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動き始めるなにか
すみません!回想シーン終わりです。
時間軸は今に戻ります
「ふー。疲れた」
サークルに入ってる私はその活動を終えて帰宅途中だった。
「やばいなぁ。暗くなってきた」
冬も近づき、日が短くなってきて街灯がつき始めるのが早くなった。
「本格的に急ごうか…」
私は暗いのが苦手だ。あの時を思い出してしまう。
はぁ、やめやめ!
気分まで暗くなっちゃう前に帰ろう!
走れば真っ暗闇になる前に家につくだろう。
---ガチャっ---
「ただいまー」
もちろん返事はない。独り暮らしをしている。
ドサッ
ソファーにそのまま身を投げ出して横になる。
「なんだか、最近思い出すことが多いなぁ」
なんでだろ?もうこっちの生活にもなれてるしメンタル的な疲れだとは思えない。
むしろ、思い出しては精神的に疲れてる。
「もぅ、めんどくさいや」
明日にでもお風呂は入れば良いし、お腹もさして空いてないことを良いことに、そのまま私はソファーで眠ってしまった。
---トンっ---
「見つけた…」