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聖王女のまったり魔境ライフ  作者: 長城万里
Mattari 3

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ローラの従者たち

「では続いて、この館で私の従者をして下さっている方々ですわ」


メルと仲良くなったドランを睨むアイリーンを放置して話を進めます


「私はシュナイダーと申します、執事をさせていただいております」


勇者一行はシュナイダーが執事服だから執事だとは思っていました

しかし執事らしからぬ強者のオーラに圧倒されていました


「ローラ様、この方は何者ですか?」

「執事ですわ♪」


ロレンスが聞きますがそのまんまの答えを返すローラ


(知らない方が良いのかも知れませんね)


それ以上聞くことをやめるロレンスでした


「伝説の英雄と同じ名前なんですね」

「あら勇者様、ご存知なのですか」


「子供のころ読んだ物語にありましたから

 実在した人物だとは(のち)に知りましたけど」


「そうね、わたしも一緒にライトとよく読んだわ」

「ほら、やっぱり仲良しではないですか♪」

「うっさいバカ!」


「この人は英雄シュナイダー本人だぞ!」 えっへん

「なんでお前が自慢気なんだよバカリーン」


「え、本物?」 驚く勇者一行


「そんなに大したものではないですよ

 それに無理に信じなくてもよろしいですよ皆様」


シュナイダーは自身が英雄であるとは思っていません

まわりが英雄扱いしているだけなのですから


しかし勇者一行は信じます


「メルのことがあったからな、信じるぜ」 とドラン


「ふふん、素直でよろしい!」 と自慢気なアイリーン




「次は我だな♪」


(さっき竜の存在を肯定した方ですね) とロレンスは思います


「我はジャンヌ、ローラのメイドで友達だ

 もちろんここにいるみんなとも友達だぞ♪」


(なんか見た目より子供っぽい人だな) とバルクは思った


「お前たちとも友達になりたいぞ、ローラの友達だし♪」


ジャンヌの言動に少しだけ困惑する勇者一行


「ねえローラ」

「なんですココさん」


「ジャンヌさんもなにかあるのよね」

「あら、わかるのですかココさん」


「だって魔力と威圧感がすごいんだもの」

「たしかに私もそれは感じています」


ココとロレンスの言葉にうなずく勇者一行


「話してもよろしいかしらジャンヌさん」

「いいぞ、別に秘密にしてないからな♪」


メルとシュナイダーのことがあるので驚くことはないと思う勇者一行


「ジャンヌさんはレッドドラゴンですわ♪」


「「「「「レッドドラゴン!?」」」」」


それでも驚いてしまった勇者一行

にわかには信じがたいが特に疑うことはしませんでした


「まあ竜の加護を持つ少女や伝説の英雄がいたわけだし」 とバルク


「レッドドラコン、赤い竜ということはメルさんの加護って」


「ええ、賢者様の察しているとおりですわ

 ジャンヌさんの血の加護をメルさんは与えられていますの」


「なんなら外で元の姿になって見せてやろうか?」


「「え、いいの?」」


ライトとココが興味津々です

二人とも子供のころに読んだ物語で竜に憧れていたのです


「いいぞ♪」


意気揚々と庭に出るジャンヌ

ライトとココもついていきます


「はっ! まさか!」


リナがふと気づき慌てて追いかけます


「変化解除♪」


人化を解いてレッドドラゴンの姿に戻るジャンヌ


「「本物だー!」」


ライトとココは大喜び

リナは遅かったとがっくりします


「リナ、慌ててどうしたのですか?」

「ローラ様、だってアレ・・・」


ジャンヌの真下に爆散した布切れが散らばっていました


「ああ、なるほど」


「ようし、人化♪」


「はっ、いけない!」


レッドドラゴンから見た目17歳の女子に変化するジャンヌ


「えっ!」 とライトは顔を赤くする


「見ちゃダメ!」 と慌ててライトの目を両手で塞ぐココ


目の前にはすっぽんぽんのジャンヌが仁王立ち


「くっ、<着付け>!」


出遅れるが収納袋から服を出してジャンヌに着せるリナ


「ジャンヌさん・・・」

「恐い顔だぞリナ先輩」


はあ、と大きくため息をつくリナ

男性陣の前で裸になってドラゴンに戻れとも言えないので諦めました




「お待たせしました、わたしはリナと申します

 ローラ様のメイドをやらせていただいています」


リナからは特に強い気配を感じない勇者一行

ここにきて普通の人間の存在にホッとします

でもジャンヌに服を着せたのを見ていました


「リナさんもなにか特殊な能力をお持ちなのでしょうか」

「洗礼で与えられた称号とスキルはありますが特殊というほどではありません」


「先程の衣服を着せたときの速さは目にも止まりませんでした」

「充分すごいスキルだと思うが」


ロレンスとバルクは感心しながら言います


「それにドラゴンを叱れるなんてすごいじゃないか」

「そうだぞ、リナ先輩は恐くてすごいんだぞ♪」


ドランの言葉にうんうんと頷きながら言うジャンヌ


「ジャンヌさん・・・」

「うひぃっ!」


お尻をつねられ退散するジャンヌ


((たしかに怒らせると恐そうだ)) とドランとバルクは思いました


「なぜリナさんが先輩なのですか?」 とライトが聞きます


「我がメイドの後輩だからだぞ」

「あまり先輩後輩なんて関係ないですけどね」


それでも先輩呼びを気に入っているリナでしたとさ

今回で100話目です、更新遅くてすみません

ほぼ一週間ごとの更新頻度なのでようやく100話に到達しました

物語は互いの紹介が終わればいよいよ帰省編に突入です

帰省、すなわち館からそれぞれの国に帰ります(シュナイダーだけ残る)

もちろん各国でのあれこれが終わったら館へ戻って来ます

この先もお読みいただけることを祈りつつ楽しく執筆していきます♪

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