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4.俊の大変な休日

どうもしゅんです。


今回は少し長く書きました。と言っても本当に少しですよ

次の日、学校では変な噂が流れていた。

学校に来るなり僕に対するみんなの視線を感じていた。



教室に入ると、

先に行った和とクラスみんなが集まっていた。

和は昨日の夜帰ってきたらしい

教室には新聞部の新聞が貼られてあり僕も後ろの方で見てみた。


「何々?」

内容はこうだった。




項目その1、校長最高長話記録24分52秒





項目その2、担任にしたくない先生No.1など




(面白いのはないな…)





メイン項目には、




2-Bの

不思議女子、小森 麻美に彼氏発覚


(へ〜小森さん、彼氏いたんだ…)

心のどこかで少しショックを受けた。




彼氏は同じ2-Bの

隼瀬 俊


隼瀬 俊にはシスコン疑惑がかかっていたが

昨日お昼、屋上でイチャイチャしたとこを発見し、これによって疑惑は無くなった

と書いてある


え!?


「はっ!?僕が彼氏!なんだこれ〜」



今の一言でみんなが僕に気づいた。


「隼瀬、妹の次はクラスのアイドルか?どんだけ手をだせば気がすむんだ?」


いつの間にかクラスのアイドルになっていた小森さんだった。


「まて、これは何かの間違いだ」

(また逃げなきゃいけないのか?)


新聞をもう一度見てみると


提供、神奈 和孝


「お前か」


「俺は昨日気絶から目覚めたのは放課後だ。それから俺は新聞部に行き昨日のことを正確に言ってあげたわけだよ。」


「小森さんはこんなこと書かれて黙ってて良いの?」

椅子に座ってた小森さんはこっちを見て


「別に大丈夫」


「ほら、今の言葉はお前を彼氏と認めた証拠だ」


和は気がすんだような顔で言った。


「覚えとけよ和孝」


タイミングよくチャイムがなりみんな席についた。

(いつまで噂が流行るかな)


その内みんな忘れるだろうと思い逃げるのをやめた



だが噂は

学校が終わる頃には小森さん彼氏事件は全然流行らなくなった。




学校ではね。






家に帰ると

玄関で豊が待ち構えていた。

(……嫌な予感)


「和孝さんから聞いたよ。彼女ができたらしいね。良かったじゃん」


「それは違う、勝手に和が決めたことだ騙されるな」



まだ続いてたのか

言い訳ではないが、うまく言葉がでてこない。


(とりあえず豊からは逃げるか)


「今日は逃がさないからね」


逃げようとしたが豊に抱きつかれ動けなくなり、

あえなく捕まり夜まで豊の説教が続いた。







7月上旬




「お兄ちゃんどこ行くの?」


「どっか適当に行こうかと思ってるけど、なんか買ってくるものある?」



「何もないよ。ただ今日夜、友達のところにお泊まりするから夕食はいらないよ。」


(泊まるなら前々から言ってほしいな…)

別に何もないが家に1人はやっぱ寂しいな


「じぁ行ってきます」


家から出て自転車に乗り近くの駅まで行った


駅前には○09や東急ハ○ズやらがあり毎日人で溢れてる。


「さて何するか」


考えたがやることがなく

本屋に行って音楽雑誌を立ち読み、そのあと珈琲を飲みに行き、町を歩いていた。


歩いていると見覚えのある顔を見かけた


「小森さんだ」


小森 麻美だった。

僕と付き合っている疑惑のある小森さんだ。



なぜか僕は小森さんの後を追っかけてみた


(これじゃストーカーだな、やめて帰ろ)


帰ろうとした時

小森さんに話しかけている男性達がいた。


「なに話てんだ?」


気になり帰るのはやめて

ゆっくり近づいて行った。


次の瞬間、男達は小森さんの腕を強引に掴み人気のない路地に入っていった。


「あれ、まずいだろ。でも見た目怖すぎだったし……くそっ」



僕は路地に走って行った。





路地に入って行ったところで小森さんは男性達に囲まれ襲われていた。



小森さんは抵抗するが3人もいる男性相手には無意味だ。


「やめろお前ら」

僕はヒーローかとツッコみたくなるぐらいの言葉を放った。


「あん、なんだ〜てめえは?」


男達の中からボスみたいなやつが出てきた。


(どうしよう、これからのこと何も考えてなかった)

「その人は俺の彼女だ、その汚い手を離せ」


とりあえず小森さんを助けることを優先した

僕は珍しく「俺」って言葉を使った。


「彼氏がいたのか?なら今から俺様がこの女の男になってやるよ」


男はそう言うと小森さんの手を取り無理やりキスをしようとした。


「だから、その汚らわしい手を離せって言ってんだよ」


僕は怒りに任せその男を殴り飛ばした。


「この野郎、黙っとけばいい気になりやがって」


残りの男が襲いかかってきた。


「残念だが、もう遅い」


「お前らそこでなにやってる!?」


2人の警官がやってきた。僕はここに来る前に近くにある交番に電話して事情を説明していた。


(ただ、遅すぎもっと早く来れば殴らずにすんだのに)



「やべ〜サツだ。おい、立て逃げるぞ」


この状況をゲームで表すなら


『男達は逃げた』


『しかし、警官達に回り込まれた』

が画面上に出ているだろう


男達はあっけなく警官に捕まり御用になった

「大丈夫?」


抵抗はしていたが声をだなさなかった小森さんの手を取る。


「ま…また、助けてもらったねありがとう」


(また?気のせいだろう僕は小森さんを前に助けた覚えがない)


「とりあえず、家まで送るよ」


「そんなことまでしてもらわなくても」


「ダメだ、また襲われたら一人で帰らせた僕の責任になる。だから、お願い送らせて」


小森さんは何も言わず頷いた。








小森さんを送ることにした僕は

自転車に2人乗りしていて小森さんの家に向かった。


「小森さん、家まであとどんくらい?」



「もうすぐ、そこの角を曲がって少し行ったとこ」


(小森さんの家かぁどんな家だろ、一軒家?それともマンションかな?)




だが小森さんの家は

僕の予想を遥かに越えていた。



(……おかしいな〜)


まさかだろうと思い小森さんに聞いてみる


「まさか、これ(汗)?」


小森さんは静かに頷いた。

(………まじ!?)


僕が驚いてる訳それは

目の前にはかなり大きい門があり

門以外からの侵入を防ぐための策が2km先まで続いていてて、しかも家がまだ見えないぐらいデカイ家だ。いや、屋敷だ


小森さんは自転車から降りて門にあるベルを鳴らした。


「私、開けて」


すると、門が開いた。


「…じぁ、僕はこれで」


小森さんを送る任務が達成した僕は帰ろうとしたが

小森さんに服の裾を捕まれた。


「私にお礼させて」

裾を掴む

仕方なく僕は小森さんの家の門をくぐっていった。


最近のことですが


同じようにこのサイトで

小説書いている人で友達ができました。



とても良い人達で良かったです。


この小説を読んでくれている人でよかったら僕のお気に入りの小説を読んでみてください。

いい作品ばっかりです。


しゅ(・ω・)ん

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