表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/14

8.誘惑の夜、戸惑いの夜

どうも

最近サボってたしゅんです。


すみません

サボってた分一週間かけて長く文章を作りました。

前回の続きです。



「ちょっと食いすぎた」


ホテル料理を満喫し過ぎた僕は調子に乗って食べすぎた。


「俺も腹が苦し〜い」


「大丈夫か?」


笑いながら和を心配してみる


「私もお腹が、心配して〜」


妹の豊のことは無視をするのが普通だろ

なぜなら、こいつはスイートコーナーを全て一人で空にした張本人だからだ。



「次は風呂だ、俊話がある、豊ちゃん達は先に行ってくれ」


豊と小森さん達は支度をして部屋を出ていった。


「で、なんだ話しって」


「よしこれから、シークレットミッションを行う。おい、逃げるな」


僕はお風呂に行こうとしたが和に止められた


「いいのか、お前の妹の裸を他の奴らに見られて」


僕はおもいっきり和の胸ぐらを掴んだ


「それはどうゆうことだ」

「落ち着け、女湯を覗くとか言ってる奴らがいたんだ、クラスの奴らじゃない他の客だ」


和から手を離し

風呂に行く準備をした。


「どうすんだ」


「もちろん止める、妹だけじゃなく小森さんやみんなもいるんだ」


覗くとしたら

男湯からしかない、

露天風呂に急げ


僕は風呂に到着


「まだいないようだな、隠れて捕まえる」


「わかった」


岩影に隠れる2人



10分



20分


「来ないな」


和が暇そうな顔で

お湯に浸かっている


「キャー」



!!

女湯の方から叫び声が

聞こえた。



「早く行け、妹を助けろ」

「わかった」


岩を上がっていき

隣の女湯にダ〜イブ


ざば〜ん


「誰だ覗こうなんて思ってるやつは?」



………


……………


え!?


目の前には男の姿はなく、水着を着た豊と小森さんがいた


「あれ、覗きは?」


「なに言ってるのお兄ちゃん」


「でも『キャー』って声が」


たしかに聞こえたはずだが聞き違い?それともわざと?なぜ水着でお風呂?



!


「…ま…さ…か…」


「そのまさか、一緒に入ろお兄ちゃん[ハート]」



〜和〜


「ふ〜極楽極楽、豊ちゃん喜んでるかな?」


まさか、あんなに豊ちゃんが頼み込んでくるなんて


食事前


「お願いします、こんな時じゃなきゃお兄ちゃんと一緒にお風呂なんて入れないんです。」


いけないことだがここまでされたらさすがに俺でも断れなかった


「わかった。俊には女湯に覗きがいるとか言って行かせるから」


「ありがとうございます。」


豊ちゃんは俺の手をぎゅっと握り締めてくれた

俺にとって旅行での最高の思い出だ。


〜俊〜


豊と和はグルだったのか

まんまと騙されたぜ


「小森さんもグルだったの?」


小森さんは首を振り


「私は豊ちゃんに『一緒に入りませんか?』って」


小森さんは無罪らしいな


「何のつもりだ豊」


「だってお兄ちゃん麻美先輩の家に泊まったとき一緒に入ったんでしょ、ずるいよなんで実の妹はダメでクラスの女子とはいいの?」

「あれは事故で」


「でもあがらず一緒に入ったんでしょ?」


そのとうり言い訳できん

完敗だ


「いいよ。一緒に入ろう水着を着てるなら」


こんな時ぐらいいいかな


「お兄ちゃん背中洗って〜、水着が邪魔だな脱いじゃお」


前言撤回

豊が脱ぐのを全力で阻止した。


「脱ぐな〜〜」










「豊のおかげでゆっくりお風呂に入ることができなかった」


騒ぐ豊と小森さんで露天風呂に入り男湯に戻り着替え部屋に戻る


「だれもいない」


一度帰ってきた形跡はあるが部屋には誰もいなく

和はクラスの奴らと騒いでるだろうが


また豊が小森さんを何かにまきこんでるんじゃ


豊を探しにホテルを隅々探し回った

いつの間に僕は薄暗い場所へとたどり着いた


僕の肩に人の手がのった

「ギャ」


「お兄ちゃん?なんでこんなとこにいるの?」


浴衣を着た豊がいた

決してダジャレではない


「それはこっちの台詞だ、お前達が部屋にいないから探しに来たんだ、小森さんは一緒じゃないのか?」


豊が言うにはさっきまで一緒に話やらをしていたらはぐれて探していたらここにたどり着き、僕の後ろ姿を見て声をかけたと言うわけらしい。

それより豊の顔少し赤いな

「…お兄ちゃん、こんなとこでなんだけどちょっと話ししよ」


「かまわないが、部屋でもいいじゃないか?」


「…2人だけで…話したいの」


後ろの方からクラスのやつらの笑い声が聞こえてきた

(こっちに向かってくる)


「お兄ちゃんこっち」

豊に手を引かれ近くにあったリネン室に入った。


(行ったな)

クラスのやつらは僕らに気づかず通りすぎていったようだ。


「で!?話しってなに皆に聞かれたら困ることか?うぉぁっ!」


後ろを振り返ると豊の顔が僕の目の前にあり驚き部屋の奥まで下がった。


「…ハァ…ハァ…お兄ちゃん…わ、私やっぱ我慢できない」


「何言ってんだよ、お前顔が赤いぞ大丈夫か?」


「ハァ…平気…ハァ…それより私はお兄ちゃんが好き」


平気には見えない


「俺だって、たった1人の妹を嫌いなわけ「ち、ちがうよ…そうじゃない、兄妹としてじゃなく、1人の男の人として好きなの」


そんなことは前から気づいている。でも、僕らは兄妹だ、この恋は実らない実ってはいけない恋なんだ


「ちょっ!待て豊」


「もう待ってられない…お兄ちゃん…私を…私をお兄ちゃんの…お兄ちゃんだけのモノにして…」


豊は着ている浴衣を脱ぎながら僕の方に近づいてくる。


いいのか?本人がそれをのぞんでいる僕を求めてる、それでも、それでも僕は


「お兄ちゃん…」


豊は僕に抱きつくように、倒れてくる


「豊!?おい豊、あつっ!」

おでこに手をあてると

すごく熱った


「ゆたかーー」













「もう大丈夫…のぼせただけのようです」


僕は豊をおぶり、部屋に戻りホテルの人に頼み看病してもらっていた。


「このまま、ゆっくりと休ませていれば朝までには大分良くなっていると思います。」


「ありがとうございます。」


「よかった」


ただ気になることがある

小森さんはどうだろうか豊と一緒どっかでのぼせて倒れてはいないだろうか?


「ただいまー、おわっ!豊ちゃんどうした、さてはお前、豊ちゃんを無理やり」

「何考えてる、のぼせただけだ」


和の顔面に右パンチをクリティカルヒットさせる


「そうだ、和ちょっと豊見ててくれ、イタズラとかしたら死刑だからな」


「わかってるって」


部屋を再度出て小森さんを探しに行く。

クラスメイト達にも聞いて回る


「誰か小森さんを見なかった」


「小森なら誰かと外に行ったよ」


「ありがとう」


外に出て回りを探す

丁度ホテルの裏の辺りに小森さんと1人の男子を見つけた。

僕は勢いで草むらに隠れた


「もう一度言います。あなたが好きです。俺と付き合ってください」


相手は

和の次にモテる男子だ。

でも、小森さんは


「ごめんなさい、私好きな人がいるから」


「わかった。その人は誰かわ教えてはくれないだろうね」


「ごめんなさい」


小森さんはただ頭を下げ謝るだけだった。

彼がホテルに戻ったあと僕は草むらから出て彼女に近づいていった。


「小森さん、こんなとこに居たんだなにしてんの?」

草むらに隠れて盗み聞きをしなかったかのように声をかけた


「隼瀬くん、話聞いてたでしょ」


バレてた


「なんのこと?」


「始めから気づいてたからごまかさなくていいよ」


「ごめん、別に盗み聞くつもりはなく」



「すこし海に行こ」


小森さんは僕の手を取り海へと歩き始めた

こんなシチュさっきもあったな


夜の海は静かで波の音が心地よい


「豊ちゃんは?」


僕は豊が倒れたことを言った。


「もうだいぶ良くなったから明日は元気だと思うよ」


「よかった病気とかじゃなくて」


豊を自分の妹みたいに

心配してくれるな


「こんなこと聞くのは、悪いと思うけど。さっきの告白なんで断ったの?あいつカッコいいじゃん」


「…それは…」


「言いたくないなら言わなくていいよ」


なんだ今の言葉

なんか前にもこんなことあったような、あ〜思い出せない。


「話って言うのはその事なの」


「なに?」


深呼吸


「隼瀬くん聞いて」


「ハイッ!」

驚いた小森さんがこんな大声をだすなんて初めてだから


「わ、私は」


「私は?」


「隼瀬くんが」


「僕のことが?」


小森さんはもう一度深呼吸

「…好き」


「好き?」


ん?好き?何ですと

好きとはすき焼きのすきではなく、好意をよせている人に言う好きか?

間違いかもしれない、

確認してみよう。


「ごめん、うまく聞き取れなかった」


「だから、私は隼瀬くんが好き」



これは罠だ

和が僕をおとしめるために作った罠だ


「え〜と」


「何も言わないで、ただ聞いて欲しかっただけ、戻ろ」


ほんとに罠ではないらしい豊にも変な告白されたし

頭がパンクする〜


こんなんじゃ寝れるわけ


…寝れる…わけ…












「寝ちゃった〜」



「起きたか寝坊助お兄ちゃん」


「おはよう豊、豊!お前起きてていいのか?」


「もう平気、でも昨日何があったか覚えてないんだよね、廊下で倒れてた私をお兄ちゃんがおぶって来てくれたんでしょ、ありがと」

だめだ昨日のことを思い出す、豊の顔がまともに見れない


「さぁ今日も全力で遊ぶぜ〜」



そして高2の夏休みは

いろんなことがあり楽しい日々だった。


その話しはまた次の機会に話そう。



どうでしたか。

あと2ヶ月ぐらいで夏ですね。熱いのはあんまり好きじゃない自分でした。


あと2、3話で何か発展があるように頑張ります



しゅm(__)mん

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ