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親思う心に勝る親心
親思う心に勝る親心
私は両親に育てられていない。祖父母と叔母に育てられた。祖父母は愛情深い人であったが、二人とも他界して、叔母が実権を握ってからは、どこか愛の無い家庭になってしまった。もう私たち兄弟もいい歳で、身内の恥を晒すようで情けないのであるが・・・
家庭教師をしていて、ご両親が私の前で生徒であるお子様を叱り飛ばす時がある。その文言の深層に親ならではの深い愛を感じてならない。実の親でなければ出せないニュアンスがある。私が思春期の頃に感じられなかったカテゴリだ。
親思う心に勝る親心
さりばとて墓に衣は着せられず
生徒様たちには、存分に親孝行する大人になってもらいたい、と気持ちを持ちつつ、今日も教鞭にあたる。




