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第36話:『黒き征裁』直属兵

お待たせしました。全国の漣亮ファンのみなさん。

お久しぶり。

やっと帰って来ましたよ。

優華の語りだとつまんなかったでしょ??

まぁ安心して下さい。

今日からまた俺が語り部です。

って事で漣亮復活!!!……みたいな。

「どう言う事だよ??お偉いさんって亮なのか??」

再会の喜びなんか味わう暇もなく拓也が突っ込んだ。

「言っただろ??イギリス軍本隊大将軍護衛隊長って。」

「何なのそれ??」

「王直属の近衛隊長の将軍版みたいな感じ。」

「軍のトップの護衛って事ですかぁ??」

「そうそれ。綾ちゃんは物分かりがいいな。」

「じゃぁ何しに来たんだよ??」

………。

なんか責められてないか??

「昨日付けで俺は今の地位に就いたんだけど、将軍の護衛隊長って事は俺直属の兵隊がいる訳だ。」

「………だから??」

「その兵隊は俺の独断と偏見で決めれるんだけど……。」

「……それを俺達で隊を作ろうって事か??」

「そうそう。いきなり一般兵じゃなくて近衛兵だぜ??」

それからいくつか質問をされて俺と一緒に来る奴は2時間後に準備して大広間に集まるように言った。

もちろん訓練期間が終わってなくても俺の権限でなんとかすると約束した。

「……亮……。」

「……どうしたんだよ??優華??」

「この前電話で言ってたのってこれ??」

「あぁ。あそこで言ってたらお前達気ぃ抜いてしっかり訓練しなかったはずだからな。」

「ふ〜ん。」

「それより早く準備して来いよ。」

「……行かないっていったらどうする??」

「お前は強制だ。」

「きょ、強制??」

「どっちにしろ拒否るはずがないだろ。」

「ん〜。なんか亮の計画通りって感じだなぁ。」

「計画通りだ。」

って事でまず1人は確保。

まぁ全員来ると思うけどな。

それから1時間で全員が来た。

まぁ予定通りだから大して驚きはしなかった。

「で、今からどっか行くのか??」

「今から本部に向かう。手続きとかいろいろあるからな。」

「本部まで何で行くのよ??」

「飛行機。」

って事で本部へ直行。

「亮の奴マジですっげ〜スピードで出世してるよな。」

「あぁ。絶対おかしいぜ、ついこないだまで霊力使えなかったのによ。」

「さすがですねぇ。」

「亮のくせに結構すごい。」

とか何だか後ろから聞こえてきたけど無視。

今更俺の凄さに気付いても遅いんだよ。

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