表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冒険は推奨レベルを超えてから  作者: 爆微風


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

49/50

ビビり余話~異界の主成分は~



 ☆




 昔昔(ロングロングタイム)或所(ア・ゴー)

世界は千千に乱れていた。

というのも、自分だけでは上手く予定通りの結果を出せなかった神様が、鬱憤晴らしに一度ならず粉微塵に何もかもを砕いていた所為だ。


そんな世界創造の事情はさておき。

細かい事に不向きな神様は、細かい事に向いている者を雇いました。


(代行者…… 随神だね)


神々の手に寄り分けられ、やっとハッキリした形を見出だした。

炎も氷も風も土も、選り分け寄り分け、形を得た。


[先ずはですが。しかし思えばあの頃は微に入り細に穿ち、精一杯に努力し、充実していたのかも]


(お仲間も沢山いたんでしょ)


神の名を冠せずとも、力を持つ者、学や知識に優れた者。

様々な手により世界は構成されていった、と。


……でも、ベースになる世界は?

あったのでしょう?


[はい。私達が生まれた世界、原初の地]


(おお、なんかカッケえ)


概念が其処で産まれ、形を得た。

しかし、それを真似したりではいけなかったんだね。


[水と岩の世界では精霊は存在出来ず、神も顕現に至れず……]


(成る程、都合上の必要事項だね)


成り立ちが異なるのに、近似値を持つ世界を作り出した。


試行錯誤しまくりだろうなあ。

頭が下がる。

創造主も頑張った…… ワケはないか。


カレンさん達が頑張ったんだね。


[私達は「鉄の世界」と原初の地を呼びました]


(科学、化学の起点こそ鉄工業?)


常なる理を求め続けた科学の世界、だね。


神はどこに?

おらんのか~?

じゃあ(オレら)が神様で、って論法の。

光が均しく進むなら時間とは現象であり、不可逆であるが、光速前後の速度で移動する場合は、時間は促進可能、だっけ。


(魔法よりご都合主義な解釈の希ガス)


世界が作り物、みたいな説もあるよ。

じゃあ自分達も作り物なのかとか、それこそ創造主みたいな存在が在るのではないのか、とか。次の疑問は浮かばないのかってツッコミは浴びてそう。


[鉄の世界は、始原の神々、偶発の神が奇跡の卵を全て落とした結果の産物です]


……ッ!?


……更に前に…… 常は予想の上にあるね。

科学知識を真っ向破棄する答えが返ってきた。


(ん? 僕らの知識は、多分鉄の世界とは違う、類似の世界のヤツでしょ)


あ、そうか。


それだと、魔法、加護、呪いとかのあるアドラス世界を実現するために、わざわざ鉄の世界を再現した?


[はい]


創造主って、最初の神様というワケではないのか。


[はい、中堅の忠犬と嘯いていました]


えーっと、待って待って。

始原の神々?


の、後がここの創造主……?


一体世の中はどうなってんだ。

神の悪戯にも程があるよ?


(つまりあの創造主もトップでは無いんだ)


[整頓しましょう]


概念は時間の枠、歴史を跨ぎ、或いは並列世界を越えて神々は居た。


世界の中の存在に関わらなければ、超越存在たる神様が、時間という現象に縛られる筈がなかった。


神の膝元、流れる大河の波の如く。


世界は産まれては消えた。

そしてその小波の中には、稀に輝ける存在もあった。


革命児(トリックスター)と言われる特別な存在が、世界を変えて神を惹き付けた。

名も無き泡沫の、忘れられた世界で。


偶発の神も惹き付けられ、宇宙の始まりの度に奇跡の卵を一つずつ届ける筈が忘れてしまい、数を合わせる為に残りの卵を全て一つの宇宙に投げ込んだ。


→鉄の世界(原初の地)の誕生。


様々な化神、随神、神の雛型は全てここから産まれ、拡散(コピペ)された。

……やがて。


不変たる神様を変質させ得る革命児(トリックスター)を、神様は「娯楽」と認定した。


その娯楽を探し映し撮り、新たな物語を紡がせるのを、随神の一部に命じた。

その娯楽をつまびらかにさせ、味わう為に世界の結果(記録)を捧げさせて。


随神達は主からの命に従い、並列世界を産み出し、革命児を解き放って見守った。


(この随神が、創造主?)


[はい。しかし変化を求められ、行き詰まります]


あー、それで精霊や神が並び立つ様なバリエーションを。


(自分だけでは作れなかった想像者(アイデアマン))


数合わせのスペアマンより認められてたとは思うけど。


[色々な試行錯誤の後、アドラス世界は産まれ、鉄の世界から太陽系ごと映し撮り、固定化に成功しました]


現世界(アドラス)の誕生。


[しかし]


また何かしら、思い付いちゃったのか。


(要らん事しいが)


[ええ。幻想世界の雛型として、同格の随神様方に配っただけならまだ良かった]


おうわ。あー、拡散(コピペ)ね。


(それも苦労したカレンさん達には酷いけど)


[最初期の拡散後、世界安定機能である精霊の行使動作確認が分かりにくいからと妖精界を分離し、二面性は安定しないからと三界分離し、空間を余らせて置くのは勿体ないからと概念的な遺棄末箱(ダストシュート)を据えたのです]


わぁ…… 畳み掛けるなぁ。

ん?

概念的な遺棄末箱(いきすえばこ)


[他の随神様方の世界からもたらされる「捨てられる」行為の果て、世界から弾かれたモノや消えるモノ、記録等ですね]


(……それって)


[要らん事しいなだけではなく、良い格好しいでもありまして。他の随神様方へのアピールに色々引き受けたのです]


概念…… 遺棄…… あ、他の神様が試行錯誤すると有り余る不要品、世界の欠片や重複した物資か。


[遺棄末箱(ダストシュート)の名前通り、観測者が「捨てた」と感じてしまえば、テレビゲームだろうと対象です]


(ほう? ゲーム的にダストシュートと言うとでっかくなるキノコとか、有り余ったポーションとか、仲間から外れた魔物とか?)


え、それは流石に…。


[はい、キノコも魔物も、あったと記憶しています]


(マジか)


[概念的に、ですから。機能は失い、法則性も持たず捨てられ続けている事でしょう]


異界(ネモリカ)の誕生、か。


え、じゃあ異界には配管工の死体が山積み……?


(怖っ)


[正確な物量は分かりませんが、モンスターの方が多いのでは]


いや、どうかな。

死にゲーも少なくないよ?


試死(ためし)や、遺killか死ぬか、になりつつある無理ゲーも、ね。


→……墓場?


あ、結界に震動…… 母さんが来た。


[では、帰りましょう]


(物凄い話を聞いてしまった感)


そうだね……。

そうかあ。

異界=墓場……。


じゃあ瘴気(ウェドナ)って、何から発生してるのかな?

不可思議は解決してない。

ワンワン…… 治せるかな。


スライ・オーニス Level=18

年齢=6才 状態=居眠り(結界維持)

職業=精霊使い 称号=神の愛し子・無属性魔法の確立者

ギフト=「壁無き友垣」対話、心理学、人類学、生物学、多言語の優良性

    「狙い違わぬ指」目星、回避、隠密、追跡、投擲、技能数値への補助

スキル=「全種族魅了(スピーシーズチャーム)」封印中

    「構成編集(ストラクチャーエディタ)

    精神力向上(特)

    集中力向上(特)

    状態異常耐性(特)

    常時体力回復(上)

    常時魔力回復(上)

    身体強化(特)

    スキル倍加(特)

    魔法倍加(特)

    常時詠唱破棄

    命の加護(周囲の闘争禁止)

    稀人の加護(幸運)

    英霊の加護(呪い無効)

    学習指導(中)

    悪戯耐性(中)

    身体俊敏化level.6/10

    片手剣術level.6/10

    盾・両手操作level.6/10

    演算強化level.2/10

    魔術理構築level.2/10

魔法=無属性魔法

   空間魔術(上級)

   黒魔術(上級)

   白魔術(上級)

   精霊魔法(上級)



ミュゼラ・オーニス Level=0

年齢=6才? 状態=魂(スライの中)

職業=なし 称号=なし

ギフト=「狙い違わぬ指」目星、回避、隠密、追跡、投擲、技能数値への補助

    「壁無き友垣」対話、心理学、人類学、生物学、多言語の優良性

スキル=「構成編集(ストラクチャエディタ)

魔法=?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ