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御伽噺に導かれ異世界へ  作者: ペンギン一号
死んだ先が異世界で
10/75

フォルと一緒に異世界へ





さて、無事名付けも終わったことだしステータスを確認するかな。

フォルに向け鑑定を使う。




【名前】 フォル

【種族】 幼鳥種

【職業】魔法師

【性別】女

【年齢】21歳

【レベル】29

【体力】215/215

【魔力】704/704

【攻撃】32

【防御】50

【俊敏】91

【運】1000

【スキル】 鑑定 飛行 無詠唱 魔力操作LV4 風魔法LV3

【特殊スキル】 幸運操作

【称号】幸運




おお!初めての後衛タイプだな。戦略にも幅が広がるし嬉しい。

もっと詳しく見てみるか。




【幼鳥種】:成長しても子供の姿を保ち続ける鳥種。幼い体ながらも魔法に関しては無類の強さを誇る。


【飛行】:羽がある種族のみに発現するスキル。このスキルを持つものは種族を問わず空を飛ぶことが出来る。


【幸運操作】:他者の運を吸い取り自身へと溜め込み、他者へと受け渡すことが出来る。但し自身のレベル以上の対象からは吸い取ることができない。



なかなか便利なスキルばかりだった。

空を飛び上から魔法を放ち、幸運操作もある。中々強いじゃないか。

フォルの強さに喜ぶ。

そこから俺はフォルから借りるスキルの選別に入っていく。

んー、幸運操作はフォルがいればいいしな。あー魔法も捨てがたいなぁ…でもやっぱりこれかな。

俺は最終的に飛行を選択した。


制空権は戦闘にも使えるし、飛行出来れば時間短縮にもなる。うん、これしかないな。


「フォル、悪いが飛行スキルをコピーさせてもらってもいいか?」


「コピー?」


「ああ、フォルの契約でレベルが上がってな。俺は契約者からレベルの数だけスキルをコピーでにるんだ」


「成る程、ええ宜しいわよ」


「ありがとな」


了承も得たので魔導書に手をかざし唱える。


「『飛行スキル』」


(了承しました、飛行スキルがセットされます)


よしコピーできたな。

スキルを無事に借りられ安心した。






―――――――――――――――――






スキル確認も終わり一息つきながら今後の方針を話し合う。


「とりあえず今からはフォルのレベル上げから始めるか」


「そうにゃね、かなり差があるからその方がいいにゃ」


「あら?そんなに離れてるの?見てもいいかしら」


「ああ、構わないぞ」


俺も確認のため自身に鑑定を使う。




【名前】 御伽 紡

【種族】 人間種

【職業】童話契約師

【性別】男

【年齢】16歳

【レベル】52

【体力】894/894

【魔力】3230/4230

【攻撃】456

【防御】231

【俊敏】512

【運】830

【スキル】 鑑定 飛行 刀術LV6 回避LV6 体術LV4

【オリジナルスキル】 童話契約 絵本の世界 スキルコピー(契)LV2

【称号】異世界を行き来するもの 捨てられしもの

魔導書契約者 バトルジャンキー

【契約】にゃん吉 フォル




かなり強くなっていた。

紡は学校終わり毎日異世界へ飛び、深層に向かってモンスターを狩り続けていた。嫌々ながら付き合うにゃん吉と一緒に。

毎日の連続戦闘により二人のレベルとにゃん吉の精神耐性は着実に上がっていた。


にゃん吉も見てみるか




【名前】 にゃん吉

【種族】 幻獣種

【職業】猫騎士

【性別】女

【年齢】6歳

【レベル】50

【体力】1010/1010

【魔力】870/870

【攻撃】376

【防御】608

【俊敏】403

【運】105

【スキル】 鑑定 雷魔法LV5 剣術LV7 精神耐性LV4

【特殊スキル】 騎士の誓い

【称号】 ゆるキャラ 苦労猫




うむ、いい成長具合じゃないか。スキルも上がりステータスもいい感じに伸びてるな。

一人成長に喜んでいる。


「また…精神耐性が上がっているにゃ…」


「この調子ならレベル10まですぐにいけそうですな」


裏ではにゃん吉がピーに慰め?られていた。



「これは中々ですわね…私も頑張らなきゃいけないですわ」


「大丈夫だ俺たちが手伝うから」


「よろしくお願いしますわ」


任せとけ直ぐに上げてやる。

俺は無意識にニヤリと笑っていた。






―――――――――――――――――






その後俺たちは日課であるレベル上げに来ていた。


「まずは飛行スキルを試してみるか」


するとフォルがアドバイスをくれる。


「飛行スキルはイメージが大切よ、空を飛ぶイメージで使うの。まぁ、私を召喚できたご主人なら問題ないと思うけどね」


そうか、イメージか。それなら得意だ。

よし、やってみるか。

水中に浮かぶように空に浮かぶイメージをすると、ふわりと体が浮き中へと浮かび上がる。


「一発成功とは凄いわね。問題なく飛べているわ」

思ったよらも簡単だったな。

俺は一通り飛び回ると降りてきて、にゃん吉を拾い上げる。


「んにゃ?どうしたにゃ?」


「にゃん吉はここな」


頭の上ににゃん吉を乗せる。にゃん吉がしがみついたのを確認すると、ふわりと空に浮かんだ。


「高いにゃー!!」


キラキラした目でにゃん吉は喜んでいた。


「よし、じゃあ狩りへと向かうか」


「ええ頑張りますわ」


3人はその場を飛び去っていった。



とりあえずフォルの戦闘力確認からだな。


「フォル、悪いけど一人で戦ってみてもらえるか?」


「ええ宜しいわよ」


んー…どいつにしようかな。上空からモンスターを探していく。

お、あれいいな。




【名前】 レッドウルフ

【種族】 魔狼種

【レベル】26

【体力】132/132

【魔力】31/31

【攻撃】67

【防御】36

【俊敏】102

【運】16

【スキル】 牙技LV3 爪技LV2

【種族スキル】 遠吠え




「あそこにオオカミ居るだろ?それを倒してみてくれ」


「分かりましたわ」


フォルは猛スピードでレッドウルフへと飛んでいく。5メートル近くまで近寄るとフォルから「ふっ…」という音とともに何かが飛び出す。

するとレッドウルフの首が裂け、そこから勢いよく血が溢れる。

そこからは上空から一方的に攻撃をおこなっていく。

急な襲撃に混乱するレッドウルフは最初の一撃が致命傷だったのか少し経つとよろよろと倒れ伏す。


成る程な、あれが風魔法か。視認できず早いスピードで飛んでいくその攻撃は強力だな。

うん、これなら問題なくレベル上げできる。



「私の戦いはどうかしら」


「とても良かったよ。これなら問題なくレベル上げ出来そうだ」


「頑張りますわ」


頭の上ではフォルの事をにゃん吉がとても可哀想なモノを見るような瞳で見つめていた。





それから数時間俺たちは暗くなった為、地球へと帰ってきていた。


「ご主人様はおかしいですわ…あれ程の連続戦闘するなんて…」


「お疲れ様にゃ、フォルは頑張ったにゃ」


フォルをにゃん吉が慰めている。

今回はフォルも初めてだったし控えめに戦ったんだけどなぁ。


「ご主人はバカなのにゃ、諦めるにゃ」


「ええ、納得しましたわ」


酷い言われようだった。


「悪かったって、一先ずお腹も空いたしご飯でも食べよう」


「おまたせしましたぞ、本日は色々な味の餃子を作ってみましたぞ」


ピーがご飯を運んできてくれる。

おー!美味そうだ!


「「いただきます(にゃ)」」


俺たちはすぐさま手を付ける。

やはりめっちゃ美味いな、これはチーズ入りか。ジューシーな肉の脂にコクのあるチーズが絡みつき味わい深い一品となっている。

これは、カレー味か。ピリッと効いたカレーのスパイスが餃子の味を引き上げ、鼻から抜けるスパイスの香りが食を進ませるな。


俺とにゃん吉はばくばくと食べ進めていった。


「いただきますわ」


フォルは女性らしく優雅に海老餃子を啄む。


「っ…これはすごい」


ここにまた、ピーの料理ファンが出来上がっていた。



「あー…また食べ過ぎたな」


「お腹いっぱいにゃー…」


「私も柄にもなく食べ過ぎましたわ…」


床には1人と2匹が仰向けで倒れていた。


「今日もいっぱい食べていただき作った甲斐がありますぞ」


ピーは笑顔でそう答える。

俺たちは動けるようになるまでずっとそこに倒れていた。


ようやく動けるようになり、俺は風呂に入る。


「今日も色々あったな…」


お湯に浸かりながら天井を見上げ一人呟く。


フォルが仲間になったのは大きかったな。上空からの魔法要員はとても心強いからな。

フォルの加入を心から喜んでいた。



あーそういや明日は土曜日か、またウェルドの街へといってみるとするかな。宿屋のマリーちゃんとの約束もあるし。

それと、魔石が大量に集まっていたな。あれも持っていってみるか。

金はもう無かったし、少しでも金になればいいな。


風呂の中、明日からの異世界探索を考えながら胸を膨らませていく。


風呂から上がりベットへと向かうとそこにはいつも通りベットの上は陣取られていた。

いつもと違うのは今日から1匹増えている事だ。


俺はベットに入ると優しく三匹を撫でて、眠りに入る。

いつもより増えた温もりを感じながら。






―――――――――――――――――――






「そろそろいくぞ」


探索の準備が終わり、拠点から出ようとする。


「紡、待つのですぞ」


「ん?どうした?」


「これを強化しておきましたぞ」


ピーから一本の木刀を渡される。


【異世界の木刀】:異世界の木材を使い、一流の大工職人が削りあげた一品。魔素にさらされた事でとてつもない強度を誇る。



これはなかなか…


「ありがとう使わせてもらう、それじゃ行ってくる」


「気をつけるんですぞ」


俺はにゃん吉を頭に乗せ、フォルと一緒に浮かび上がる。

目指すはウェルドの街!

二匹と一人は目的地を目指し、異世界の空を楽しげに飛んで行った。






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