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見えた


夢で会えるあの人は

後ろ姿しか知らないの


凛とした

精悍な出で立ちに


美しさと恐怖を感じている


彼は私の夢の中に

また今日もいるのだろうか


だんだんと

振り返ってきているあなた

あなたの素敵な横顔に

感じるこの気持ち


ねぇお願い


こっちを


早く


ねぇお願い


起きてる時も

あなたのことが頭からはなれない


あと少し

あと少しなの


あなたの顔を見たら

私はもう

目覚めない


確証はない

でも

そんな気がする


よくある話でしょ


だからね

逆に

あなたを

私の夢から出してあげないことにしたの


嬉しいでしょ


あなたも私が好きなんでしょ


ずっと

ずっと

ずっと


私の夢の中にいて


私から離れないで


私の夢の中にいれば


私たちは

永遠に一緒にいれるでしょ


あぁ

早く会いたいわ


いつになったら

あなたは振り返ってくれるの


ふふ

恥ずかしがり屋さんなのね


さあ早く

こっちを向いて


あなたはどんな顔をしているの


早く見せて


見たい

見たい

見たい

見たい

見たい

見たい

見たい

















見えた

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