第33話:テスト
いきなりですが、今日はテストです!!!
今日を乗り切ったら待っているのは3日間の休暇です。
ちなみに私達は第4トレーニングルームでテストらしいです。
朋美によると、昨日の男子のテストで上坂は最高得点を出したらしいです。
ちなみに安永は3番目。
亮がいたらどれくらいなんだろうなぁ??私の試験が始まったのは11時ぐらいだった。
私の3人前に綾は終わってたからアドバイスをもらった。
かしこくない霊獣らしいからちょっと頭を使えばすぐに勝てるって言ってました。
私の相手の霊獣は鷹を大きくした感じの霊獣だった。
ってか飛んでるし……。
優華ちゃんちょっと放心状態……。
そんな呑気な事考えてたらいきなり霊力弾を口から出した。
避けたところに突っ込んでくる。
しかも翼に霊力を込めてあったから霊力壁がやぶられた。
「…っつ!!」
剣で翼を受けて右足を跳ね上げる。
脇腹をかすったから少しバランスが崩れながら飛び上がろうとするところに今度は左足でキックする。
………今度は避けられた。
学習能力あるし……。
頭いいじゃんか、綾のバカ。
綾に怒ってるうちに霊獣は今度は霊力弾を大きくし始めた。
飛んでるから剣は届かないからなぁ。
まぁやろうと思ったら出来るけど。
やっぱりやめて霊力弾を撃った。
かなりのスピードを出したので大きくしている霊力弾に直撃した。
その直後に爆発。
うわぁ。痛そう。
あ、墜落した……。
てかまだ生きてるし……。
もう優華ちゃん容赦しません。
って事で突っ込んだ。
剣を振り下ろすと同時に霊力弾を上に向けて撃つ。
霊獣は目が見えなくなったらしくて、霊力に反応して動いた。
残念ながら私はあなたの目の前にいます。
モロに剣が頭にに直撃した。
奇声を出して霊獣が横たわる。
「雁原優華試験終了。」
アナウンスが鳴ってドアが開いた。
やと終わったぁ。
「お疲れ様ですぅ。」
「どうだった??」
「飛んでた。」
「鳥型だったのかぁ。」
「それと学習能力あったよ??」
綾に向かって舌を出す。
「私のは学習能力なかったですぅ。」
相変わらずマイペースだなぁ。
ちなみに3人ともテストに受かりましたぁ。