表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
聖王女のまったり魔境ライフ  作者: 長城万里
Mattari 3

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

80/104

赤き竜と少女の再会

従者のキスをしたらリナは卒倒して倒れます


「リナ様!」

「きゅ~~~」


まさにバタンキュー


「アインツェルゲンガー様、いきなりキスはいけません」

「すまぬ、永い刻を経てようやく出会えたため急いてしまった」


妖精姫に叱られる悪魔


「やはりリナ様が神の子の末裔なのですね」

「アネラは気づいていたのか?」

「確定はしていませんでしたが血脈の気配を感じましたので」


ローラはソファを出してリナを横たわせます


「リナが神の子の末裔とか貴方が従者とか説明いただけますか?」

「それはリナ様が起きてから話をする」

「そうですね、まずはリナ様にご説明しませんと」

「わかりましたわ」


そのとき館に近づく者の気配を感じるジャンヌとシュナイダー

二人はアインツェルゲンガーほど警戒はしなかった


「強さは感じますがアインツェルゲンガー様ほどではありませんな」

「そうだな、でも一人懐かしい感じがする」


ジャンヌは気配の一つに懐かしさを覚えていました


そして扉が開いて一人の少女が入ってきた


「アインさんいますかー?」


メルが到着しました


「やっと追いついた」

「アイン、探し人には会えたのか?」

「この場所、聖魔力がすごいですね」


ジェネラスの三人も館に入ります


「無事に会えた、すまなかったな置き去りにして」


「「「「・・・・・」」」」


ソファにメイドが横になっています

貴族のような少女から強い聖魔力を感じるフェリス

執事から強き者の気配を察するアイリーンとカナン

もう一人の赤毛のメイドを見て動きが止まるメル

四人は一刻無言になります


「アインツェルゲンガーさん、この状況は一体」

「アインさん、この人たちは?」

「そこの執事、私と戦え!」


ゴツン! カナンに脳天へゲンコツを落とされるアイリーン


「メル? 本物?」

「ジャンヌ、お姉さん、、、」


ジャンヌはメルが目の前にいることに驚いています

メルは少しだけ肩を震わせ涙を浮かべます


「どうしてここに?」

「探しに、来たんだよ」


自分のことを探しに来てくれたことに嬉しく思うジャンヌ

メルがジャンヌのもとへ走り寄ります

ジャンヌも少し涙を浮かべ両手を広げる

親友(とも)との感動の再会である


「メルー♪」

「ジャンヌお姉さん・・・」


少し近づいて床を蹴るメル


「・・・のバカーーーッ!」


ズドガァッ!!


「げふぅっ!?」


瞬歩からの高速右ストレートがジャンヌの左頬にクリーンヒット

ジャンヌの首がぐるんと曲がり吹き飛び転がり壁に激突する


感動の再会とは?


この場の全員がポカンとする

さすがのローラも目が点になっていた


「なにも言わず出て行かないでよバカ!」

「痛いぞ、バカバカ言うなよう」


身体を起こして左頬をさするジャンヌ


「心配したんだよ!」

「ごめん」


「大体なんでジャンヌお姉さんが出て行かなきゃいけないのよ!」


「だって我を友達って認めてくれなくなったし

 レイアルにはもう必要ないって感じだったし」 ブツブツ


メルから目を逸らして愚痴るジャンヌ


「友達って思わない人なんか無視すればいいのよ!

 わたしや他にも友達だと思っている人はいっぱいいるよ!

 黙って出て行かないでよ、相談してよ、、、 うわーん!」


わんわん泣き出すメル

オロオロするジャンヌ


「あらあら、泣かしたらダメじゃないジャンヌ」

「そうですな、いけませんぞジャンヌ殿」

「そうですわよジャンヌ様」


ローラ、シュナイダー、アネラに責められる


「メル、ごめんな、泣かないでくれ」

「うえーん!」


メルを抱き寄せてよしよしするジャンヌ

まわりの者たちもメルが泣き止むまで口を出しません




泣き疲れたメルは寝てしまいました

ローラはもう一つソファを出してメルを寝かせます


「お久しぶりですジャンヌ様」

「ん? えっと、たしかフェリス、だっけ?」

「はい」


フェリスはカーテシーをしてジャンヌに挨拶をします

王家主催の宴でジャンヌとは何度か会っていました


「フェリスも我を探しに来てくれたのか?」

「はい、パーティーメンバーとメルと一緒に来ました」


「初めましてカナンです

 お姿は拝見したことがありますがお会いするのは初めてです」


「カナンは我を嫌ってはいないのか?」

「帝国の守護竜様を嫌うなど有り得ません」

「なら我とは友達だな♪」

「よいのですか?」

「イヤなのか?」

「嬉しく思います」


ジャンヌとカナンは握手をします


「私はアイリーン、私は会うのも見るのも初めてだ」

「アイリーン、ジャンヌ様への言葉遣いは気をつけなさい」


フェリスに叱られるアイリーン


「別にいいよ、くだけた方が我は友達らしくて好きだぞ」

「ほら、本人がいいって言ってるんだから」

「はあ、まったくバカリーンは」

「フェリスまでその呼び方するなよ!」


なんか面白そうな奴だとジャンヌは思いました


「それでジャンヌ、戦おうぜ!」 ゴツン! ゴツン!


「「バカリーン!」」


「ふ、二人がかりはやめろ、超痛い・・・」


カナンとフェリスのダブルゲンコツを喰らうバカリーンでしたとさ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
ローラ様はいくつソファを持っているんだとか安定のアイリーンとか感動の再会はとか色々あるけど、とりあえずメルちゃんはジャンヌを殴る権利はある。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ