表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/37

007

X月X日


引っ越してから3日目、やっと家の中が整ってきた頃にカイとヒナが遊びに来た。

護衛も一緒だったけど、家が狭いから外で警護してたのはちょっと申し訳ない。


ヒナが引っ越し祝いだと言ってイヤリングを片方くれた。

常に防御魔法を発動してるイヤリングだそうだ。

「自分は回復魔法が使えるからショウちゃんに持っていてほしい」と。

でも、本当は王宮で支給されたものだから半分こね。内緒だよって。

いや、無理だろ。王宮から派遣されてる世話係が後ろにいるんですけど(汗

やんわり断ったがどうしてもと押し付けられたので有り難く受け取っておくことにした。


カイからも引っ越し祝いをもらった。

魔物討伐で手に入れたグリフォンの羽根を数枚。

身につけると魔法攻撃を防いでくれるうえに、体力を回復してくれるらしい。

そんなスゴイものをもらうなんて申し訳ないと思いつつ、有り難く受け取る。


これ、アレだよな。このイヤリングにこの羽をつけたら、ファンタジーゲームやアニメで見たことある片耳イヤリングみたいになるんじゃない?って言ったら2人とも爆笑してた。


もちろん速攻で作ったよ。

リング状のイヤリングに、大小2枚の羽を付けて、つなぎ目は小さい鉱石のかけらで隠し、魔法で固定する。それぞれの魔法効果が干渉しないようにするのがポイントだ。

耳元でゆらゆら。以前遊んだゲームを思い出してニンマリ。お気に入りである。


羽が数枚残っていたのでカイにローブを作る約束をした。

修羅の国のアレみたいのを作るぞ!と意気込んでたらカイが乗り気になって、「いいじゃんソレ!次はもっと素材を持ってくるから頼むよ!」とテンション上がってた。

ヒナは何それ?ってキョトンとしてたけどね。



暗殺者がやってきたのはその日の夜だった。

読んでくださり有難うございます!

よろしければ感想をお聞かせください! 下の☆評価でも、いいねでも頂けると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ