★恥っずいポエムで異世界征服★ ~わたしの詩は人を殺める威力なのっ? こんなの、はにかみMAXパーセントだよっ!~
★みなさん、こんにちは。
もしかしたらアウトなことがいっぱいあるかもしれません。そういう作品だって、最初に言っておきますからね!
「あなたに見せたい ハートの肉ヒダ 子宮がきゅんきゅん 思春きゅんーーーっ!」
とある田舎に詩聖を夢見る女の子がいた。
詩聖とは、ものすごーく優れた大詩人の敬称だ。
もちろん村で1番ポエムが上手と評判なのだが、ポエムを書く村人は彼女以外に誰もいない。
けれども彼女はマジでイケてる自信があった。
なぜなら村にある多目的ホールに観客を!
「はあ、今日も異世界だった……」
異世界とは隠語で観客がゼロだった意味である。
観客がゼロの舞台にひとりで立ってポエムを詠むと、まるで異世界に来てしまった感覚に陥るからだ。
しかも生配信を同時にしていて。
「視聴者ゼロ! くぁはっ……」
誰もいなかったときのことを「異世界征服」と呼んでいた!
なんだ、異世界のお話じゃないの?と思った君! もう少し待ちたまえ。
さあ、ここからは彼女の心の一人称視点でお話を進めていこうじゃないか。
物語はどこにでもあるご家庭の、ありふれた朝食風景から始まる。
「しぃちゃん、詩聖活動はどんな感じ? プロになったら新車を買ってくれるのよね!」
「ええっ、そんなこと言ったっけっ?」
「お母さん、この際だからEVにしようと思ってね、もう充電スタンドの工事を発注しちゃった~~! 楽しみだわあ」
「ええっ! そんなにすぐには買えないってば!」
「そうなの? 困ったわ。もうすぐ新車が来るって、ご近所に自慢しちゃったのに。お母さん、ウソつきね。ぐすん……、号泣しちゃうーーっ」
「わああ! ダイジョブ! まっかせてよ! 1台と言わず、3台くらいじきに買ってあげるからーーーっ! 買ってあげるからぁ……、買ってあげるからぁぁ……」
なあんてその場を取り繕ったはいいけれど……、あれから1週間が経った今日までのお客さんはたったの5人。
そのうち4人は道を尋ねに来た人で!
残りの1人は多目的ホールの支配人。
「しぃちゃん、プロになったら村をあげて盛大にお祝いするからね! このホールがお客でいっぱいになれば大儲けだよ! はあっ、お祭りの準備で大忙しだーーっ!」
鼻息荒く言ってたなあ……。
はわわ、どうしよう。どんどん大ごとになってくよーっ!
というか、来春高1になる小娘に、ツケで好きなだけホールを貸し切ってくれる村ってどうなの……。
期待がっ!
重圧が~~~っ!
「この村の人口300人でしょ! なのになんで1000人も入れるホールを建てちゃったのよ~~~っ! この村出身の政治家の仕業か! 陰謀か! 国ぐるみで私を詩聖にさせまいとしているんだわ~~~っ!」
舞台で四つん這いになって叫んだら。
パチパチパチ!
拍手が聞こえた。
顔を上げると視線が合った。
お客さんっ!?
「誠に勝手ながら、ポエムのオーディションをさせていただきました」
なぬ!?
もしかしてどこかの編集者の人っ?
スポットライトが客席に当たって!
そこに照らし出されたのは!
「肌がムラサキ! とんがった耳! 目がみっつーーーっ!」
「大正解。私はこの世界の人間ではありません」
「オーディションって……、なにを企んでるのっ」
「ポエムは最悪でしたが、合格です!」
「ポエムのオーディションなのにっ? 何に合格しちゃったの、わたしっ?」
礼服着てるけど、この人ぜっっったいに、あやしすぎるっ!
「事は一刻を争います。とにかく私と一緒に異世界へ来てください!」
「ちょっ、わたしまだ死にたくない!」
「ご安心を! 自由に帰って来られますから! さあ、行きますよ!」
「あっ、まっ!」
腕をつかまれた瞬間に、場面がぐるりん!
「ここは……?」
視界に飛び込んできたのは大勢の兵士たち。
甲冑をガチャガチャならして槍で突き刺し合ってるよ!
「戦場です。私の生まれ故郷はいま隣国と戦争をしているのです。これであなたの力が必要なのがわかったでしょう?」
兵士たちのうねるような雄叫び。
槍を急所に突き刺して、血しぶきが噴き出すと、空気が赤く染まって見えた。
この人たち、本気なんだわーーっ!
命をかけた壮絶な戦いに言葉を失っていたら、足下に流れ矢がザクッと刺さった!
「ひーーっ、わけわかんないよ!」
「とにかく詠んでみてください!」
「詠むってなにをっ?」
「ポエムです! なんでも構いませんから!」
「急に言われたって!」
「はやく! ここにいるみんなや世界を救うと思って! 私を信じて!」
「わ、わかったわ! じゃあ!」
呼吸を深く吸い込んだ。
そして心を落ち着かせ、足下の矢を見つめながら頭を開くような感覚で待つ――。
――よし、降りてきた!
荒ぶる兵士たちに向かって、わたしは叫んだ。
「ハートを射貫いて? そしたら二人でお風呂に入ろ 大事なところを一緒に洗いっこしてあげるーーーっ!」
わたしのポエムが轟いた。
兵士たちの視線がわたしに集まって。
「はっず! はっずーーっ!」
ポエムを聴いて傷つき倒れていた者までもが立ち上がる!
目を三角に光らせて、武器を掲げてわたしに迫り寄ってきた。
なんか怒らせちゃったみたい~~っ!
やばいやばい。これぜったい殺られちゃうパターンだよ!
敵味方問わずわたしを取り囲んで整列したと思ったら。
「一生あなたに服従します!」
武器を捨てて跪いちゃった!
「うぇーーーーーっ?」
それも数千人のイカツイ兵士たちが一斉に!
「おお! 争いが止んだ! 傷まで治ってる! やっぱりあなたはこの世界の王になるお方なのだ。これでわかったでしょう。あなたの力が!」
ムラサキの人がひれ伏す兵士たちをなぞるように指をさす。
「わたしにこんな力があったなんて!」
「あんな小っ恥ずかしいポエムを平然と叫べるんです。そのようにハレンチなあなたなら誰だって服従しちゃいますよ!」
「それ褒めてないよねっ? ちょっとは、はにかんでるわよ! 恥じらいの中に美が生まれるんだから!」
「こうしちゃいられない! あなたの存在を世界に知らしめる方法を考えねば! みなの者も散れっ! うおおーーーっ」
「こらーーーっ、元の世界に戻る方法を教えなさーーーいっ! こんなところに置いてくなーーーっ」
戦場から誰も居なくなってしまった。
周りが静寂に包まれて初めて気がついたのだけど、ここは住宅街だったみたい。
建物はことごとく破壊されて燃えているし。
首のもげたぬいぐるみや、真っ黒に焼けたおもちゃが見えた。
こんな酷いことになっているのに、わたしは誰かを救ったと言えるのかな。
焦げた臭いが鼻をついて、煙が涙を滲ませた。
「なにが世界の王よ。これからどうすればいいのよぅ……」
見知らぬ土地っていうか、初めて来ちゃった異世界で不安だし。
太陽が傾いてきて、真っ赤な西日と肌寒い北風が心細さMAXパーセントなんだけど!
そこへオオカミのような野獣の遠吠えまで聞こえてきた。
「ここにいちゃダメな気がする。人がいるところを探さなきゃ」
けれど周りを見渡してみても荒野が続くばかりでなんにもないし。
「そうだ、ムラサキの人を追っかけよう! あっちに走って行ったよね」
ムラサキの人のお家があるかもしれないし、家があるってことは町があって人がいるはず!
と言いつつ荒野を歩き続けて1時間。ようやく森の入り口にやってきた。
辺りはすっかり夜のとばりが降りていて、色の見分けがつかないほどに薄暗い。
森の中はというと、真の闇が支配していて真っ暗だ。
そのうえ変な物音やうなり声が聞こえてくるし、恐怖心MAXパーセントだよ!
「ぜったい何かいるよねぇ……」
わたし達の世界じゃ森の中に町があるなんてことはまずないけれど、ファンタジーの世界じゃままあることだよね。
「ここは異世界なんだ。いってみよう」
ガサゴソって音がすると、二の足を踏んでしまう。
「行きたくないなあ! でもここにいても危険な気がするしぃ! えーーいっ」
雑草が生えていなくて、道に見えなくもないところを選んで歩き出した。
後ろは絶対振り向かない。
だって何かついてきてたら恐すぎる!
走ると木の根っこやツタに蹴躓いてコケてしまいそう。
早歩きの限界に迫るスピードでわたしは歩き続けた。
あっ、明かりが見えてきたよ!
でも何かヘン。
だって地面から上に向かって青い光が差してるみたい。
サーチライトっぽい光。
物音を立てないように、恐る恐る、近づいた。
そして見えてきたものは。
「泉だ! 光ってる!」
街灯がない夜の山道で、明るい自動販売機を見つけたときのような安堵感!
桶のような物がいくつか置いてあるから、ここは水くみ場かな。
けれど今は誰も見当たらない。
サイアク朝になれば誰かくるかも。
駆け寄って泉を覗き込んだら、水面が鏡のようにわたしの顔を映し出した。
クリスタルのように澄んだ水。
両手で掬って飲んでみたら!
「こりぇ、お酒ららないら?」
こんなすぐに酔っ払うお酒がある?
それもひと口で。まるでコントじゃん!
なんかポエムを詠みたくなってきました。
こほん!
「絶対ヒミツ 超知りたい 性への興味と恋心 ドキドキの穴に隠れているんだ 枕で初キッスの練習してたら 親がニヤニヤして見てたーーーっ!」
「はっず! はっずーーっ!」
「うわ、だれっ?」
声がして振り返ったら、おじいさんが跪いていた。
魔法使いみたいなグレーのローブを着ているよ。
「覇王さま、なんなりとお申し付けくだされ」
「覇王さまっ? なにそれ、わたしのことっ?」
「覇王とは武力で世界征服する者のこと。あのような、小っ恥ずかしいポエムは大量殺戮兵器と同じ。誰もあなた様に刃向かう者などおらぬでしょう」
「わたしのポエムは人を殺める威力なのーーっ?」
「なにかお困りなことはありませぬか?」
「困ってると言えば、元居た世界に戻れないの! あ、わたし、この世界の人間じゃなくて!」
「ほう、異世界から来たとおっしゃるか。神話によく似た話がありますな」
「異世界から来た人の話?」
「世界征服を成し遂げると神が降臨して帰れたとか」
「世界征服なんかしたくないよ!」
「あくまで神話の話です」
「でもわたしをここに連れてきた人、神様には見えなかったよ!」
「どんな容姿でしたかな?」
「ムラサキの肌をしていて、目がみっつあって、耳がとんがってる男の人!」
「それは魔族の召喚士ですな。人間と敵対的な魔族もおりますゆえ、そのようなヤカラがあなた様を呼び出して、世界を征服するのに利用しようとしたのかもしれませぬ」
「悪い人には見えなかったけどなあ」
「いいですか、今後ポエムを詠んではなりません!」
「なんでぇ! わたしからポエムを取ったら」
「元居た世界に戻るまでの辛抱です。あなた様がポエムを詠めると知られたら……、む! 光よ、森を照らせっ!」
おじいさんの手の平から野球ボールくらいの光の球が飛び出して、花火のように打ち上がった。
森を取り巻いていた闇が払われて、街灯が至る所についたみたい。
「えっ、なにっ?」
「何者かが潜んでいたようです。あなた様が帰れる方法を急ぎ調べましょう。手遅れにならなければ良いのですが……」
おじいさんはわたしの手をつかんで歩き出した。
かなりの早足だけど、森が照らされているので歩きやすい。
それにしてもおじいさんなのにどうしてこんなに早く歩けるんだろう。魔法でも使っているのかな。
泉があった場所から森を5分ほど進んだところに突然大きな洋館が現れた。
外壁がぜーんぶ本棚になっていて、難しそうな分厚い本がぎっしり敷き詰められている。
雨が降ったらどうするんだろう。
おじいさんが手をかざすと玄関扉がバンと開いた。
手を引かれて中へ入ると扉が閉まって何重にも鍵がかかる音がした。
家の中も壁は全部本棚になっていて、廊下は少し狭っ苦しい。
天井の本棚から本が落ちてこないのは、どうなっているんだろう。
照明が見当たらないのに、家の中は明るかった。
連れてこられた部屋はとても広くて天井もすごく高い。
縦に積み重なった本棚がずららーっと連なっていて、まるで巨大な図書館のよう。
そこをおじいさんは手で撫でるように通り抜ける。
すると時折本棚から本が勝手に飛び出して、読書スペースの机の上に積まれていく。
ひと通り図書室を巡ったら、おじいさんは積まれた本に手をかざした。
そしたら本が独りでに宙に浮き、もの凄い勢いでページがめくられていっちゃって!
分厚い本が最後のページまでめくられる時間は3秒もかからなかったくらい。
「ふむ。ワシでもあなた様を帰すことはできそうじゃ」
「ほんとっ!」
「ただし、どの異世界から来たのかがわかりませぬ」
「異世界ってひとつじゃないの?」
「この分厚い本のページのように、何千、何万という異世界が連なっていると言われておりまする」
「そんなあ、それじゃどうやって……」
「ムラサキの魔族から聞き出すほかありますまい」
「どこに行っちゃったかわかんないよ!」
「ならば、向こうから来させましょう。少々危険ではありますが、都市の中心地帯にあるステージでポエムを披露するのです」
「それって独演会ってこと! はうう!」
「あなた様を狙う手合いも出てくるでしょう。しかしこれが手っ取り早い。なあに、この爺が守って差し上げますじゃ」
「おじいさん、頼もしい!」
「今日はもうお休みなされ。告知はしておきますゆえ、明日の午前中に開催と参りましょうぞ」
「わかった。ポエムなら任せて!」
案内された寝床は普通の壁で本棚がなかった。
3畳ほどの物置部屋のような狭い部屋。
だけど清潔そうなベッドがあるし、寝るだけなら十分だ。
明日披露するポエムを考えようと思ったけれど、あらかじめ考えちゃうと手直ししたくなってポエムのエッジが鈍くなる。なんて言うか、鮮度が落ちてしまうんだ。
だから即興で作るのが1番良い。
まぶたを閉じたらあっという間に眠ってしまって。
何だかうるさくって、ベッドから起き上がったら、そこはもうステージの中央で!
「うぇ~~~~~~っ!」
うるさかったのはたぶん、わたしに対する歓声だ。
ステージは野外にあって、お客さんがぎっしりと、青空と一緒に地平のかなたまで続いている。
中世ヨーロッパのような建物があるけれど、ひしめくお客さんの合間から無理やり生えているかのよう。
「準備は整っておりますぞ。いつでもポエムを披露してくだされ」
おじいさんがわたしの肩に手を置いた。
わたしはベッドから飛び降りた。
そしてお辞儀をしたあと。
「こんにちは!」
マイクもないのに声が響き渡った。
早くポエムを聞かせてという悲鳴にも似た歓声が飛び交っている。
たくさんの目がわたしの力量をを見極めるように、じぃーっと見た。
わたしは手を胸に当て、深呼吸をして。
覚悟を決めた。
「わたしのバージン あなたの視線で感じるの 恥ずかしくって目をそらしちゃう だってわたしも欲情してるしーーーっ!」
「はっず!」「はっず!」「はっず~~~っ!」
大歓声が飛び交った。
「初っぱなから最高ですぞ! 見て見なされ。たったひとつのポエムで皆が跪いておりますぞ!」
「わたし、本当に世界征服できるかも~~~っ!」
「ささ、次を!」
おじいさんに頷いて。
心のアンテナを世界に羽ばたけた。
いくよ!
「ひと目惚れしたって恋はロックされてるの あなたが持ってるマスターキーで わたしのエッチな鍵穴こじ開けてーーーっ!」
「はっず!」「はっず!」「はっず~~~っ!」
渦を巻くかのように歓声がわき上がった。
熱気の蒸気で竜巻が生まれてしまいそう。
わたしって天才なんだわーーっ!
世界が自ら光って見えた。
色がいつもより鮮やかに見えた。
吸ってる空気が特別に感じた。
こんな気持ち、サイコーに幸せMAXパーセントだわーーーっ!
両手を開いて天を仰いだら、また大歓声だ。
いや? 違う!
これは悲鳴!
「アイツを捕らえろ! 覇者になれるぞーーっ!」
「アイツは俺のもんだーーっ!」
「邪魔するヤツはぶっ殺せ!」
刃物を掲げた賊がわたしに向かって飛んできた!
「来おったか! そうはさせぬぞ!」
おじいさんが魔法で薙ぎ伏せていく。
けれど、襲ってくる人数が多すぎて!
「おじいさん! あそこにムラサキの人がいる!」
「異世界へ連れて来た張本人か!」
わたしの体が宙に浮いた。
観衆を突き抜けて、おじいさんと共にムラサキの人の元へ一直線!
「賊が多すぎる! 強烈なポエムを! 皆を屈服させるのじゃ!」
わたしは目を瞑って心を研ぎ澄ませる。
音が消え、周りの阿鼻叫喚が無くなっていく。
真っ暗な視界に光が降り注いだとき!
いく!
「キッスとカラダはあげてもいいわ だけどハートはノンフライなのーーっ!」
大歓声が再び――、あれ?
「みんな、どうしちゃったの? あれぇ~~……?」
耳が痛くなるほどの、静寂シーン。
静けさと冷たい視線が心を締め上げてゆく。
「なにをしておる! もう一度ポエムのじゃっ!」
おじいさんの言葉でハッとした!
心の呪縛が解き放たれた!
気持ちのエッジを鋭く尖らせて――。
こんどこそ!
「恥じらいってハートのウイルス トキメキが制御不能よ あなたの予防接種で処女喪失ーーーっ!」
「はっず!」「はっず!」「はっず~~~っ!」
やった!
「こんな乙女がなんて恥ずかしい! もうやめてくれ~~っ、なんでも言うことを聞くから~~~っ!」
ムラサキの人が叫んだ。
おじいさんはその首根っこをつかんで。
「どこの異世界から連れてきた!」
たまらずムラサキの人が答えた直後。
「この者、元の世界へ帰還せん!」
おじいさんがわたしの額に触れた途端!
世界が左巻きに逆巻いた。
体が伸びるように渦の中心へ飲み込まれたかと思ったら。
次の瞬間、わたしは多目的ホールのステージに立っていた!
「戻ってきたんだーーっ!」
千人入るホールに絶叫したら。
スポットライトが客席にズバッと当たって!
なんで! ムラサキの人がいれぅーーっ!
「おじいさんに大変なことが起きちゃいましたーーっ! 助けてくださーーーいっ!」
帰ってきたばっかなの、にぃ~~~~っ?
★最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
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