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聖王女のまったり魔境ライフ  作者: 長城万里
Mattari 1

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17/103

よろしく魔境生活

ローラのおかげで食料問題は解決しました

もう餓死の心配はないでしょう


「それでは夕食の準備に取りかかります

 ローラ様はおくつろぎ下さいませ」


「楽しみに待っていますわ」


多種大量の食材と調味料を前にリナの心は昂ります


「やっとまともな料理ができます」


草と木の実を素材のまま少量ずつしか食べられませんでした

もうひもじい思いはしなくて済みます


「それでは始めましょうか」


必要な食材と調味料と調理器具を準備します

そして始まるクッキングタイム


牛のリブロースを<時短>で解凍します


筋をカット、塩コショウの味付け、器具類の取り扱い

調理に関する動きも<時短>でスピードアップ

いわば料理専用の身体強化であります


フライパンを温めたり肉を焼く時間も<時短>で進めます


速く動けるので同時に付け合わせの処理

さらにサラダやスープも同時進行

とどめにデザートも作ります


<時短>により調理時間が通常の10分の1ほどで完了します




ワゴンに料理を乗せて食堂へ向かいます

ローラはすでにスタンバイ

お腹を空かせて待っていました


「お待たせいたしましたローラ様」

「良い匂いがしますわね、楽しみですわ♪」


食卓に料理が並べられていきます

ローラとリナの二人分です


牛のリブロースステーキ

肉の上にはパセリのみじん切りがパラパラとかけられています

コーンが敷かれておりクレソンとブロッコリーが添えられています

仕上げのバターの匂いが食欲をそそらせます


レタスとチーズのサラダ

千切ったレタスと粉チーズと酢とみじん切りしたニンニク

それらを混ぜ合わせて小さくカットしたチーズを数粒乗せています

仕上げに黒胡椒を軽くまぶしてあります

リナ自身の好みでチーズがちょっぴり多めです


オニオンの塩スープ

スライスしたオニオンを炒めて塩だけで味付けしたスープ


「美味しそうですわ♪ リナも早く席に着きなさい」

「はい、失礼します」


通常のお屋敷では主従が同じ食卓には座りません

ですが謎の場所に二人だけなので問題はないのです


二人は食べ始めます

ステーキにナイフを入れて一口サイズの塊を食べるローラ


「柔らかくてバターの香りも良いですね

 肉汁のしみたコーンと青野菜も美味しいですわ」


「ブロッコリーなどは大丈夫そうですね」

「ブロッコリーは嫌いではないですわ」


ローラは基本的に好き嫌いはいたしません

王室の教育でそこらへんは躾けられています


続いてスープを軽くすするローラ


「スープはあっさりしていて飲みやすいですね」

「サラダが少し濃い目なのでスープは薄めにしておきました」


続けてカットしたチーズをレタスに包んで食べるローラ


「たしかにサラダはチーズが多めですわね

 ニンニクも効いていて私は好きですわ♪」


「わたしはチーズが好きなので少し多くしてしまいました」

「ふふ、そうなのですね、私もチーズは大好きですわ♪」


楽しく美味しく食事をする二人

そしてデザートタイム


ストロベリーヨーグルト

砂糖を軽くまぶしたストロベリーをヨーグルトに浸けただけ


「シンプルですが甘酸っぱくて美味しいです

 美味しい料理をありがとうですわリナ♪」


「お褒めいただき光栄です」


美味しい料理に大満足のローラ

リナも家事職人の能力を発揮できて大満足


大満足で二人の初のお食事会は終了します




「本当に美味しかったですわ」

「ありがとうございます、右腕を上げて下さい」


食後、少し腹休めをしてから入浴しています

リナはローラの身体を洗っています


「これから毎日いただけますのね、楽しみですわ♪」

「頑張って作りますね、左腕を上げて下さい」


身体を洗い終わって髪も洗います

洗髪剤と石鹸はローラが空間収納から出しました

タオルなどの生活必需品もローラは持っています


身体と頭を流して浴槽にローラは浸かります

浸かっている間にリナが自身を洗います

そして一緒に浸かります


気持ち良さそうに浸かる二人




お風呂から上がって身体を拭きます

ドライヤーのようなものはないので丁寧に髪を拭きます


リナはメイド服を着ます

着の身着のままでここに来ているので着替えがありません

ですがスキルで汚れなどを落とせます


まず<洗浄>で汚れを落とします

次に<消臭>で衣類の悪臭のもとを取り除きます


「ローラ様の服もキレイにしますね」

「よろしくお願いしますわ」


ローラは服を渡す


「すぐにやりますね、風邪を引いてはいけませんから・・・」


リナはローラを見て動きが止まる

ローラは薄いピンクのワンピースの寝巻きを着ていました


「着替え、持っていたのですね

 そうですよね、空間収納がありますものね」


食料だけではなく衣類もたくさん入れています


「タオルとかテーブルを持っていたのですから服もありますよね」


「ですが洗わないでいると着るものがなくなってしまいますわ

 ですからリナの能力は助かりますわ」


「そう言っていただけると助かります」


とりあえずローラの服をキレイにしました

ローラはその服を空間収納へしまいます




ローラをベッドに寝かします


「この館での生活、明日からもよろしくですわリナ」

「こちらこそよろしくお願い致しますローラ様」


リナは自分の部屋へ向かいます

そして就寝


互いに違う大陸から飛ばされてきました

この大陸がどこなのかわかりません

だけれど前向きな二人に不安はありません


ハイパーポジティブ王女と達観メイド

きっと魔境でも生き抜くことができるでしょう


こうして二人の魔境生活が始まりましたとさ

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リナさんうちにご飯作りに来てー!
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