求愛の始まり
「妹に求愛される日々』はまず名前付けに困りました。でも我ながらいい名前!
今日は俺、愛川琉輝(あいかわ りゅうき)の18才の誕生日、そして今俺は妹に求愛されている。俺の妹 紅葉は父の再婚相手の娘だ。
紅葉 「りゅう君誕生日おめでとう私たち、やっと結
婚できる歳になったね」
琉輝 「紅葉さん…つかぬことをお聞きしますがこれ
何」
琉輝の目の前にはバースデーケーキではなくウエディングケーキがあった。しかも、てっぺんには琉輝と紅葉の人形が乗っていた。
琉輝 「普通は誕生日おめでとうとかいてあるはず
だが」
紅葉 「さぁ、りゅう君と私の夫婦初めての共同作
業をしよう」
琉輝 「………紅葉まず色々質問させてくれ」
紅葉 「なぁに?」
琉輝 「このケーキは何だ」
紅葉 「何って2人の愛の結晶だよ」
「愛情込めて作ったの♡」
琉輝 「 なんでお前が俺に求愛してるんだ」
紅葉 「なんでって好きだから いや愛してるから」
琉輝 「いや、俺ら兄妹だよな」
紅葉 「愛の前にはそんな壁関係ないよ」
琉輝 「おかしいだろ」
紅葉 「あっ、誕生日プレゼント忘れてた」
「はい、どうぞ」
琉輝 「 ありがとよ」
「紅葉この結婚届何だ」
紅葉 「りゅう君には私をプレゼントしようと思っ
て」
琉輝 「もう学校行く時間だから行くわ」
紅葉 「待って私も行く」