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金森勇の反撃

何度目かの1年の教室前。

あいつならもう来てるだろ、また睨まれるかもしれないが、そんなの知ったこっちゃない。

この前着信拒否を外させた時、後で、と言うから待っていたのに、いつまで経っても連絡なし。

多分あいつ忘れてやがる。

メールや電話も考えたが、それだと言いくるめられて終わる気がするから無視できないように直接行くことにした。

睨まれようがなんだろうが、望むところだ!


「おい!神月!!」


思いっきりドアを開ける。

視線が集まる…が


「ん?いない…?」


絶対零度の目で睨まれると思っていたのだが、全くそんな視線を感じない。

ぐるりと見渡すがあの小柄で地味な少女はどこにもいなかった。


「まじかよ…」


「神月さん、お休みっぽいですよ。」


ちょっと呆然としていたら声をかけられた。

ふわふわした栗毛色の髪、そして疑う余地のない美少女と呼ばれるだろう容姿。


「あー、お前、確か、桃井…だったか?」


「はい、そーですよ。金森先輩。」


お、あってた。

ちょっと不安だったんだよなー、間違えたら神月に絶対バカにされる気がするし…って、今あいついないのか。


「休みなのか、あいつ。」


「そーっぽいですよ。いつも早いのに、この時間でもいないですからね。」


「…そーだな。」


俺もそう思ってたから、かなりガックリ来た。

はぁ、風邪かなにかか?


「何か伝えたいことあったんですか?良かったら、私から伝えましょうか?」


「あ、いや、いい。自分でメールする。」


なんて送ろうか。

それともまた明日にするか?


「え?!」


ん?


「なんだ?」


「あ、いえ、なんでもないです…。」


なんでもなくは見えないんだが?

…あぁ、俺があいつの連絡先を持ってるのに驚いたのか。

着信拒否の騒動の時、確かにいなかった気がする。


「…そうか。じゃ、俺行くわ。ありがとな。」


まあ、わざわざそれについて話す必要もねえだろ。


「あ、君さ、ちょっと待って!」


次は男に声をかけられた。

こいつは…生徒会の白石、だったはずだ。


「なんだよ。」


「ね、桜ちゃん。あの子探し、彼にも頼んでみたら?見かけたら教えてもらうくらいでも、さ。」


「あ、そーですね!白石先輩、珍しくナイスです!」


…今こいつ何気にひどいこと言ったな。

それにしても、あの子探し?


「金森先輩!私たち、ある子を探してるんです!その子はすごく可愛くて綺麗で逃げ足が早くて、あ、髪が長いです!運動神経がすごくいいんです!よくポニーテールにしてるみたいなんです!」


「お、おう」


勢いがすごい。

てゆうか、気になるとこが所々あったぞ?


「髪、かなり長いのか?」


「はい!かなり!!もし似た子を見つけたら、教えてくれませんか?」


「…あぁ、わかった。それじゃ、今度こそ帰るからな。」


もしかしたら…いや、そんなことあるか?

でも、あながち間違ってもいない気がするんだ。

あの時感じた違和感。

…これは本格的に、あいつとお話しなくちゃなぁ。


「なあ、神月。お前は何者なんだ?」


俺の口には、知らず笑みが浮かんでいた。


ありがとうございました!

相変わらず沙夜ちゃんにハードモードな世界です笑

次は誰にしましょうか…とりあえず、頑張ります!

ブックマーク、評価、嬉しいです!

ご意見、ご感想、大変励みになります!

これからもよろしくお願いします!

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