表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/43

第22話:抽選会

朝、順が来たら即効拓也と昨日誰と帰ったのか聞いてみると

「あぁ。あれ??嘘だよ。」

って言ったんだけど信用していいものか…。

まぁ信用してやるとしよう。




それから2週間ぐらいたって修学旅行へのカウントダウンがはじまった。

修学旅行まであと5日って言う今日は説明会があるらしい。

俺も順も途中で寝てしまって、後で拓也に説明をしてもらった(説教付き)。

「まず今日中にチームを決めなくちゃいけないんだよ。約6人チーム。男女混合可。」

「なるほど。」

さっき嫌と言うほど拓也に怒られたので2人で黙って聞いていた。

「で、俺と朋美は一緒に行こうって言ってるんだけど。」

「ふんふん。」

「お前達は俺に着いてくるだろ??」

「うん。」

「で、朋美は雁原と寒川連れてくるから、これで6人チーム完成。」

「かなり単純なチーム構成だな。」

「嫌なら抜けてもいいぜ。」

確かに順の言う通りかなり単純なチーム構成だな。

お決まりの6人ってか??

しかも手続きは全部拓也がやってくれるらしい。

「お前達がするより俺がやった方が確実だ。」

だそうだ。

拓也は頼りになるなぁ。




それから2日後に抽選会があった。

今は拓也と朋美が抽選会から帰ってくるのを待ってる。

「どこになったの??」

と優華は帰って来た朋美を見てすかさず聞いた。

「え〜と。サンペルシカ島だったかな??」

「ドコだよそれ??」

「聞いた事ありませんねぇ。」

「今から調べるんだよ。」

………。

「オランド海の真ん中らへんの無人島だよ。」

5人が一斉にこっちを向く。

「漣くん、しってるの??」

「あぁ。あんま行きたくないな…。」

「でも、オランド海だろ??戦闘地区じゃないんじゃないか??」

「密林しかない島だぜ??」

「うっそ〜!!!やだっ!!!」

「何で知ってるんだよ??また過去の話か??」

「あぁ。行ったことはないけどな。聞いた事はある。」

「とにかくもっと詳しく調べてみる。」

そう言って拓也は教室を出て行った。

図書室へでも行ったんだろう。

「あ、待ってよ!!」

朋美が後を追う。

「密林ですかぁ。クジ運悪いですぅ。」

「拓也達に行かせるべきじゃなかったよなぁ。」

今さら何を言っても仕方ないので俺は何も言わないがそれなりの準備はして行った方がよさそうだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ