小夜曲
小夜曲
数多く恋愛の歌はあるが、槇原敬之さんの存在は私にとって大きい。彼の楽曲が無かったら、私の思春期・青春時代は成立しない、と言っても過言では無い。
ちょうど30年前、1991年9月に私の大学合格が指定校推薦で決まった。その頃、街には「どんなときも。」がずっと流れていた。高校の校内放送でもかかっていたと記憶している。
そして、大学時代、新人社会人の間、ずっと彼の楽曲に勇気をもらってきた。
彼が不祥事を起こしてなお、私はファンをしている。
同世代、青春時代を支えた楽曲がミスチルの方も居ろう。ドリカムの方も居ろう。
影響を受けた音楽でその人の人生観が垣間見れる。
槇原敬之さんの楽曲「青春」に、
「受験も 選挙も 結婚もかたちにしたあと
誓いを 捨ててしまう人もたくさん居るから」
という一節がある。私はこのフレーズにたいへん共感を覚える。
あんなにアカデミックに語り合ったあの子が結婚を境に、がらっと現実主義者になったのを私は忘れない。
「歌は世につれ 世は歌につれ」
若き日々はもう戻らぬが、キーボードのストロークが私をあの日に戻させる。




