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1-D100-05 マリヴェラ治療中


(と言う訳で、後はよろしくやってくれ)


 いや待て、よろしくじゃなくて。

 ていうか、結局ナンなんだアンタ?


 我に帰ると、仕事を終えたメイナードが、フードの隙間からこちらを見ている。

 恐ろしいモノを見たような顔だ。

 俺は自分の髪の毛を摘んで見た。

 黒い。元に戻っている。身体も自由に動く。


「えーと」


「お姉さん?」


「ただいま」


「ただいまって……。さっきの怖い人は?」


「さあ?」


「えー……」


 ロジャースが俺の変化に気がついたようだ。


「あ、マリヴェラさん。光る雨が止みましたね?」


「す、すみません!」


 俺は勢い良く頭を下げた。


「なんか、私がオレサマで偉そうな態度で申し訳有りません!」


 ロジャースは少し笑っただけだ。


「いえいえ、おかげで何とかなりました」


 そして漂流しているフリゲートの方を見た。


「まあ、彼らもあれ位で沈むことは無いでしょう。魔道師も乗せているでしょうしね」


 実際、遠目では既に鎮火していると思われた。

 だが、流石に暫くはまともに動けまい。

 こちらを追跡するなどもっての他だ。

 フリゲートの影は徐々に雨に溶け、消えていった。


 メイナードや、働き通しだった者は、休息の為に下がっていった。

 改めてキャビンでロジャースに会うと、彼は「俺も休息をとるように」と言ったが、俺にはもう一つ仕事が有った。


 重傷者の治療だ。


 例え強力な神族が「ヒール」と「なおす」を掛けたからと言って、大怪我は直ぐに治るものではない。

 「オレサマ」も、そこは分かっていたらしく、重傷者に対しては止血と痛み止めに絞って術を掛けていた。


 ただ軽傷者は既に全員治療済みである。


 だから残る患者は三人。

 骨折していたり、体のどこかを吹き飛ばされたりだ。


 残念ながら、水兵の一人は、応急手当てをする間もなく死んだ。

 彼は、艦首付近に着弾した砲弾の殆ど直撃を受けたのだった。

 今は、帆布に包まれ水葬の時を待っている。


 ロジャースは流石に疲れた顔を見せていた。


「治療……ですか。何から何まで申し訳有りません」


「それはいいのですが、この後は?」


「ワクワクの島に上陸します。かなり島からは離れてしまいましたが、ま

ず北へ向かい、次に西に向かいます。暗くなってから沿岸に近づき、ある入り江へ錨泊の予定です」


「どなたかの救出ですか?」


「はい。こういう時の避難計画があり、その合流場所へ向かうのです。それまでに、一度は休んでおいて下さい」


 もちろん、一度は寝ないといけない。

 慣れない事をし過ぎている。

 流石に疲れてきた。


――――――――――――


 ロジャースと別れ、下層甲板の船医室に向かった。

 まだ艦の一部が直りきっておらず、かなづちの音が喧しい。

 そんな中、疲れ果てた連中が、ハンモックの中で死んだように眠っている。


 船医室へは真っ直ぐたどり着けた。

もう、艦内の事は魔道装置そのもの以外はほぼ知り尽くしたと言っていい。

 暮井の財布の位置や、メイナードの魔術書に挟まれている「えっちな絵」など、申し訳ない位に、だ。

 コンコン、とドアをノックすると、船医のイタバシのおっさんが眠そうな顔で出て来た。


「なんだ、アンタか」


 白衣や皮製のエプロンが血にまみれていなければ、漫画に出て来そうなうらぶれた診療所の医師、と言った感じだ。


「さっきはどうも。続きをしに来ました」


「そうかね、どうぞ」


 オレサマが魔法の教科書を見に来たとき、オレサマは朧げながら俺の姿であった。

 甲板にも、ここにも、マリヴェラが居たのだ。

 だから初対面ではない。


「さっきは何事かと思ったがね、アンタのおかげで死にそこなったかもしれない男達が待っているよ」


 中に入ると、寝台に二人の水兵が寝かされている。

 そしてもう一人、寝台に寝かせられないがゆえにハンモックで吊るされた男がいた。

 ハンモックの男は痛みのせいで断続的に低くうなっている。


「そいつ」


 とイタバシがハンモックを指さした。


「風間は腕のいい水兵でして、何とか元に戻してやりたいんですがねえ」


「戻りませんか?」


「私の腕ではとてもとても。アンタのお陰でこうしていられますが、もしかしたらショックでとっくに死んでいたかもしれません。普通なら、死ななくても、もう一生まともには動けませんがね」


「でも、港に戻ればなんとかなるのでは?」


 何故か一瞬間を空けて、イタバシが首を振った。


「いやあ、無理ですなあ」


「ふうん」


 あれ?

 この世界じゃ回復魔法は一般的だから、小さいケガや病気は全く問題にならないし、腕のいい回復魔道師が居れば背中の骨折なんかなら何とかなるはずなんだけれどな。


 俺は風間の身体に触れた。

 「知る」を使うと、患部の状況をはっきり理解できた。


 あいやー。

 やっぱり酷いね。


「ねえ、イタバシ先生」


「なんでしょうね?」


「もし完治したら、どのような報酬をいただけばよろしいでしょうねえ」


「うははは。一生ただ働きで下僕にでもどうです?」


「いいですね。……ではやりますか」


 施術を開始した。

 と言っても、「オレサマ」がしたことをなぞるだけだ。

 眠らせた状態で「知る」を使い状況を把握し、手を冥化で体内に浸透させ、患部を金の雨で満たす。

 そして「言霊」の「なおす」「つく」と魔法の「ヒール」を使う。


 そうすれば、細かい所はもう自動である。


 例えば、このフォアマストから落下した見張り担当の風間の場合、骨盤や背骨を砕いている。

 つまり、皮膚の外から普通に何かするよりも、内部から直接に治療するので、格段に「効く」のだ。


 オレサマがして見せた通り、ここは冥属性が得意な「神族・マリヴェラ」の特性を生かせる場面だ。

 ほぼ自動なのもオツムにやさしい。


「じっくり見れば見るほど、ワタシには参考にならないやり方ですな」


 と、イタバシがぼやいた。


「あとで、さっきの教科書をまた貸して下さい」


「なんなら、差し上げますよ?」


「ホントですか? それは是非」


「メイナードの若先生はああいうのはお持ちではないのですか?」


「メイナードさんですか? 無いと思いますよ?」


 ……無い、とはっきりは言えない。

 見てはイケないモノを見たのがばれるからな。ぷ。


 教科書を読みながら時間が経過した。

 程なく、風間への治療が概ね終わった。


「これでよし、と。私の場合はこういう怪我の治療が得意らしいですね」


「らしい、でこれでは、ワタシは職を失いかねませんな」


 やれやれ、と、イタバシが酒瓶をあけて一口飲んだ。


「その方法、病気にも使えるかもしれませんな。

 ヒールでなく、キュアで。キュアもその教科書に載っておりますよ」


「そうですね」


「次は、そっちの足を吹き飛ばされた奴にしますか」


「いえ……」


 この水兵は、膝から下を切断したものの、無くしてはいなかったので、「オレサマ」がやはり「なおす」と「つく」に「ヒール」を併用して応急でくっつけたのだ。

 応急と言っても、今「知る」で検査する限り、一度千切れたとは思えない程だ。


 あの金色の雨の中、軽傷者は怪我した事に気付かなかった者もいたに違いない。


「そちらの、腕をなくした方を」


 この水兵は、運悪く砲弾が腕をかすめたらしく、二の腕から先を吹き飛ばされてしまったのだ。

 更に運悪く、腕は海に落ちてしまったらしく、見つからなかった。


 残念ながら、無くした部位・欠損した身体は直せない。

 「なおす」もそうだし、ヒールもそうだ。


 魔法生命体のホムンクルスを購入し、その部位を切り取って代用するやり方はある。

 だが余程のお金持ちでもなければ不可能だ。


 実は、この世界では死人も基本的には蘇生できない。

 死者蘇生の魔法は極端に成功率が低く、術者の負担も大きいことになっている。

 ゾンビになってもいい、という遺族はいるかもしれないが、一般的でもない。


 「アンガーワールド」では、各々の思いや欲望を実現しやすいのだが、死んだら大体終わりだ。

 その点、シビアな所がある。


 死にました?

 しょうがないなあ、じゃあ教会で復活の呪文を、とはいかないのだ。


「衝撃波で破れた鼓膜はともかく、腕は再生できませんけどね。……パーツがあれば、別人のモノでも話は違うのですが」


「パーツ?……いや、それは止めておきましょうよ。生者からも死者からも恨まれかねない」


 示唆しただけでイタバシは理解したみたいだ。

 水葬待ちの死者から腕をもらってこの水兵に付けて良いか、という問いだったのだが。


 後は無言で治療して、終わりだった。


「お粗末さまでした」


「いや、助かりましたよ。ホント。艦長はこの後どうされると仰っていました?」


「誰かを救出しに、ワクワク島に上陸すると言うことです」


 イタバシががりがりと頭を掻いた。


「やっぱしなあ。じゃあ、寝ておくか。アンタも休んでおいた方がいい」


「ええ。それでは」


 そして俺もそのまま客室に戻ると、ぱたりと寝てしまったのだった。


――――――――――――


 ドアがノックされた。


「マリヴェラさん!」


 ロランの声だ。


 ……後五分だけ……。


 どんどんどん!


 ああ、もう。

 ようやくの事で起き上り、しわしわの服のままドアを開けると、ロランがギョッとしている。


 あー?


 ……俺、そんなギョッとされるほど酷い寝起き顔してるの?


「か、艦長が士官集会室までお越し願っております!」


「直ぐ参ります。少々お待ち下さい」


 俺は一旦ドアを閉めると、タオルで顔をゴシゴシ擦った。

 そして帆布の切れ端で髪を後ろでくくる。

 オレサマが帆から千切った帆布である。


 丸い窓の外はまだ明るい。雨は相変わらず降っていた。

 再びドアを開けると、ロランが待っていた。


「行きましょう」


 客室から士官集会室は直ぐそこだ。

 そこでは、士官と准士官、八島も顔をそろえていた。


 八島が俺に手を上げてきたので、その隣に坐った。


「よ、女神様」


「何ですか?」


「大活躍だったそうじゃないですか」


「そうでもないですよ」


「髪が金色になってパワーアップしたなんて、まるでスーパーサ〇ヤ人……」


 俺は八島に全部言わせずにその口を塞いだ。


「ねえ、そういうの止めていただけませんか?」


「は、はい……」


 俺と八島がじゃれていると、ロジャースが部屋に入ってきて手を叩いた。


「よし、揃っているな。では、これからの行動予定を話す」


 そして持っていた海図を机に広げた。

 始まりの諸島三の島、別名ワクワク島東部の海図だ。


「ここが現在地。本艦は現在南下中で、

 もう二時間ほどで月影浦に達し、投錨する予定だ。

 風雨が強まっている。見張りは欠かさないように」


 ディレイラと言う枯れ木のような爺さんが手を上げた。

 彼がこのスパロー号の航海士である。


「まあ、地形と嵐は問題ない、が、沖から敵に発見されたら、それかそこに敵がいたらなんとするね?」


 前者は大いにあるだろう。

 船一つを台無しにされているのだから、彼らの僚船がスパロー号を探しに来る可能性はある。


 ロジャースは肩をすくめた。


「この余所者には危険な一帯に、日の落ちつつあるこの時間、この天気で近づこうとする敵が居たら、敬意を表します」


「それもそうじゃが」


「月影浦に敵の気配があれば、一旦北に引き返し、蓑山の陰に投錨しようと思います」


「ふむ、なら大丈夫じゃろ」


 ロジャースが続けた。顔がほんのり赤い。

 ワインの香りが鼻をくすぐった。


「目的は、姫様のお社の方々の救出です。何時か訪れるであろうこの状況の為に、行動計画を作って置いたのです」


「姫様、というより、ユキ様、か」


 八島の呟きに、ロジャースが頷いた。


「はい。ポントスのヴェネロ島平定時の行動から推測して、支配層の絶滅を目指すと言うのが基本方針と思われたからです」


 何人かがため息をついた。


「もしユキ様達が脱出できていれば、お社の北から月影浦に潜伏する運びとなっています。王都の状況が分からないのでまずは行ってみる事とします。何もなければ、遠征隊を組織していける所まで南下します」


 八島が手を上げた。


「もし救助出来て、その後は?」


「おそらくアグイラへ向かう事になるでしょう。アグイラまで封鎖されていると言うことは考えにくいですが、万一の場合は北へ向かいます」


「了解です。その前提で必要になりそうな書簡を作っておきます」


「お願いします。上陸部隊は二隊。クロスビーは一隊を率いて月影浦の上陸地点を警護。私とマリヴェラさん。ネルソンとジョージ。風間は……」


 船医のイタバシが首を振った。


「そうだったな。では、ベルとササ、マツムラとペドロ。後は……」


「ディクスで」


 すかさず暮井が言った。


「宜しい。我々は、月影浦に誰もいなかった場合には南に向かい、

 脱出してきているかもしれない方々をお探しする。

 スパロー号には暮井が残る。後で命令書を渡す」


 その暮井は頷きはしたものの、承服はしがたいようだ。

 まあ、下手したら上陸部隊を見捨てて逃げないといけない役回りである。

 本人は貧乏くじだと思っているだろうが、信頼されていると言うことだ。

 あとは一頻り打ち合わせ、解散となった。


「マリヴェラさんは、キャビンにお越し願えますか?」


 ロジャースが声をかけてきた。


「コーヒーいただけるなら」


「それはもう、いくらでも」


 と言う訳でキャビンについてきた。


 早速給仕がコーヒーを入れてくれた。

 俺がお願いして、熱いままをいただいた。


「有難うございます、イエロさん」


 給仕のイエロは急に自分の名前が呼ばれたことに驚いていたが、やがて頭を下げて下がっていった。


「食事は必要ですか?」


「いえ、大丈夫です」


 神族として半日以上過ごしたが、どうも生理現象はないようだ。

 下手したら代謝も無いだろう。

 毛穴が無いのは分かっていたが、首から下の体毛も無いし、肌をよく見ると血管も見えない。

 だからマネキン人形のような雰囲気なのだ。

 胸に手を当てると、鼓動すら感じない。


 細かい設定がどうなっているかは良く知らないが、多分自然系精霊みたいなモノなのではないか。

 そもそも属性能力の「吸収」可能な属性が四つもあるのだから、慣れれば体力なんて全く減らないかもしれない。

 食べたモノがどこへ行くのかはさっぱりわからないけどな。


 ロジャースは自分のコーヒーを飲みながら、何を言おうか考えているようだった。


 俺は待った。


「ユキ様は……。国王陛下の長女です。

 皇太子殿下は母が違う弟に当たります。

 ユキ様の母君、つまり元王妃様は、

 優しく、お綺麗な方でした。

 ……私は、あのお方の娘、ユキ様をお守りしたいのです」


 なるほど。

 母上に惚れてんのか、娘さんに惚れてんのか。

 俺も美人には眼が無いから話は分かる。

 しかし疑問がある。


「なぜその様な話を私に?」


 ロジャースが肩をすくめた。


「あなたの協力を得るのに、その方がいいと思いました」


「答えになっていない気が?」


「……八島さんと話をしたのですが、マリヴェラさんは……八島さん流に言うと『中の人は僕と同じ三・四十代男性』ですよね?」


 ……。


 何だい。せっかく猫かぶっていたつもりだったのに。


「ばれてます?」


 ロジャースが声を上げて笑った。


「それは、もう。初めから。私はレディの扱いには慣れていますからね」


 俺は目を丸くした。

 とんでもない事をサラッと言いやがる。


「色男め! ……いや、いいです。分かりました。どうせ乗りかかった船ですし。協力します。ただし、報酬はいただきます」


「報酬ですか……?」


「ま、手付けはこのコーヒーって事で」


 一瞬困惑したロジャースが安堵した顔をした。


「そうですね、今の我々には何も無いですが、分かりました。何時かそのうち」


「ではそれで」


 むしろ、タダで協力すると言った方が、ロジャースには心苦しいと思ったのだ。


「それと、私を呼ぶときにはマリさんでどうぞ。なんか言いにくそうで」


「それは助かります」


「では、残り時間、準備していますので」


 俺は立ち上がると、ロジャースと握手し、そのまま客室に戻った。


――――――――――――


 準備とは、イタバシにもらった魔法の教科書を引き続いて読む事だ。

 そしてざっと読んで見て分かったことは、魔法とは、魔法陣と得られる結果のイメージを心に描いて念じるものだ。

 言葉にできれば尚いい。


 ある一つの魔方陣が意味する魔法は一種類。

 ここが問題だ。十種類の魔法を覚えたければ、十種類の魔法陣を覚えなくてはいけない。

 プロ級になれば、細部はアレンジ可能ではある。


 ただし、オレサマはともかく、俺がすぐに「ヒール」を習得できたのは、魔方陣が単純だからに過ぎないと思われる。

 初歩的な魔法は、効果も単純だが、記憶力の無い俺でも覚えられる程度に単純だ。

 複雑な魔法は、魔法陣自体が三次元だったり四次元だったりするそうな。


 ……四次元ってなんだよw


 また、魔法の強さは、イメージの描像と意志の強さによる。

 思念場に働きかける力が強ければ、結果も強化される。


 代償は、精神的な疲労だ。


 初心者がいきなり大きな結果を望むと、こん睡状態になったり、発狂したりしてしまうらしい。

 すでに憶えた「ヒール」以外に、今ここで覚えられそうな魔法……。


 病気を癒す「キュア」。

 毒を抜く「アンチポイズン」。


 この二つはいるかもしれない。

 これだけ?


 記憶については一応「知る」を使った裏技は有るものの、基本的に俺は記憶力に自信が無い。

 という理由も有るけど、属性を使って結構色々何とかなる筈だからだ。


 月属性が高いから「スリープ」なんかは魔法でなくとも意のままに使えるだろうし。

 水辺であれば「ウォーターガン」もイケる。

 ただ、属性についてはオレサマがやって見せてくれた以上の事は、手探り状態だ。


 この教科書、分かりやすいが、ホント魔法の事しか書かれていない。

 魔法を知りたい人向けの本だからしょうがないけどさ。


2019/7/27 ナンバリング追加。本文微修正。

2019/9/3 段落など修正。

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