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黒い彗星  作者: ユア雪
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第1話

第1話になります。

至らない点などありますがよろしくお願いします

県内にある私立大学、今は長期の休みの為、学生は殆どおらず居るのは、サークルに所属している連中や熱心に勉強してる奴がチラホラといる程度だった。


その大学の学食に俺、神崎 渚はいた。

俺は別にサークルにも入って無いし勉強する訳でも無い、ただ単に学食に飯を食いにきているだけだ。


「 それにしても、大学が休みの間もこの学食が空いていてよかった。しかし、眠いなぁ…… 」


そう言いつつ俺は、ふぁー欠伸をする。

昨日家に帰った時にはすでに日が昇りかけていた。急いで寝たが、それでも約2時間ぐらいしか睡眠は取れていなかった。


起床後すぐにシャワーを浴びて当初の予事を済ませたのだが、それが済んだ頃にはすでに昼の13時を回っていたので、流石に寝直す気にもなれなかった。


眠気覚しに散歩でもしていると大学近くを通りかかった時に、朝から何も食べて無い事に気づき、大学の学食へと足を運んだのだった。



俺が学食で頼んだラーメンセットを食べていると、後ろから声を掛けてくる人がいた。


「 よう!おはよ!!」


俺はその声の主に気だるげに挨拶を返す。


俺に話しかけてきたのは俺の幼馴染みにしてチーム。

ROCK NIGHTのNo.2 宮脇 祐介。


「 どうした?元気ないな!!」


誰のせいだよ、誰の……


俺は心の中でそうツッコミを入れる。

そう昨夜?のチーム内バトルで最後にコイツと走ったのだが、それがなかなかに長引いてしまったのだ。

そのせいで俺は当初の帰宅予定時間を大幅に超えてしまったのだ。


「 ……お前は相変わらず元気だな?祐介」


俺は少し恨めしそうに祐介を睨むと祐介は


おう!さっきまで寝てたからな!

などと返してきやがった。

コイツ……


祐介は俺の正面に同じく学食で買ったラーメンセットを持って座ると、実はさ?と話し掛けてくる。


「 今、仲間の何人かと3泊4日の旅行に行こうって話になってんだよ。旅行って言っても初日はゆっくりして残りは旅行先の峠攻めようって話しになってるんだがな?お前も参加しないか? 」


そう言う祐介はイキイキと旅行内容を話してくる。

旅行先の峠ねぇ、まぁ悪くは無いんじゃ無いかなぁ

実際に何時も走っている場所よりも違う場所を走る事はスキルアップにも繋がるし、何より新鮮味がある

それを考えると悪くは無い提案だった。


「話はわかったよ。それで誰が参加する予定なんだ?」


俺は祐介に今回の旅行の参加メンバーを聞く。すると祐介は旅行に行くメンバーを俺に伝えてくる。


……良く良く考えてみればこの時点で気づくべきだった。


「 あぁ、今回の参加メンバーは俺と渚、お前含めた5人だな。後の3人は、畑 大輝と藤宮 湊と藤宮 葵が参加予定だ。」


俺は祐介が言ったメンバーに驚いていた。

大輝はまぁこう言うイベントには積極的に参加するのは知っていたが、後の2人……

湊と葵が参加するのは、予想外だった。


ちなみ湊と葵は双子の姉妹である。

この2人は、あまりこう言うイベントに参加するって言うのを聞いた事は無いなぁ

ちなみどちらかと言えば俺もあまり積極的には参加しない。

理由としては、面倒だからと言うのが大半だ。


「 珍しいな 」


俺は思った事を口にすると、祐介が何がだ?と聞いてきた。


「いや、藤宮姉妹は基本こう言うイベンドには、参加しないと思っていたからなぁ」


「そうか?渚も参加する予定って言ったら真っ先に立候補してたぞ?藤宮姉妹は。」


まぁ普段イベント不参加の俺が言える立場じゃないか、と内心俺は笑った。


ちなみ大輝と湊とはウチのチームでもかなり速く走れる部類に入る。


などと、思っていると祐介が話し掛けてくる


「 それで旅行に行く日だが今週の木曜日に行こうと思うんだ。すでにROCK NIGHTのほかの連中には既に、話は通してある。」


コイツは一度決めたら、行動が早い。


まぁ木曜日なら明日にでも準備しておいた方がいいだろう。


俺は祐介に当日の集合時間など聞き学食を後にした。



ちなみに旅行先は温泉が有名らしい。

それで藤宮姉妹は参加したのかなぁ

などと思いながら帰路に着いた。








次の日

俺は軽い朝食を済ませた後、旅行に向けてシルビアのタイヤとオイルの交換を行う為にガレージに足を向けた


「 流石にタイヤは変えないと、マズイよなぁ 」


昨夜の祐介とのバトルで結構タイヤを使ってしまった。

俺はシルビアをジャッキアップしホイールナットを外してホイールを外しタイヤを確認する。


「 うわぁ……タイヤワイヤー見えてるじゃん、変えようとして正解だったなぁ。」



そして俺は今シルビアのタイヤ交換とオイル交換を行っていた。


そして最後のタイヤの交換を終わらせて、ガレージの外でタバコをを吸っていると


( ♪ ♪ ♪ )


携帯にに着手が入る。


俺はポケットからか携帯を取り出し携帯のディスプレイを見ると、そこには藤宮妹と表示されているので、俺は携帯受信ボタンを押す。


「もしもし、神崎です。」


「 あ、もしもし私です葵です! 」


電話の向こうから、元気がいい声が聞こえてくる。


藤宮 葵 は藤宮 湊の双子の妹である。

姉と共に俺のチームROCK NIGHTに所属しており姉に負けずかなりの速さを誇っていた。


まぁ祐介曰くまだまだらしいが……


「 それで葵ちゃんが、電話なんで珍しいね?どうかしたの? 」


俺は葵ちゃんに、電話の要件を聞く。

普段はメールのやり取りが殆どで、あまり電話を無いのだ。


葵ちゃんは、もしかして忙しかったですか?

と聞いてきたが俺は、大丈夫と言う。


「 なら、良かったです♪実は木曜日からの旅行の件なのですが、渚さんはどこまで聞いてますか? 」


「 あーその件なら3泊4日で旅行先の峠を攻めるって、話ししか聞いて無いなぁ。」


葵ちゃんが旅行の内容についてどこまで聞いているのかを聞いてくるので、俺は祐介に聞かされた内容をそのまま伝える。


「 そうですか….… 」


俺は葵ちゃんの返事に少し違和感を覚えたので、葵ちゃんどうかしたのかと聞くと葵ちゃんは、なんでもないですよ!と少しだけ声を大きくした。


「そ、そうか」


「 えぇ!そう言えば今回の旅行先は温泉が有名らしいですよ!祐介さんが言ってました!」


どうやら今回俺たちが旅行で向かう先は温泉が有名らしい。旅行先の情報は聞いていなかったので、この情報はありがたかった。




その後俺は葵ちゃんと、たわいのない世間話しをして通話を終え、シルビアのオイル交換を行うのであった。





次回である程度進めたらなぁ〜とおもいます。

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