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第11話:学園序列決定トーナメント2

ちなみに拓也も俺の2つ後に戦った順も難なく勝った。

まぁ80と78なんだから当然だろう。

ちなみにさっき優華と朋美が来て、

「じゃぁご褒美あげるね♪♪」

って言って帰ったので少し問題になった。

順が試合中でよかったとつくづく思う。

他のクラスメイトにはきちんと納得させたが順を納得させる自信はない。

ちなみに俺と角元成美の試合はあと5試合後だ。

優華がくれた情報によると角元成美は霊力42と低く(人の事言えないけど)かなりおとなしい子らしかった。

第1試合はクジでシードだったらしい。

おとなしい子って………よけいやりにくい。

元気ある女の子だったらまだまっしだったのに。

こりゃぁ俺が余裕で勝っちゃったら女の子人気が下がるかも……ってそうじゃなくて。

とにかくあんまし霊力ないんだしなんとか霊力の消費を抑えたい。




「安心して負けて来い。」

っていう暖かいクラスメイト一同の言葉を背に俺は闘技台へ向かった。

「始め!!!」

つ〜かなんであいつはあんなに震えてるんだよ??

「よ、よろしく。」

「あ、あの……わ、わた、私……戦いとか……あんまし……と、得意じゃなくて。」

「で??」

「ひっ!!……怒らないで怒らないで。」

なんかすっげー罪悪感感じるんだけど。

「俺と戦って勝ったらまた戦わないとダメだぜ??」

「う、うん……だ、だから………」

「だから??」

「ふ、不戦勝で……いいで、す。」

「…………。」

俺は審判の方を向く。

「えっ…………じゃ、じゃぁ漣亮の勝ち!!!」

なんか知らね〜けど勝っちゃったよ。

実はかなりいいクジ運だっただろ。

やっぱ日頃の行いいいんだな。

ちなみに大会記録の早さで俺は勝ったらしい。

席に帰ったらみんなから滅茶苦茶文句言われたけど勝ちは勝ちだ。



勝てば官軍………。




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