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独居

デザイン学校の寮だが

埼玉のJR沿線にあり、全国から、

右も左も判らない若者が

わんさと集まって居た。

毎朝朝礼があり、点呼があった。

朝夕は寮の食事があったが、

食事を初め学生達には多くが不満の種だったようである。

一番は課題が多い割に門限、消灯時間が早かった。

六畳三部屋程に十人位だったと思う。

どうしても足りない処は段ベットのタコ部屋システムで凌いだものだ。

毎夜、10時頃が消灯で、課題制作が済まない者は、

見回りの週番の目をかいくぐって、

明かりを消したり点けたり。

「来たぞ、来たぞ。」

当時の寮は夏と云っても冷房なども当然無い時代。

一番の理由は、小スペースとプライバシーの事で、

寮から去る者は多かった。

私も田舎の両親に無理を言って、

寮を出ると到頭一人生活をする事に決めた。

引っ越す先は、茨城県の西端、

取手市だった。

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