表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/37

005

X月X日


異世界での制作第2弾は、コップ。

前にも書いたがこの世界のご飯は美味しくない。

日本人の口に合わないんだ。


まずは食事の改革を・・・と思っていたけれど、そのときの自分ではどうにもならなかった。

ならばせめて水だけでも!美味しく喉を潤したい!

そう思って水が美味しくなるコップを作ってみようと考えた。

あとさ、江戸切子とかカッコ良くて欲しかったんだ。憧れてたんだよね~!

でもガラスはちょっとハードルが高いから木製で作ってみることにした。


手のひらサイズの木を彫刻刀の要領で削っていく。

江戸切子を思い出しながら、見様見真似で柄を付けたらそれっぽくなった。

きれいに洗って、保護魔法をかける。

コップの底に魔石を入れる穴を作っておいたので、浄化の魔石をはめる。

これで水を入れればいつでも安全で美味しい水分補給ができるというわけだ!

俺は一通りの初級魔法を習得しているから、水魔法と氷魔法を使えばいつでも冷たくて美味しい水が飲めて大満足である。



雑貨店での販売用は、魔法が使えない人向けに水属性と氷属性の2つの魔石をセットできるように改良した。これでいつでも冷たくて美味しい水が飲み放題!

作成時間短縮のため柄は付けずに、手馴染みの良いシルエットにこだわった。

けっこう好評で一般家庭の他にレストランなんかでも使ってくれてるらしい。


持ち運びができたほうが冒険者とかも使えて便利だろうと思い、

水筒型も作ったら飛ぶように売れた。いわゆる大バズリである。


冒険者だけじゃなく、井戸水代わりに使う人もいると聞いたよ。

たしかに水を汲むのは意外と重労働かもね~

いっそ水の湧く水瓶でも作ろうかと思ったけど、大きいサイズのものはまだ作れないので保留中。



ちなみに水魔法だが、空気中の水分を集めて水にしているのではないかと思う。

何もないところから突然出現するのではなく、たぶん化学反応。

氷魔法も水分を集めて凍らせている気がする。

自分で魔法を使ってみてそう感じただけだけどね。本当のところは知らない。

読んでくださり有難うございます!

よろしければ感想をお聞かせください! 下の☆評価でも、いいねでも頂けると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ