表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/38

021

X月X日


俺は嫌なことがあってもある程度のことはスルーできる。

避けられるならそれに越したことはないが、どうにもならない状況なら諦めるのが一番だ。

我慢することには慣れている。最初から期待しなければいい。

期待しなければ怒ったり落ち込んだりすることもなくなる。

あの家で諦めたときからずっと、そうやってきた。


だから慣れてないんだ。

こんな風に褒められたり、心配されたり。

「ショウがいい」ってなんだよ。

こんなの初めてでよくわかんないよ。


ヒナが大切なことは間違いないから、守りたいと思う。

今なら俺もチート職人だし? 自分とヒナだけならなんとかなる気がする。

カイもきっと俺を信頼して魔王領に残ったんだと思う。


でも、好きかどうか良くわからないのに

こんな形で2人で国を出て良いのだろうか?


それに錬金塔の指導とか制作途中のモノとかも・・・


俺は悶々と考えた。




一晩中考えて、グルグルと考えて。


ふと、ヒナの笑顔が頭に浮かんだ。


それまで考えていたことは全部頭の端っこに追いやって。

俺はヒナを迎えに行くと決めた。




*****


まだ日が昇る前だからテオドールは寝ているだろう。

置き手紙代わりにこの日記を置いていきます。



俺はマジックバックだけ持って行きます。

あとは置いていくから好きにしてくれてかまいません。


この家の結界は強化しておくので100年くらいは持つと思う。

外出するときだけ気をつけてください。

そのへんにある魔道具も売るなり使うなり好きにして良いよ。



今まで有難う。

本当のお兄さんみたいで楽しかったよ。

いつもさり気なく助けてくれる心遣いが嬉しかったです。



通信指輪は持っていてください。

魔力感知で居場所がわかるから。

落ち着いたらそのうち会いに来ます。



ショウより

読んでいただき有難うございます。

ブックマーク登録も有難うございます!


書き始めた頃は20話までには終わる予定だったのですが、越えちゃいましたね。

「サクッと読める」とか書いてたのに・・・ウソツキ〜!と思われた方、申し訳ありません。


日記はショウの手を離れましたが旅先でもモノ作りをしますので

もう少しだけお付き合いくださいませ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ