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5.〜屋敷の中で〜

どうもしゅんです。


更新遅れてスミマセン。

今週は研修旅行に行くのでまた更新が遅くなってしまうと思いますが、頑張ってみます。


前回の話



僕は休日に駅前に行き

本を読んだり

コーヒー飲んだりと

まったりした休日

のはずだった。



駅前で小森 麻美を見つけるまでは。


僕は気になり追いかけていると、男達に拉致された小森さん。


それをなんとか助けだし

小森さんを家まで送ったわいいが


小森さんの家はなんと

かなりの金持ちの家だった。てか屋敷


小森さんが僕に助けてくれたお礼がしたいと

仕方なく僕は家の中に入っていった。




と言うわけで

小森さんの家に上がり込んだ

僕は気まずい中にいた。


何故かって?


それはね僕の目の前には

メイドやら執事やらが列になって僕達を出迎えているからだよ。


「「お嬢様、お帰りなさいませ。」」


一斉に僕達に一礼するメイド達


「……」

あまりの驚きに

僕はポカーンとしている。

「……隼瀬くん…?」


小森さんが心配そうに聞いてきた。


「ごめんね。私の家いつもこれなの…変だよね」


「変じゃないよ、小森は知らないだろうけど僕には妹いるんだけど、いつも玄関で待って(待ち伏せて)るよ」


「知ってるわ、たしか豊ちゃんだったわよね?」


知ってたのか

まぁ豊は学校では有名だしな。可愛い女子ランキングとやらに入ってるらしいし。


「麻美。」


メイド達の奥の方から白髪、白髭のお年寄りが出てきた。


「お祖父様」


たぶん小森さんのお祖父さんだろう。


「麻美そちらの彼は?」


「初めまして、僕は小森さんのクラスメイトの隼瀬 俊と言います。」


小森さんのお祖父さんは聞いたことがあるのか考えた。


「お〜。君が隼瀬 俊くんか、いつも話しは麻美から聞いてるよ」


話し!僕の!?


「小森さんのお祖父さん「そんな呼び方はよしくれたまえ玄道(げんどう)と呼び捨てにしくれてかまわない」



呼び捨てはさすがに馴れ馴れしいので僕は玄道さんと呼ぶことにした。


「で、今日はどうしたんだい?まず、場所を変えよう玄関で話ものじゃない」


僕は帰るタイミングを逃しそのまま家に上がり込んでしまった。






玄関さんに連れられ

僕と小森さんと

広い廊下を歩いていき

一室に入る


「ここは、私の部屋だよ。そこのソファーにでも座ってくれ。」


ここは玄関さんの部屋らしい。僕の部屋3つぐらいの広さだ。


「さて、何から話してくれるかな?」


僕と小森さんと今日あったことを話した。


「……ほぉ〜、そんなことが、なら隼瀬くんにはお礼をしなくてはな」


「そんな、いいですよ。お礼のために助けたわけじゃないですし。」


「だが、恩人に何もしないのは、こちらとしても嫌なのでな、なんでもいいんだぞ。」


小森さんもお礼を渡さないと帰さないらしい。僕の服の裾を引っ張っている。


「そうだ、君に麻美をやろう、いいだろ麻美?」


「…コクン…」


(いやいや、自分の孫をお礼にだすなよ、あと小森さん納得しないでよ。)


「はっはは〜。君になら麻美をいつでもあげるよ。それよりお腹が減ったな、隼瀬くんどうだい今日はもう遅い泊まっていくといい」


さぁどうするか


1.帰る


2.泊まる


「3.孫を貰って帰る」


玄道さんが脳内コマンドに勝手に入ってきた。


「3はありません」


とは言え、家には誰もいないし。


「小森さん泊めてもらっていい?」


「……コクン…」


こうして僕は今日のお礼として泊めてもらうことにした。





その後夕食を3人で食べて、メイドに空いている一室に連れていってもらった。


「何か必要な物がありましたら言ってください。」


一人のメイドが言ったので

「お風呂に入りたいんですけど」


「わかりました。少し待っていてください。着替えを用意しますので」


そしてメイドはスタスタとどっかに行ってしまった。(…それより……ここで寝るのか…)


玄道さんの部屋程ではないがやはり広い

僕は今になって考える


「僕がこの家にいるのって、場違いなんじゃないか?」


「そんなことありませんよ」


ビクッ!!


ドアの近くにさっきのメイドさんが服とタオルを持っていた。


「いきなり現れないでください」


「お風呂の準備が出来たので呼びに来ました。では、こちらへ」


僕はメイドさんに付いていき『ゆ』と書かれたドアの前に案内された。


「それではごゆっくりと」

メイドさんは何やら笑いを堪えているように見えた。


脱衣場で服を脱ぎカゴに入れタオルを腰に巻いて行った。


ドアの向こうには広い温泉があった。


(…さすが金持ち、家に温泉かよ)


「あ〜気持ち〜」


「…良かった…気に入ってもらって」


「さすが小森さんの家だけあるね。小森さん」






……




………




「…ん!?小森さん?」



「何?隼瀬くん」


突然のことで状況がわからないな、

今、僕の前にいるのは

幻とかじゃなく本物の小森さん?


「……」




ざばっ


「こ、こ、小森さん!?」



僕はお湯から飛び出し

隅っこに隠れるようにした。


「なんで小森さんがここにいるの!?」



「お風呂に入ってるから?…」


そう言うことじゃないとツッコンでる余裕は僕にはない、小森さんはタオルを体に巻いている他は何もない

これが本当の無防備だ

ヤバい!変な汗が



「そ、それじゃ僕出るから」


僕は急いでお湯から出て脱衣場に向かったが、


「あれ!?僕の服がない。さっきまであったのに!」


ふと、メイドのことを思い出す。笑いを堪えていそうな顔に「ごゆっくりと」とか言ってた意味を今知った。


「くそっ〜、あのメイド」


この格好だと風邪を惹いてしまうので渋々お湯の中に戻っていた。



「小森さんは恥ずかしくないの?男の人とお風呂なんか入って?」


「…私だって恥ずかしいけど、別に隼瀬くんなら大丈夫だと思って変なことしなそうだし」



ぐさ



胸にナイフを刺されたぐらい心が痛い、

実際刺されたことなんてないけど。




10分後


「ねぇ隼瀬くん、後で話があるから私の部屋に来てもらっていい?」


「かまわないよ」


「ありがとう私、先に出て待ってるね」


小森さんはお湯から上がり脱衣場に向かった。


その一方僕は小森さんのタオル姿を見て抑えきれない感情を止めるのがやっとだった。




僕も時間を見てお風呂から出た、脱衣場には無くなった服が何もなかったように元の場所に置かれていて、なんとか出ることが出来た。



(あっ!小森さんの部屋わからないや)


初投稿から3週間近く過ぎこの作品を見てくれた人が400人を越しました。

ありがとうございます。

m(__)m


これからも見てもらうと嬉しい限りです。



しゅ(・ω・)ん



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