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017

X月X日


王城にお呼ばれしました。

召喚状が届いた翌日、立派な馬車がお迎えに来てくれました。


急いで用意してもらった正装の服を着て王城へ。

なんか慣れないけど、今はそんなことを言っている場合ではない。


大丈夫、大丈夫。自分に言い聞かせながら深呼吸して気持ちを落ち着かせる。

いろいろ作ってみんなに渡したときから覚悟はしてた。

城下町でのんびり暮らしていたかった気持ちはあるけれど、カイとヒナが頑張ってるんだ。

見て見ぬふりはできない。

安全第一!あの2人が元気に帰ってくることが最優先だ。




いろいろと国に秘密にしてたこと、やっぱり怒られるかな?

怒られはしても命まで取られることはない・・・と思う。

だって俺、けっこうチートですよ?


それよりもテオドールが捕まったらやばそうだから今日は留守番してもらった。

結界の中にいるあいだは安全だからね。

モノ作りやってる間、きっとバレちゃうんだろうなと分かっていたけど作ることを止めなかった。

テオドールも止めなかったし、俺の気持ちを分かってくれてたと思う。


悪いことしちゃったな。

せっかく内緒にしてくれていたのに。


でも、あの人のことだから何かあってもヒョイって身を隠せちゃいそうな気がする。




俺は・・・どうなるんだろ。

牢屋とか入れられるのかな?

どこかに監禁されてモノ作りさせられる?

馬車馬のように働かされるのかな?

ブラック企業みたいなかんじ? 働いたことないけど。



そんな不安と格闘しながら案内されて、気がついたら謁見室の前にいました。

騎士さんがドアを開けてくれたので、緊張しながら中に入りました。

もうっ変な汗がつたって頭の中は真っ白だし緊張した~っっ!


でも、心配していたようなことはなくて。

謁見室には国王様と宰相さんしかいなくて。

ふたりはとても優しかった。



怒られるどころか「あの剣や服を作ってほしい」とお願いされてしまった。

自由があったほうがモノ作りが充実しそうだから拘束するつもりはないとも言ってくれた。

あと、国の発展のために力を貸してほしいと。


ーーー助かったぁ~!

そういうことなら張り切って発展させますか!

読んでいただき有難うございます!

ブックマーク登録も有り難うございます! とても嬉しいです。

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