9.昔の思い出
どうもしゅんだす。
今回は本文が少ないので
登場人物の設定資料を作ってみました。
隼瀬 俊
この話の主人公
いつも妹のワガママを聞いて年下にモテるという噂が、髪は黒で長くも短くもない
小森 麻美
メインヒロイン
初めて会った頃は暗く影が薄かった。髪は長くて黒。クラスのアイドル?
隼瀬 豊
主人公、俊の妹。
学校の美少女ランキング5位以内には入ってるらしくファンクラブもできるらしい。髪は少し金髪で肩に当たるぐらいの長さ。
兄が大好き、つまりブラコン。
神奈 和孝
呼び名は和で
昔からの友達。
イケメンで女子にいつも付きまとわれてる。
クラスのムードメーカー。髪は金髪。
ここから本文
…ここはどこ?…
お父さん?お母さん?豊?どこにいったの?
僕は家族で買い物に行った帰りに迷子になってしまった。
…もうすぐ小学生なのに、みんなに笑われちゃう…
僕はひたすら歩いた
歩いくと行ったことのない公園にたどり着いた。
その公園中には滑り台やブランコがなく、ただ小さい砂場と水道だけ。
砂場には女の子がいた
他に誰かいるわけでもないただ一人で遊んでいる。
「なんで一人で遊んでいるの?」
いつのまにか僕は女の子に話しかけていた。
「私には友達がいないの、だから一人なの」
「じぁ僕が友達になってあげるよ」それから僕らは夢中で遊んだ迷子になったことなど忘れて。
♪キーンコーンカーンコーン
「もうこんな時間だ帰らなきゃ」
僕は立ち上がり手についた泥を水道で洗った
「また会える?」
女の子は寂しそうな目で僕を見る。
「もちろん、僕は隼瀬 俊よろしく」
「お兄ちゃ〜ん」
豊の声が聞こえ公園からでると向こうからお父さん達が走ってきた。
「大丈夫?怖くなかった?」
お母さんは僕を抱きしめながら言う
「平気だったよ、そこの砂場にいる女の子と遊んでたから」
「女の子?どこにいるんだ」
お父さんは僕が指を指した方を見て言った。
でも、女の子はすでにいなかった。
「あれ!?さっきまでいたのに」
たぶん女の子も家に帰ったのだろうと思い、僕も家族と家に帰った。
でも、あれから公園に何度か行ったが女の子とは二度と会えなかった。
ピピピピ、、カチャ
夏休みに行った旅行の時からよく今日のような昔の夢を見る。でもほとんどの夢は覚えていないものばかりだ、今日のだって。
「お兄ちゃんまた昔の夢見たの?」
「そうらしい」
「そろそろ驚かないぞ」
僕は布団を剥ぎ取り床に投げる、布団の中には豊が丸っていた。
「あ〜さむ〜い」
丸まりながら手で布団を探そうとした豊を僕はベッドから落とした。
「布団しまうからな」
「じぁこれならどうだ」
背中に抱きつかれ、そのままベッドに倒れた。
「危ないだろうが」
豊は僕の右腕にしがみついている
「離せよ」
「ヤダよ、お兄ちゃん抱き枕暖かい」
こっちも、右腕に柔らかい感触のせいで暖かいのだが
この後、豊のおかげで無駄な時間を過ごし、学校に遅れたことは言うまでもない
本文少なくすみません。
感想に誤字があるとのことなのですが、僕一人では無理なので、誤字を見つけた方は感想にお願いします。
しゅ(V)o\o(V)ん