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せっかくの登場回なのに影の薄い留学生

遅くなってすみません。

一応新キャラ君登場回です。

紫藤君にバレてしまったことにくよくよしていたが、今日はまた気持ちを切り替えないといけない。

最後の攻略キャラ、留学生がやってくるのだ。

このゲームはだんだん新キャラが出てくるなんてことはない。

はじめの方から隠しキャラ以外全部出てくる。

だからこそ逆ハーレムルートはとても難しい。

なんてったってそのキャラ全員の好感度をほぼ均等に保ちながら、かなり好きになってもらわなくちゃいけないから。

桜ちゃんにはぜひとも頑張ってもらわなくちゃ!

留学生は紫藤君のクラスにやってくる。

桜ちゃんは留学生と昼休みにぶつかって、放課後に紫藤君に紹介されて、あ、あんたは!ってやつをするのだ。

少女漫画の王道展開のようなはじまりである。

へへっ、楽しみー!



そして昼休み。

今日は琉理ちゃんにお昼は別々にと頼んである。

桜ちゃんが食べ終わったら追いかけないと行けないからね。


「ん、ごちそうさま。」


あ、食べ終わったかな。

追いかけるぞー!

桜ちゃんは飲み物を買いに行って、その帰りに急いでいたら留学生にぶつかってしまうのだ。

だから桜ちゃんの帰るのに合わせて行けば前みたいに見つけられるリスクは減るはず!

よーし、行ったね。

しばらくしてから桜ちゃんを追いかける。

ふふーん、楽しみだなあ、あ?!


「な、なに?!」


何かが私の首に巻きついた!

これは、腕?!


「なーにしてんの?」


「ファッ?!」


この声は…紫藤君?!

この人はどれだけ私の寿命を縮めるつもりなの?


「な、何するんですか!離して!」


「いやー、桜さんが通ったかと思えば、君が来たから、また何してんだろって思って。」


こ、このー!


「そんなの決まってるじゃないですか!私は行かなきゃいけな-」


「おい、史也。誰だその地味なやつ。」


このハスキーボイスの失礼なお方は…!


「あぁ、ちょっと前から仲の良い同級生の子だよ。バーミリオン。」


わぁ、やっぱり!

最後の新キャラ、バーミリオン君!

攻略キャラの中で唯一の長髪キャラ!

若干紫藤君に依存している所があって、腐女子の間で大変な人気を誇っていたんだよね。

確か桜ちゃんに近づいたのも紫藤君と桜ちゃんが仲がいいのが気になってとかだったし。

そこから嫌な女だと思っていた桜ちゃんの可愛らしさとか心の綺麗さとかを知って惹かれていく姿にはキュンキュンさせてもらったなぁー。


「おい、沙夜。何ボーッとしてんだよ。」


「ふひゃあ!」


い、いきなり囁くんじゃない!

変な声出たじゃないか!


「な、なんでもないです。それより、離してください。苦しいです。」


「えー、ヤダー。なんか高さがちょうど良くてさ、頭置くとちょうどいいんだよね。」


「ちょっ、重い、重いです!離してください!」


「うーん、どうしよっかなぁ。」


どうしよっかなぁ…じゃないよ!

ここ廊下なんだよ!

めっちゃ見られてるんだけど?!

私の学校生活無茶苦茶にする気かこのやろー!


「あ、そうだ!今日の放課後森に来るって約束するなら離してあげる。」


「は?」


「しないなら離さない。」


え、放課後も紫藤君に振り回されなきゃ行けないの?

てかもうこれイベントめちゃくちゃじゃん。

桜ちゃんとぶつかるはずのバーミリオン君はここで私を睨んでるし、放課後桜ちゃんと会う約束するはずが私とになってるし。

もうほんとに何してくれてんのよー!

モブにかまってないでヒロインと仲を深めてよー!

いや、わかってるのよ。

見つかった私が悪いんだろうけど!

でもさ、でもさぁ…!

イケメンがモブにちょっかい出すなよ!


「おーい、返事は?」


「わかりました…。」


すっぽかしてしまおうか。


「来なかったら前のこと話しちゃうから。」


「…ちっ。」


ダメか。


「ねぇ、今舌打ちしなかった?」


「してないです。」


「え、でも」


「してないです。」


「いや、さっき」


「してないです。」


「…そっか。」


「フッ、勝った。」


「おい。」


口喧嘩l(?)に勝てたことだし、仕方ない。

こうなったらバーミリオン君に桜ちゃんをアピールしてやる!


「それじゃ、放課後ちゃんと行きますから。さよなら。」


「え、あ、うん。」


なにか言いたげな紫藤君をほっぽってさっさと帰る。

色んなとこから視線が刺さってくる。

中でもバーミリオン君の視線が痛い。

もはや槍である。

どこぞの腐女子が喜びそうな感じでもう依存しちゃってるなぁ。

彼は紫藤君に恋愛感情を抱いてるわけじゃないけと、大親友だと思ってるから、彼に似合うような素敵な女の子じゃないとあんな感じで睨んでくる。

私に対してはかなりの不満を持ってるだろう。

地味なモブ女でしかも紫藤君に対してあんな態度をとったのだ。

でも本性知ってる相手に可愛子ぶったりとかできないんだもん!

はぁ、また今日もしんどい放課後をむかえなきゃいけないのか…。

私は大きくため息をついた。

ありがとうございました。

新生活が始まってとても忙しいです。

なかなか更新できなくてごめんなさい。

ブックマーク、評価、ありがとうございます!

ご意見、感想等もお待ちしております!

最近ちょこちょこ書いてる感じなので、変なとこあったら教えてください。

これからもよろしくお願いします!

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