表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『観察者』

作者: 鈴鏡 涙刃

久々の短編です!

思い浮かんだ物をざざっと書いてしまっていたので、

駄文MAXだと思いますが、はいw

一応は前回の『白』・『黒』との話も関連してます。

良ければどうぞっ!

私はずっと、右斜めから『君』を観察していた。


一人の時、小説を読んでいる時

友達と他愛も無い会話をしている時

そう、どんな時も



だけど



私はそんな『君』が何かを眺めている時だけは、

嫌いだった





だって、そんな『君』が唯一リアルを見ているから





いつもの『君』はバカみたいに騒いじゃって、

少しMなのかいじられる役で、

でも、案外負けず嫌いで、

テニスをしている時の顔はさっぱりしていて、

シャーペンをよく壊すクセに文房具好きな『君』


女子と話すのが苦手そうにして、

交わす言葉はアニメの内容ばかり。




『君』





愚かな『君』





どうして?






空を見ている『君』は隕石でも求めるようで

机を見ている『君』は全てを拒絶しているよう


雨を見ている『君』は心の汚れを流したがっていて

人達を見ている『君』は変に羨ましそう


ネットを見ている『君』は現実逃避を夢見ているかの眼差し

時計を見ている『君』はタイムリープしたがっている




白黒な世界に飛ぼうと足掻く君は風船のようで

いずれ破裂し堕ちてくる

その度、本当の風船のようにしぼんでいてバカみたい

それを繰り返して作った『風船かめん』は生きた日数を遥かに超えたね


まあまあ、とりあえず

今の『君』には地べたがお似合いよ。





それでも懲りずに君は行く

まるで、玉砕覚悟の神風特攻

堕ちては突っ込む愚直な『君』は、

国家を愛する兵隊さんのお真似事?





なのに本物同然、中身は単純


60%の不安と39%の無

後は0.4%の信頼と0.6%の革命心





これじゃニワトリにも負けそうね







けど、そんな『君』が羨ましい




憎いほど

つらいほど

怒りがこみ上げるほど

溺愛しそうなほど

とても・・・とても






時たま観察の目がゆるむとすぐさま、

悲痛な白黒世界は未だにあんな『君』を手招きするみたい。


入って買うのは片道切符

死神様もゴメンみたい

あんな子、地獄に連れて行くのは







興味を持った「大好き(だいきらい)」な『君』

興味が持てない「大嫌い(だいすき)」な『君』






そこで気付いた。


アレ、私はどこで狂ったの?








そもそもいつの間に観察をしていたの?

どこを観察しようと思ったの?

何を起点に観察しようとしたの?

と、言うか観察って何?






ああああああ・・・・・・。







そう思う頃には、手は『君』の肩に・・・。







驚く『君』の目は光を失っていて

稚魚の方がマシなくらい


微妙な息使いに私は震えてて

私の張り巡らしていた繊細なバリアは

ガラス細工のように崩れ

熟考する余裕なんて与えてくれない

『君』を今ほど憎んだ事は無かったよ




だって・・・。



心の一拍置いて、こう言い放つ。




「今から『君』を削除デリートします。」

えーと、いかがだったでしょうか?

気付けば私、あんまり書いた事が無いのですよ。

何をかと言いますと・・・。

こういう文です。

ですけど、少しでも皆さんの心に残ればと思い、

書かせて頂いています。

また、ペースを上げて「魔王なんて居ない!」も書いて、

アップしますので、よろしくです。

ではではっ!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ