表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
喰ラウ者(イーター)  作者: むすぶあい
2/4

プロローグ2 走馬灯

何時も通りの朝。何時もどおりに学校に向かう。

「お母さん!!行ってくるね!!!」

「気を付けるんだよ!!!」

ドアを開け駆け足で学校へ向かう。

きょうは外がやけに騒がしい。

警察や、野次馬が集まってる。

「なんかあったんですか???」

「どうやらね、ここの妊婦さんがかなり惨い殺され方をしたらしいのよ。」おばさんが答えてくれた。

「最近多いですね。。」

「そうよねぇ物騒な世の中になったわよね。」

「あ、時間がヤバイっおばさんすみません!!ありがとうございます!!」


AM08:30 学校に到着。

いつも通りの授業がはじまる。

AM12:00昼休み

学校でも殺人事件が話題に上がる。

パンっと背中を叩かれ振り替える

「刹那!何そんな暗いしてんだよ!!」友人の諒太が背中を叩く。

「いや、家の近くで殺人事件があって少し心配なんだ。。」

「まぁそうだよなぁ!!最近殺人が増えてるしなぁ」

「ほんとに怖いよね、。」

「なーらもっと怖い話しよっか!」

「なんだよ!!」

「最近この町で殺された死体には特徴があるんだってさ。」

「特徴って!?」

「無いんだよ。」

「何が??」

「血が全部抜かれてるんだってさ。まるで吸血鬼に殺されたみたいに。」

「吸血鬼??いるわけないじゃん!!」

「だよなぁ!!」

そんな会話をして諒太はその場を後にした。


AM15:00授業が終わる。

「刹那!!!淡井刹那!!!」

振り返ると、幼馴染みの桜彩音がいた。

「なんだよ!!」

「今日は付き合いなさいよね!!!」

「あーーー。わかったよ!!」

「やった!!」

彩音はとても嬉しそうな顔をしていた。その笑顔を見るとなぜかこっちまで嬉しくなる。

そして、二人でカラオケや、ゲームセンターにいってそして帰る。

「今日はありがとね、刹那!!」少し寂しそうな顔をしていた。

「そんな顔すんなよ!!明日もまた会えるんだからさ!!」

「絶対だからね??」彩音は寂しそうな顔をしていた。

「ああ!約束するよ!!」

「刹那!!私ね!!」

「ん??」

「嫌なんでもない!!」少し照れ臭そうに笑っていた。


PM20:00

「ただいま!!」

返事がない。ガチャッなにか音がした。

「母さーん?」

ベチャッなにか踏んだ。

赤い液体が足についていた。

リビングを恐る恐る見ると

男が四人、中性的なやつが一人

「おまえらだれだ!!!警察呼ぶぞ!!!」

「お巡りさん読んじゃうのぉ???てかあんたこそだれ??」中性的な男がにやりと笑って言った。

「俺はここの家の!」

ゴンッ何かを蹴った。


「あれ、もしかして、これの子供??」


声がでなかった。からだが震える。

あきらかに中性的な男が言ったこれとは、母だった。

「か、、あ、、さん、」


「あーーーこれの子どもか、おいしかったよご馳走さま。」

「お、、まえ、おまえ!!!絶対に殺してやる」


なにも考えずに飛びかかった。

横にいた男が飛びかかった刹那の顔をなぐった。


グハッ

すごい力だった。後ろのキッチンに吹っ飛んだ。


「あーーーその子供食べてもいいよ!!私はもうお腹一杯だしね!?」


「ありがとうございます!!」


まだ足が動く。必ずこいつらを殺す。

キッチンからナイフをとる。それを見た中性的な男は笑っていた。


「くそおおおおおおおおおおおおおお」

刹那は男の腹にナイフを突き立てた。


「無駄だよ!私たちは、吸血鬼。人間とは違うのさ。」

中性的な男はそういうと足元に転がってきたヨーグルトのゴミをとると母の体を切りゴミの中に血を注ぐ。


「お、お、おまえらなんなんだよ化け物、何で母さんを。」



「君たちが豚肉を食べる為に豚を殺すのと同じさ、私にとっての豚なんだよ。君たちは。」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ