表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

山の中で住むのは、精神的にも肉体的にも辛い

作者: 猫乃つづり

最近は、都会よりも田舎に住みたいという憧れを持ってる人もいる。

確かに、都会は、人が多く、皆、どこかカリカリしてる様子がある。

東京行ったときなんか、人が車が走ってるようなものと指して何も変わらないんじゃないかと、毎回、毎回、神経使う。

建物も高くて、それがいっぱいあって、夜だって光がたくさん灯ってチカチカする。

また、寝ているときは、救急車とかのサイレンや、パトカーのサイレンが聞こえてきて、日本にいて、海外にいるような印象をうける。

また、最近は、テレビに写るニュースの光景が海外で起きている事件なのかって見えてしまうけれど、その実、日本のニュースであることに驚き。

日本は、これから、治安が悪くなっていくのかな?と思うと安心できない。

まして、無宗教な人が多いためか、心の拠り所も失っている気がする。

何が悪いことで、何が善いことなのか、デジタルの社会に埋もれて、考えずに生きている人が多いと思う。

思考の放棄、深く考えることを嫌い、己の自慢のために写真や動画を撮る。

見知らぬ誰かに認められたいがために、ばえるような努力をする。

そして、すごいと思うような社会で虚飾の幸せを享受する。

これは、善いことなのか?と思うが娯楽の面においては、善いこととなると思うが。


じゃあ、田舎に行けば、落ち着いて生活できるのかと、行ったらそうでもない。


私は、15年間、山の中の田舎で育ってきた人間が言うことだから、言えるのか?どうかは人それぞれの価値観によって決まると思うが、一年二年の人と比べれば、信憑性は高いのだろう。


まず、私が困ったのは、虫だ!

ずっと、都会に暮らしてきた人は、そのようなことをイメージでは考えていても、そこまでひどくないやろぉーって考えてるかもしれない、だけど、本当に虫多いからね。

夜、昼、朝、ずっと虫が出てくる状況、ましてや、14年目から15年目からは、クロバネキノコバエという腐った木から誕生してくるハエの大量発生で、朝とともに異不快生活がスタートする。

まさに異世界、例えると、起きたら、目の前にスライムがいらっしゃる、そんな感じ……。

ハエごとき、なんだよって思うかもだけど、違うからね。

昼には死んだハエの腐った臭いが鼻をつく。

というのも、家の床や、学校の床は、ハエの死体で埋め尽くされてるから、歩くにも、そのハエの死体が張り付いたりして、だから、掃除するわけよ。

数が多いから、気持ち悪いわけでね、でも、同時に掃除した後の快適さは感じることができるから、それが少しの楽しみを生むのかな。


だけど、虫はこれだけじゃない、文字にもしたくなくて、声にもはっしたくないKのつく臭い虫、あぁいやだぁー!

それは、秋ぐらいから大量発生する。

しかも、雪とか積もる年は特に、大量、だから、雪なんて降らないでくださいとか、願った。

都会の人は、雪が降った~わーいだけど、違うから、田舎の人たちは、K カァー嫌だなぁ本当に、ってため息をつくしかないから。

もしかして、北陸の人たちは、雪かきだけでなくKの対応に、心悩ませてるんじゃないかと思ってしまう。

Kは、主に朝と夜に決まっている、

なんだか、家政婦のような感じだ、Kだけに……。

まず、朝起きて、ご飯食べて、準備して学校に行く。

この場合、ドアを開けて、さぁいってきまーす!ってなるけれど、少女漫画みたく、おもいっきり開けて出ていけば、kの被害をうけること間違いなし。

まず、ちょこっと開けて確認する。

すると、秋の日は高確率でついている。

ついてない日はいない。

ひどいときは、びっしりとkがついており、kの中には、細長いやつもいて、気持ちが悪くなる。

もう嫌だ~書きたくない、だけど山編を書いたり、ヤマ◯ススメとかで山良いっていう幻想をお持ちの人にわからせてやらないといけない使命感で書いている。

さて、母に感謝ですね。

その点、僕は見つけるかかりを担っていて、kを見つけたり虫を見つけるのは、神経を使っている毎日でした。

夜、寝る前も確認していましたね。

寝るところの隙間や天井にあるところ、kがいないか確認、

冬になっても、いるときは、いますね。

なんたって、家は外よりも暖かいですから。

「僕たちも暖かさを求めてやって来たんですよ~テヘッ」


って来てるよりも、


「はい、別にいいでしょ、同じ山で生きてるもんだからさ」


って言ってるようでムカつくkは、本当にトラウマですね。


あと、百足は、気を付けないといけないものですね。

痛いし、毒なので、

その幼虫とかのうちに倒さないといけないと思うのですが、

小心者の私は、殺すのに時間かかりましたが、

ちょうどその頃は『進撃の◯人』を見ていた頃でして、

駆逐してやる!駆逐してやる!って心のなかで思いながら、百足の幼虫を殺してましたね。


しかし、百足にもインパクトのある百足に遭遇したことがあります。

百足界の超大型◯人と言ってもいいかもしれません。

私が宿題を終えて、夜、眠りにつく頃でした。

私は、目を疑いました。

クト◯ルフなら、SAN値を大幅に削られ、発狂するレベル、まして、一人暮らしなら、絶望するレベル。


父の傍らに、人間の顔ぐらいのでかい百足がいたのです。

私は、父を起こし、母を呼び、


「百足!百足だよ!」


っと言って、対処してもらいましたが


もし、私がそれに気づかずそのまま寝ていたらと思うと、

怖かったです。

もう、生きてなかったのかもと……


他にもあります、トビムシなんかも怖いですね。

名前の通りに跳ねてる跳ねてる。

それは、冬から春にかけてピョンピョン跳ねてますね。

心ピョンピョンまじ、テンション下げ下げ、ってご◯うさの替え歌もできそうなぐらいに脳裏にやきついてます。

kや百足ほど、驚異ではないのですが。

外見がキモいです。

私は、無理です。

なぜなら、起きたら潰してしまった、トビムシがいたりとか、靴のなかにトビムシがいて、踏んづけて不快な思いをしながら、一日を過ごしたことがあるからですね。

寝ようとするにも、トビムシが三びきぐらいいて、

また、寝てるときもピョーンピョーンフサとか、聞こえるので、

毎回、眠るときは、踏みませんように、こっち来ませんようにと願ってました。


また、四才か五才の時、ナメクジがドアをでた外で大量に死んでいたときもあったりするのトラウマでしたね。

それ以降は、なかったけれど、それよりもドアをでた外はkが一匹いたりとかしてたもんなぁー。


最後に、代名詞と呼べるのは、都会の害虫、あれです。

これは、なぜか、小学校の時とかには発生しませんでしたが、

中学校の時になると、発生してきましたね。

これも、環境変化の影響でしょうか。

遭遇したときは気持ち悪かったです。

初めて、遭遇したときは、


「でたのか……」


と、体と心が真っ白になりました。

しかし、対処法としては、おくだけでバスターしてくれるものを買って置いたところ。

見かけることはありませんでした。

でも、事件はそれだけでは終わりませんでした。


ある日の朝、

それは、夏の頃だったのでしょうか?


「行ってきまーす」


と、学校に遅れないように、周りを警戒しながら、向かうと


「げっ」


階段を下りる最中には、何かでかいあれの死体があったのです。

大きさにして、でかい顔ぐらいのあれが、


これで、SAN値が減って、発狂する程ではなかったものの、

撤去しようにも、外だったので、撤去は、せず、そのまま放置で、気持ち悪いのを行ってくるときも見て、帰ってきてからも見て、と、気持ち悪さには、今でも印象に残っており、なぜ、ここに?と謎が深まるばかりです。


また、他にも、

田舎では、動物の死骸があったりします。

道中、イタチの死骸や蛇の死骸等を、イタチは、内蔵を破裂させて、今、思えば、よく自分は平気だったなと思います。


田舎で、大変な点といえば、寒いときは、とことん辛いという点でしょう。


夏の暑い時は、都会に比べて冷涼なために、木々の木陰に休めば、涼しく快適でした。

しかし、寒いときは別です。

冷涼なために、冬は極寒になるのです。

ゼロ以下の時は、水の凍結に注意するために、水を出して、凍結しないようにするなどの対策をする必要があります。

だけども、寒さは体にこたえます。

それは、トイレや風呂に入るときです。

毎回、覚悟して入らないといけなくて、

特に、夜遅くになると、風呂に入るのはやめといた方がええんじゃないのって感じで、出来るだけ、早く入ればよかったー!なんて、後悔もあったりした感じです。

トイレなんかは、私の場合は、最新式ではなく、水洗式の、シンプルイズザベストの西洋式トイレで、寒いときのトイレは、凍えて手があんまり、動かせませんでした。

キツかった……。


最後に、気をつけておかねばならないのは、動物とか人かもしれません。

私は、一度遭遇したことがあるのですが、長い長い登り坂を、自転車で動かしている時に


「乗っていこうか?送っていくよ」


と、見知らぬおじさんに言われて、自分は何も困っていないので、というか、怪しかったので


「あ、いいです」


と、言って、急いで逃げたこともあります。

本性はわからないし、親切心もあったのかもしれませんが、

見知らぬ人の助けというものは、ちょっと怖いものですね。


また、田舎でのエピソードとしては、私が下校中の時、人がいなかったので、一人、傘を使って、メタル◯アソリッドのスネークのように、息を潜めて、帰っていると、カサカサと草むらから音がして、立ち止まってみると、二匹の熊がおいかけっこしているように道を渡って、草むらにかくれていった。

怖くなったので、精一杯、声を出して走って帰っていった。


そのときの季節は、秋の後半に差し掛かっていて、暗くなるのも早いので、それからは、気をつけて帰るようになったりしたり、都会では考えられないことを体験したなと思う。


まぁ、でも、田舎暮らしはキツいけれど、自然や動物とかを見つけたり、できて良い経験になったのかなぁと思う。

再び、戻って住むのは辛いけどね。














評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ