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13.やっぱ小森さんは白が似合うかと思う。

「麻美を返してもらうよ」


とうとう見つかったか。


「待ってください、小森さんの気持ちも考えてみてください」


こんなことなら出掛けなきゃよかった。



時は7時間ぐらい戻る













「おはよ〜」


「やっとお兄ちゃん起きた、ご飯できてるよ」


昨日は遊園地に行って疲れたからグッスリ寝ちゃったな。


「は!?ご飯?まだ僕は作ってないよ」


「隼瀬くんおはよ、私が作ったんだけど迷惑だったかな?」


エプロンを着た小森さんが台所から出てくる。


「迷惑なんかじゃないよ、嬉しいよ」


玉子焼きを食べてみる。

「う!うまい」


なんだこの旨さ


「麻美ちゃんこんど料理教えてよ」


豊、お前は教えてもらっても旨くは作れないと思うぞ。





「ごちそうさま、美味しかった」


お皿を台所に持っていく



「私やっとくからいいよ」

「そこまでしてもらわなくても」


「昨日のお礼だから」


そこまで言うならと洗い物を小森さんに任せ、部屋に行き宿題をやった。






「う〜終わった〜」


宿題が終わり、

ちょうど昼時だ。


「さて昼ご飯作らなきゃ」

冷蔵庫を開け、お昼の献立を考える。


「あとで買い物行かなきゃな」


材料が少なく、お昼は炒飯を作り食べた。





「ごちそうさまでした、隼瀬くん午後にちょっと付き合ってくれない?」


「?」


「買いたいものがあるんだけど」


「何買うの?」


「…えっと…それは…あの…かえ…替えの下着…」


いきなり後ろからドロップキックをくらった。


隼瀬 俊は20のダメージを受けた。


「なに言わせてんの、お兄ちゃんの変態」


「すまん、そんな物買うなんて知らなかったんだよ」

「下着が見たいなら私の見せてあげるから」





「駅前に行こうか、あそこならなんでもあるから」


「無視するな〜」







駅前はいつもどおり混んでいる。


「僕はスーパーにいるから買ってきちゃって」


行こうとしたら豊に止められた。


「なに言ってんの?お兄ちゃんは私達といるんだよ、麻美ちゃん守る人がいなくなっちょうじゃん」


「いや下着売り場に男が居たら変態と間違えられるよ」


「平気、平気」


ヤメロー









はぁ〜なにやってるんだろ僕。



下着売り場に男が1人、横には小森さんと豊が下着を選んでいる。


「こんなのはどうかな麻美ちゃん大人っぽいところあるから」


「さすがに黒は」


黒!?


「このピンクのも可愛いかも」


ピンク!!?



「お兄ちゃんはどれがいいの?」「隼瀬くんはどんれがいい?」


「僕に聞くな〜」








「あ〜30分だけで疲れた」

「可愛いの買えてよかったね」


女の子が買い物すると荷物が多いイメージがあるけどそれほどでも。


「豊もなんか買ったのか?」


「うん、勝負下着をね」


へ〜そんなの見せるような人が豊にも出来たのか。

嬉しいような寂しいような


「たぶん勘違いしてると思うから言うけど、見せる人はお兄ちゃんだけだからね」


ふっ、予想はしてたさ。少しでも見直した僕がバカだったよ。


「まだ帰るのに時間あるし、ゲームセンター行こうよ」


「そうだな久しぶりに行くか」


荷物はコインロッカーに入れ、ゲームセンターに向かった。



「麻美ちゃんあっちのUFOキャッチャーやろ」


「豊、500円やるからそれやったら終わりな」


「お兄ちゃん太っ腹、じぁ行ってくるね」


さて僕はなにやるか?

とりあえず中を回り見てみる。


「これは新しいガンゲーじゃん、もう入ったんだ」


これでもやるか。


タイトルは『E・B』

たぶんエーリアンバスターの略だ。

1ゲーム200円でライフは6個


始めてみると、

いきなりエーリアンが襲いかかってくる。







うわっライフがなくなった。


GAME OVER


くそ、ステージ3まで行ったのに。

結構難しかったな。


後ろを見ると人だかりが出来ていた。


「ども〜」


なぜか頭を下げる。


すると男性店員が出てきた。


「いや〜うまいですね。これ200円でステージ3まで行った人いないんですよ。」

そうなんだ嬉しい気がする。


「お兄ちゃ〜ん」


豊が何かを持って走ってくる。


「なにそれ?小森さんは」


手に

いや腕で持ってるのは、熊のぬいぐるみとウサギやら猫やらいろいろとある。

合計4個


「麻美ちゃんが獲ってくれた、まだUFOキャッチャーのとこにいるよ」


その言葉で僕は走る。


「どうしたのお兄ちゃん、待って〜」


今の話が本当なら

100円で豊が獲れなくて。あとの400円で小森さんが獲ったとしたら。




「ハァハァ遅かった」


「隼瀬くん獲っちゃった」

「麻美ちゃん凄い」


小森さんは満面の笑みでいた。さらにその下の方にはぬいぐるみがゴロゴロ転がっている。


「どうやって持って帰るの?」


「どうしよう」


てへっみたいな顔で聞いてくる。この顔を見てると癒されるな。


袋にぬいぐるみを詰めていく


「あと一つ入らないなどうしようか?」


小森さんは残りのぬいぐるみを、そこにいた女の子にあげた。


ゲームセンターをでて、スーパーで夕食の食材を買い帰った。



今新しい話を考え中です。

たぶんこの作品が終わったあとに投稿始めます。



しゅm(__)mん

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