。
ゴブリンの領域では、村などを構えているが、多くは対立するドワーフやエルフの勢力と隣接、あるいは重複しているために、居住地には厳重な備えがなされているか、隠されていることが多い。
人の領域においては、洞窟などに潜むか、遺棄された廃墟に暮らしていることが多く、さもなくば森や丘、街道などに潜んでいる。
あるいは、無法者の一味に加わっていることもある。
ゴブリンの中には、極まれに鍛錬を重ねて腕を磨く者もおり、
著名なものには『騎士殺し』や『ドワーフ喰い』『エルフ首』などの二つ名を持つ勇士もいる。
あまり頭はよくない。ただし、狡猾で特に住処の洞窟を守るために罠を多用する傾向がある。
技術点 18~23
あくまで一般的な数字で、人間と同じくゴブリンも個体差が大きい。
歴戦のゴブリン戦士であれば、25点程度の技術点は持つだろうし、
普段は農夫のゴブリンが出来心で追剥となれば12~17点程度ということもある。
生命力 15~25
大方のゴブリンは生命力20点以下に留まるが、屈強なゴブリンの衛兵であれば25点に迫る。
よく鍛えたゴブリンは30点。
滅多にいないだろうが、数千の大軍勢ともなれば50点を超える豪傑がいても不思議ではない。
敏捷度 25~40
ゴブリンは、かなりすばしっこい生き物である。
敏捷度は、最低でも十五点を下回ることはないだろう。
その為、未熟な戦士にとっては意外にも強敵となることがある。
(人間やエルフの)吟遊詩人の歌では定番のやられ役ではあるが、数において優る時のゴブリンは勇敢であり、獰猛な戦士でもある。
そして歴戦のゴブリンは、手練手管に長けていることも多い。
打撃点 15~25
ゴブリンは、戦士としては非力である。ゴブリンとしてはかなり強い戦士でも、25点が関の山だ。
防護点 5~15
これもあくまで標準値である。
ぼろぼろの腰布を巻いてるだけのゴブリンの防護点は、精々3点がいいところであろうし、粗末でも革の上着やレザーメイルを着込んでいるなら8点から12点。
邪悪な魔術師や騎士に仕えて、ピカピカのスケイルメイルやハーププレイトを支給されたゴブリンは、
18点から25点の防護点を持つだろう。