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第40話:決意

ワイクランドには俺の昔からの知人の高波雄輔がいる。

だからワイクランドでの暮らしは全部雄輔にまかせている。

ちなみに雄輔は情報屋だ。

昔、ほとんどの情報は雄輔を通して賄っていた。

もちろん最近も雄輔に情報をもらっていたけど。

「ったく……。なんでいきなり来るんだよ。」

「いいだろ。我慢しろって。」って事で雄輔の家に居候。

こいつはかなり金を持ってて家も広すぎるから俺達全員を泊めても大丈夫だろう。

もちろんワイクランドでほのぼのしてる間にも戦争は進行してて、イギリスがスペインとフランスに攻められてかなりヤバいらしい(雄輔によると)。

それと、『元チーム』が動き出したらしい。

全員が所属していた軍を止めている。

俺達もぼ〜っとしてる場合じゃなくなって来たかな??

……ったく……めんどくせぇなぁ。

こうなりゃあの洞窟に行ってみるかな。

霊力がなくなれば戦争の規模も小さくなるし、元チームとも決着が付きやすくなるだろう。

しかもヒーローになれるじゃん。

「例の洞窟ってどこにあるんだよ??」

「………何で??」

「行きたいから場所を知りたいんだよ。」

「行く!?それは辞めとけよ。」

「何でだよ??」

「死ぬぞ。」

「死なねぇよ。」

ちなみに根拠は何もないけどな。

死んだら死んだで別にかまわないし。

「……行って何するんだよ??」

「霊力の源を潰す。」

「霊力源をか!?いくらお前でもそれは……。」

「いいから教えろよ情報屋!!金がいるんだったらいくらでも出す。」

「………ワイクランドの北にあるタスラマ山脈にある。」

「サンキュ。たぶんこれがお前から教えてもらう最後の情報だ。」

「亮……。」

「俺がいなくなってもあいつらの事よろしく頼むわ。」

そう言って俺は部屋を出た。

きっと『元チーム』も俺の行動を読んだ上で来るだろう。

思ってたより早く事が進んでる。

雄輔の部屋を出た足でそのまま拓也と順がいる部屋に向かった。

「どうしたんだよ??恋の相談か??」

「あぁ。かなり無理っぽい恋だ。」

「で、本当は何なんだよ??」

相変わらず拓也は冗談に入ってこない。

「ちょっとな……。決めた事があるから皆に言う前にお前達に言っておこうかなって。」

「何だよ??何を決めたんだ??」

「あのな……。」

「ちょっと待てよ。」

話そうとした所を拓也に止められた。

「すっげぇ大事な事なんだろ??じゃぁ俺は皆と一緒に聞く事にする。」

「えっ??じゃぁ俺もそうする。」

………何だよ2人して。

「わかったよ。じゃぁ今から皆を集めるから手伝ってくれ。」

って事で皆を集めた。

どう言う反応を示すかな……。

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