表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42/65

とりあえず先々のフラグがたっていく回

あの後、先生にLINEで先生の手伝いをしてたってことにした旨だけ伝えて教室に先生が来る少し前に帰った。

まだ生徒会がいたけど、先生がすぐに来てくれたおかげでもう絡まれることは無かった。

帰り際桜ちゃんに向かって「よろしくねー!」とか声をかけていたから、イベント自体はきちんと発生したのだろう。

よし、大きな流れは変わってないみたいだ。

とりあえず今日の放課後は、桜ちゃんに屋上に行ってもらわないと。

緑川先輩と仲良くなってもらわなきゃ!

まあ、前みたいに無理に干渉して図書室の時みたいになったら困るから、最悪中庭でも我慢する。

青野…いや、この世界では藍野か。

彼のことは好きじゃないけど、逆ハーレムエンドのためには攻略しなきゃならないし、しかも何故か難易度びっくりするくらい高かった気がするし、幸せな未来のために頑張るって決めたんだから!!

それにしても、こんなとこでさえもここはゲームじゃないってヒントであふれてたのに、どうして私ってば気づかなかったんだよ…。

後悔しかないよねこれ。

ほんとに、これからは覚悟して頑張らなきゃ!!

ちなみに、今は昼休みで、琉理ちゃんにペターっと引っ付かれながらお弁当たべてる。

桜ちゃんは今日は学食みたいで、いないんだよね。

ゲームは、イベントだけ切り取っていくから、細かい所まではわからない。

ま、生徒会とは関わってないってことだと思うから、そこの桜ちゃんのプライベートは別に気にならない。

そこまで気にしてたらマジのストーカーだしね。


「沙夜、またぼーっとしてる!今日どーしたの?」


「え、いや、なんでもないよ。ちょっと眠いのかも」


いやー、ちょっと考えなきゃいけないことありすぎていつもより外に意識を持っていけてないんだけだよー。

そう、琉理ちゃんのことも考えなきゃ。

こーんな可愛い友達ができてくれたのは嬉しいんだけど、明らかにこれはまずい。

今までの様子からもハッキリとしてる。

これもう琉理ちゃん桜ちゃんのライバルになってくれないよね…。

琉理ちゃんに至ってはもうどうしようもないレベルで取り返しがつかなくなってると思うんだ…。

つまり、桜ちゃんとイケメンたちが仲良くなるための重要なイベントが大量に起こってくれなくなってしまったとゆうことなのです。

やっばいぞこれ。

あの手しかないのかな…でも、できるかな…。

不安しかないよ…。


「沙夜ー?なんでそんなに不安そうな顔してるの?」


「琉理ちゃん…」


あぁ!やっぱり琉理ちゃん天使!!!

琉理ちゃんにはやっぱり幸せになってもらわなきゃ!!


「私、頑張るからね!」


「え、え、うん。」


このゲームはハッピーエンドを迎えないともれなく学校を巻き込んだバッドエンドを展開してくるんだよね。

個人ルートのハッピーエンドなら、割と簡単にできるからよっぽどやらかさない限り起こらないけど、私が関わったせいで先が全くわからない。

そっちもちゃんと回避しないと!

ま、ハッピーエンドさえ迎えればいいんだけどさ。

でも、ハッピーエンドを迎えれても起こる可能性だってあるのか…。

だって、ここは現実なんだもんな。

備えておいて損は無いよね。

確かあのバッドエンドの元凶はー


「神月!!」


「はい?!」


え、なに?!

急に名前を呼ばれた気がするんだけど?!


「…って、金森先輩?」


え、はあ?

何しに来たのこの人。

さっき名前呼んだのこの人よね?

私目立ちたくないって話しなかったっけ?

え、ほんとになんなの?

もしかしてまた厄介事を持ってきたの?

私もう充分すぎるほど金森先輩のために色々してあげたじゃん。

たしかに最後逃げちゃったけどさ、あれは仕方ないじゃんか。

役割はきちんと果たしたはずでしょ?


「な、なんですか?」


「お前、俺の番号着信拒否してんだろ。」


「な、ちょっ!」


何言ってくれてんの?!

いや、してるけど!

番号交換してたとか周りに知られたらめんどくさいことになる未来しか見えないんだけど!!

あーもうなんでこんなにバカなの?!


「先輩、なんのことかわかりません。」


「…そーかよ。なら、また確認してくるわ。」


そー言って意味ありげに笑って去る先輩。

また確認してくる…?

あぁ、そーゆうこと。

もう一回かけてまだ着信拒否してたらまた来ると。

こ、この!バカのくせにぃ!!

重い溜息を吐いてからスマホを取り出して着信拒否を解除する。

ショートメールの画面に切り替えて素早く打ち込む。


『今かけてきたら本気で怒ります。今日は忙しいので先輩に構ってる暇ないんです。後で、覚悟しててくださいね?こんなことやらかしたんですから。』


あー、ショートメールって既読つかないのがなぁ。

ん?


『もう怒ってんじゃねーか。わかった。』


あったりまえじゃん。

ほんと、どうしてくれよう。


「沙夜?まだあの人に絡まれてるの?大丈夫?」


心配そうに声をかけてくれる琉理ちゃん。

あぁ、バカのせいでささくれてた心が凪いでいく…!


「大丈夫だよ。琉理ちゃん、ありがとう。」


「…うん。なら、いいんだ。」


さぁて、金森先輩もどうにかしないといけないけど、とりあえずは今日の放課後だからね!





「あー、あいつの後ろに阿修羅見えたんだけど…怖かった…。まあ、でも、目的は達成出来たか…。」





「沙夜、何か隠してる気がする…。友だちなんだから、たよってくれていいのに…いや、友だちなんだから、私がなんとかしてあげるんだ!」






さーて!

幸せな未来を目指して、頑張るよ!!!

ありがとうございました!

題名の通りの回です!

次こそ桜ちゃんイベント発動です!

ブックマーク、評価、感想、ご意見、ありがとうございます!とっても嬉しいです!

ご意見に至ってはほんとに助かります。

これからもよろしくお願いします!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ