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沙夜の決意

遅くなってすみませーん!!

しかも短いっ!!

沙夜ちゃんの方向性を決める回なので、ご勘弁を

教室で生徒会に絡まれた私は完璧にテンパっていた。

だって、だって、だって!

おかしいもんこんなの!

なんでモブがこんなにも主要人物に絡まれるの?!

ゲームではこんなの絶対ありえない!

ゲームではみんなただひたすらにヒロインだけ見つめていたのに!

ゲームでは、ゲームでは、ゲームでは!…ゲーム、では?

ゲームでは、確かにそうだった…でも、ここは?

そうだ、ここは、ゲームに似てる。

だけど、ここは、私が生きてる、現実だ。

ゆっくりと立ち止まる。

さっきまでの混乱はない。

でも、さっきよりも、私はずっと不安定になっている。


「…そうだよ。ここは、現実なんだ。」


自分に突きつけるように呟いた。

なんで、こんなにもここがゲームだと盲信していたんだろう。

16年間もこの世界で生きてきていたのに。

前世を思い出し、この学校がよく知っている乙女ゲームにそっくりなことに気づいたその瞬間から、私はこの世界がゲームの世界なんだと思い込んだのだ。

なんてバカだったんだろう。

確かにこの世界はゲームにそっくりだし、前世では考えられないような出来事がたくさん起こっているけれど、でもゲームじゃない。

ゲームなら、私みたいな地味なやつ画面に出るなんてありえない。

…ここは、現実なんだ。

確かにゲームと同じことは起こる。

でも、ゲームのように上手くはいかないんだ!

なら、私がしなきゃいけないことは?

もう随分と干渉してしまった。

ゲームとは明らかに違うことが起こってる。

今更関わりを絶とうとしたところで元には戻ってくれないだろう。

もう彼らは私のことを確実に認識してしまっている。

てゆうか、紫藤くんに至ってはバレてるし。

…やっぱり、これしかない。


「ゲームどおりのハッピーエンドは諦める。」


小さく、けど、口に出すことで決意を固める。


「ゲームよりも、幸せな未来を、作ってやる!」


私が関わったせいで未来が変わってしまったってゆうのなら、文句のつけ所もないような最高の未来に変えてやろうじゃないか!!

美月と、地味子、二つの方向から、私は彼らに干渉できる。

深く関わると全く予想できない方向に進む可能性があるから、あくまで陰ながらをモットーに、ただのモブではなく、いわゆる、サポートモブ(そんなのある?とかは聞かない)として頑張るんだ!!


ありがとうございました!

あらためまして、遅くなってごめんなさい。

やーっと落ち着いたので、これからはちょくちょく更新したいと思います!!

沙夜ちゃん、覚悟決めました。

自分がどんなふうに彼らに思われてるかに関しては気づいておりませーん。

あくまで桜ちゃんのために、変なやつを探してるんだろうなーみたいな風に思ってます。

ブックマーク、評価、感想、ご意見、ほんっとに嬉しいです。

それを励みに頑張りますので、これからもよろしくお願いします!!!

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