道は遠い遍路
曾て
自己の創作活動のエリアを豊かにすべく
仕事を調節し 夜間のインテリア・デスプレイの授業を受けましたが、
その頃、代々木にあった、
大手代理店の一部署G○社に入社しました。
その頃パソコンを使えないと
この世界では生きて行けないぞ!
そんな噂は、
デザインに限らず
いろんな業界でも
云われていたんだと思います。
それでも、
デザイン業界でパソコンと云えば、
日本国内では
PC-9800 シリーズ等が知られていて
あっちの事務所
こっちの事務所で
ガッタン、ガッタン
ガチャ、ガチャ
ガッタン、ガッタン
ガチャ、ガチャ
ガッタン、ガッタン
ガチャ、ガチャ
非常に喧しいものでした。
モニター表示も
とっても 実用性には欠け
プリンターも
タイプライターのような
ドットが一杯のもので、
ガッタン、ガッタン
ガチャ、ガチャ
ガッタン、ガッタン
ガチャ、ガチャ
お世辞にも
クリエティブ…
には
及びも着かないものでした。
そして、
その後も
より、創造的な仕事を求め
ある時は
出版関連、
ある時は
新宿大手でパートの
デスプレイを手がける
代理店に
勤め
腕を上げたのか、
摘まみ食いで
器用に成ったのか
定かでは有りませんが、
多くの職場を
遍歴したものです。
パートナーの
元 お嬢さんも
嘆くのは 無理も無い事でした。




