1/5
プロローグ
今まで、自分がいくら望もうとも、世界が変わることなんて、ないんだと思っていた。
ましてや、自分が主人公になることなんて、絶対に
彼女は窓際の自分の席で、本を読んでいた。
長い髪の毛が風でゆれ、ふんわりとたなびく様はとてもきれいで、まるで絵画のようだった。
僕はその絵を壊さないようにしつつ、彼女に話しかける。
「ねぇ、あのさ、一体どんな本を読んでるんだ?」
彼女は本をパタンと閉じた後、こっちを見て、軽く微笑んだ後僕にこういってきた。
「ああ、これ?この本は・・・・世界の台本よ」
その言葉で、僕の世界はたった一瞬で 非日常な世界へと、変わっていったのだった。
プロローグです。
興味を持ってくださった皆様。最後まで付き合っていただければ幸いです。よろしくお願いします!




