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明日に向けて

みじかっ

バーミリオン君との予想外の対面の後、考えたいこともあって少し早めに手伝いを切り上げて自室に戻った。

さすがに明日は学校に行かないといけない。

バーミリオン君の前であーなったこともあるし体調不良でもう一日休むくらいは可能だと思うけど、さすがに、さすがの母も2日もとなると怪しまれるだろう。

……え、怪しむよね?さすがにこれは怪しんでくれないと逆に困るレベルだしね?

ま、まぁ、どうせいつかは学校に行かなければならないんだし!

今はそこは置いておこう!!


「……はぁ」


そう、一番の問題は母の事じゃない、いやそれもだいぶ問題ではあるけれど。

一番の問題は私の懸念通り、私が弱くなっているってことである。

敵意を持った目、それがもうダメなのだ。

……え、絶望的すぎない?

いや、まだ最初の方は平気だった!!

そう、割と普通に接していられたのだ。

素がばれてしまったけど、それは仕方ないと思うんだ。

だってびっくりしたんだもん、バーミリオン君が来るとか聞いてなかったし。

ま、まあ、それは置いといて、問題はそこじゃない。

いやこれも問題っちゃあ問題だけど…っていうか私問題ありすぎじゃない?!

お、置いとくんだ、少なくとも今じゃ、ない、うん。

バーミリオン君はもともと私に対していい感情は持ってない、とゆーか、敵意ばっちりだった。

だけど最初は普通に喋れていたのだ。

なのになぜダメになったのか。


「......」


確証があるわけではない。

だけど、たぶん、明確な悪意、がダメなのだろう。

いやもう基準とかわかりにく過ぎて頭痛くなってくるけど…!

あの…まるで獲物を追い詰めるような視線がダメだった。

はっきりとした意志を持った悪意、敵意、といった感じかな。

前世のトラウマに重なって、なにが現実なのかわからなくなってしまう。

そして、記憶にとらわれた私を引き戻したのは声だった。

前世では絶対に聞くことがなかった優しさに包まれた声。

その声が私を気遣っている。その事実が私の意識を暗闇から浮上させた。

恐る恐る見上げた顔はもちろんバーミリオン君の顔で、しかも敵意のかけらもなかった。

むしろ、大好きな母と同じ温かさを感じた。

まぁさすがにそっくりではなかったけど。

なんか、母さんはふわふわポヤポヤって感じで、バーミリオン君はふんわりポカポカっていうか…なんか、なんかちょっとしっかりしてる感じ?

前世のあんな親じゃなくて、今の母さんの下でお兄ちゃんがいたとしたら、あんな感じだったかもしれない。

そう思った瞬間バーミリオン君越しに見ていた兄の影は完璧に消え失せた。

それからはなんだかふわふわしていた。

バーミリオン君もひたすら優しくて…まぁ、あんなふうに倒れかけたらそりゃそうなるか。

紫藤君のことがある限り、バーミリオン君は私を敵視するだろう。

だって私はヒロインじゃない。

みんなに愛されるヒロインではなく、ただのモブなのだ。

ただ母さんのような優しさを持つ人にあんまり嫌われるのは、母さん大好き人間としてはちょっと悲しいなぁ…。

ま、自分がどんな状態なのか少しでもわかったんだから、良しとしようじゃないか!

不安は半端ないけど、癒し(ストーカー)のためにも、明日から頑張るぞ!!

ありがとうございました!

なんとなく一章が終わった感を感じた作者です。

そしてネタに困っている作者です。

大きな流れはあるから終わりまでは見えてるんですが…間が、キツイ。

愚痴っぽくなってすみません<(_ _)>

もし何かこんなの読みたいとかあったら是非、ぜひ教えてください!大喜びします!!

いつもほんとにありがとうございます。

これからも頑張りますので、よろしくお願いします!!

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