第6話 狼
仕事の合間にアップします。
エヘッ(◠‿◕)
第6話 狼
蒼井は忠実に次のことを実行していた。
スケルトンは骨を破壊し、ゾンビは頭を破壊するということを。
兎に角、ロングソードで、ぶん殴った。殴って破壊した。時には、蹴りも放った。
そして、「この調子なら、ここを出られる」と口にした瞬間、ゾンビに背後を取られてしまった。ゾンビの犬歯が蒼井の首元に近づいた時、電光石火の勢いで、何が駆け抜けた。
見ると、あの時の大型犬が、ゾンビの頭を加えていた。頭を失ったゾンビは、膝を付き倒れてしまった。
間一髪で命拾いをした蒼井であったが、あの大型犬は味方なのだろうか?
そんなことを考えるより、今は、出口を目指し、走りながら闘う“彼ら”だった。
アンデッド達を振り切り、墓地から出た“彼ら”は、一息をつきながら、お互い向かい合っていた。
そして、よく見てみると、犬というより、精悍な顔立ち、まさか狼なのか?と思考していると、彼は“仕事を終えた”と言わんばかりに、あっさりと立ち去ってしまった。
まるで、仔牛のようにデカい犬だった。
『また逢う機会はあるだろうか?』
なんだか彼は、俺のことを知っているような態度に感じた蒼井だった。
また、山小屋の所有者が、戻ってこない理由は、あのアンデッド達に襲われでもしたせいだろうとも思った。
今頃、ゾンビにでもされたのだろうか。
さて、蒼井が、墓地を駆け抜けた時、アンデッド達は、蒼井を追うのをやめていた。
どうやらこいつらは、墓場からは出られないらしいが、まだまだ、墓場は多くのアンデッドが徘徊している。
ちょっと山小屋から出るつもりが、もう戻ることは出来ないようだ。
「こんなことなら、もっと食料を持ち出すべきだったな」
とりあえずは、お茶にするため、火をおこす蒼井であった。
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夜にもアップする予定です。
早く本題に行きたいですからね。




