表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/43

第19話:新学期

それからあのメンバーでいろいろ遊びに行った。

遊園地も行ったし映画も行ったし…。

ここで宿題をしてないってのに気付くのがお決まりだけど、俺は補習で宿題もやらされていたのでそういう事はなかった。

ちなみに順は全くやってなかったらしく、最後の5日で綾に手伝ってもらいながら、なんとか終わらせたらしい。

俺も

「手伝ってあげよっか??」

って優華に言われたけど……。




始業式は遅刻した………。

どうやら学期の始めとかなんかは遅刻する習性があるらしい。

「また遅刻かよ。」

ってみんなに言われたけどそれじゃいつも遅刻してるみたいじゃね〜か。

「そう言えば2学期に修学旅行あるんじゃね〜の??」

「あぁ……あるなぁ。」

???

修学旅行って普通楽しいもんじゃね〜の??

なんで嫌がってんだよ??

「ウチの修学旅行は強化合宿みたいなもんなんだよ。」

「強化合宿??ドコ行くんだよ??」

………なんか無茶苦茶だな、西院学園。

「それぞれ違うんだよ。何人かのグループに分かれて、行き場所はクジ。」

「へぇ。いい場所に当たるといいな。」

「ちなみに場所は全部、危険度Bだ。」

危険度B地区……戦う技術を持っていなければ確実に死ぬ地区、かなり重度の警戒が必要…………

だったはず。

…………修学旅行って言うより………マジで強化合宿ですね………。

「去年はたしか、3人死んだよな??」

「そうだったな。かなり多数の重症者もいたって話だしな。」

そんな事続けてて苦情来ないのかよ。

「だから2年は修学旅行までサバイバル技術の授業ばっからしいぜ??」

「サバイバル技術のテスト合格しなかったら修学旅行行けないらしい。」

「ラッキーじゃね〜かよ。」

率直にそう思った。

「修学旅行行けなかったら単位をくれないんだよ。」

ちなみに西院は留年なんて制度とっていない。

単位を認定されなかったら、即、退学らしい。

修学旅行まであと1ヶ月ちょっと。

その間のサバイバル技術の授業は俺にとっては………どうだろうな。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ